シリーズ「読了」

「薬師寺涼子の怪奇事件簿
海から何かがやってくる」
著者:田中芳樹

関連記事っシリーズ「読了」:「薬師寺涼子の怪奇事件簿 魔境の女王陛下」
(上記記事より他作品にもリンク。)

キャラの口を借りた「著者の政治信条」が結構バッシングを受けるこのシリーズだが、ストーリーそのものに影響を与えている訳ではないから気にしていない。
(正直オレも大差無い考え方だしな。)

某レビューでも指摘された通り「結局『敵の正体』が何だったのか?」がスッキリしない所が一番大きな減点材料。
いままでのは化学非科学は別にして無茶は無茶なりに「正体」は特定されてきていた。

お話それ自体はいつものように軽快で驚かせてもくれるし、ヒロイン:薬師寺涼子の無双っぷりやツンデレぶりも健在で面白かっただけに、そこだけ残念。

「満足度:○」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ