ゑんぢんぶろぐANOTHER!

環境の激変に当の本人が一番馴染んでいない現状…まぁぶろぐは二つとも変わらずまったりどうでもいい事をつらつら書くだけだが。

シリーズ「読了」

2016-09-17 05:48:28 | 読書
「玩具店の英雄~座間味くんの推理~」
著者:石持浅海

著者の過去作っ
「わたしたちが少女と呼ばれていた頃」
「ミステリ魂。校歌斉唱!」

通称「座間味くん」が繰り広げるアクロバティック(?)な推理展開が目からウロコな連作安楽椅子探偵もの。
前作が基本的におっさんだけだったのがアレだったのか、今回は科学警察研究所の女子職員が登場。

…「些細な引っ掛かり」やら「見逃された矛盾点」を皮切りに論理的な(時として非論理的な)推理のドミノや畳み込まれる大風呂敷を見ていると、あまり関係無いはずなのにいつもハリイ・ケメルマンの「九マイルは遠すぎる」が頭に浮かぶ。

特に著者の石持浅海にはこうした印象が強いからかも知れない。
見事に収束する物語には、ため息と称賛しかない。

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

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