越えた先

昨夜、自宅にて次回作チラシ用の撮影をしました。
撮影はいつも「レイアウトの想定」に沿って撮ります。
普段は思ったぐらいの仕上がりになるか、脳内イメージに届かないか。
今回は仕上がった画像を見て・・・どうやらそれを超えてくれたようです。
久々の感覚でした。

抜きつ抜かれつ。
僕が宣伝美術で一番やりたいことです。
追い越された。そして、今度は抜く。
僕が良い使い方を考えて前に出る番だ。

思った通りのものを作れるような能力は僕にはない。
だから、いつも予想外のものができるんだと思います。
で、当然下にも上にもずれるんですが
あっもしかして上にずれたかもしれない、と思ったらチャンスです。
必死にしがみつき、できる限り下がらず、もう少しと欲を出す。
それができたら自分が想像できる範囲にないチラシになる。
それで本編舞台がもっと楽しいものになってくれたなら
僕がチラシを作る意味もあろうというものです。