ゑんぢんぶろぐANOTHER!

環境の激変に当の本人が一番馴染んでいない現状…まぁぶろぐは二つとも変わらずまったりどうでもいい事をつらつら書くだけだが。

シリーズ「読了」

2018-02-02 15:24:53 | 読書
「からくり探偵・百栗柿三郎 櫻の中の記憶」
著者:伽古屋圭市

前作っ「からくり探偵・百栗柿三郎」

著者の過去作
っ「なないろ金平糖 いろりの事件帖」
っ「帝都探偵 謎解け乙女」

「屋根裏の観測者」…様々な部分がいろんな作品をイメージさせる話だ(タイトル一つでもそうだが)。著者特有のアクロバティックな謎解きが混乱させるが、生々しいネタが混ぜ込んである割には読後感は悪くない。

「さる誘拐の話」…大ネタが炸裂した後にタイトルを見ると二度楽しめるというww

「櫻の中の記憶」…これまた毛色の違う女工哀史みたいな…。巻頭からちりばめた「幕間」の話が美しく収束していく。

全編に渡って著者の「ミステリー愛」がちりばめられている。詳細は解説を熟読の事(丸投げ←)。

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« うだうだ | トップ | 「犬猫鳩鯉ギャラリー(仮題)」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事