ゑんぢんぶろぐANOTHER!

環境の激変に当の本人が一番馴染んでいない現状…まぁぶろぐは二つとも変わらずまったりどうでもいい事をつらつら書くだけだが。

シリーズ「読了」

2020-08-09 17:42:37 | 読書
「探偵の鑑定Ⅱ」
著者:松岡圭祐

参考記事っ資料室(仮):「松岡圭祐」へGO!

もちろんずっと悔しいからこのレビューでもネタは割ってやらない←意味が解らない人は前作のレビューを参考の事っシリーズ「読了」:「探偵の鑑定Ⅰ」

日常の謎系の「万能鑑定士Q」とハードアクション系「探偵の探偵」のコラボ作品で両シリーズの最終章に当たる…ハズなのに…実は(ネタバレ防止フィルター稼働中)

ドンデン返しに次ぐドンデン返し、一番最初の事件から誰が「この未来を予想」し得たか?

「探偵の探偵」エッセンスと「万能鑑定士Q」のテイスト(一捻り有り)、加えて「特等添乗員α」のシチュエーションと来たw
それぞれが個性的なのによくミックスできたと思うわ。


(小声)約一名キャラ設定がブレてるのが気になるが、もしかして(抜かりない著者の事だから)どっかにそんな伏線が?


ゲストに「過去作のキャラ」だけでなく、次シリーズのヒロイン「水鏡瑞希」を絡ませるという…変身ヒーローもの最終回や劇場版でのド真ん中王道展開←
つか「あの人」とかキタ――(゚∀゚)――!!だったわw(予想してたのに出なかった人も居るけど)

中盤から終盤にかけては怒涛の如く(色々な意味で)整理され、片付いていくのでストーリーを追うのが精一杯(しかも本筋をどこに置くのかで微妙に個人差が出て来るからもっと大変)。

それでも大団円?にあの少ないページ数で辿り着くのは素直にスゴいと思う。

結末にはそれこそ読者によって異なる感想があるだろうから憤る人が居るかも知れないし、満足する人も居るかも知れない(事実某所のレビューでは賛否両論で真逆の意見が入り乱れている)。

まだ個々のシリーズで読み残しがあるから追々拾って行くとして…著者の異常な刊行スピードに追い付ける日は来るのだろうか…←


蛇足…いやしかし他の三人はともかく水鏡瑞希がソコに居るのはオカシイだろ…と思わないでもない(読めば何となくご理解いただけるかと)。


「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

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