シリーズ｢読了｣

｢看護助手のナナちゃん(7)｣
著者:野村知紗

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6巻で角田ばぁちゃんと仲良くなった徹くんは退院してからも角田さんに会いに来る。この二人(と徹くんのカノジョ)の関係性、互いを思いやる心がとても優しくて嬉しい。

佐々山さんの妄想はいつも、皆に優しい…。

｢寂しゅうないよ。あんたがおるけえね。人生は思うよりええようにできとるよ。｣


中山さんとタマ子さんはカーテンの仕切りを取っ払って、気持ちも少し近付いた。

真ん中辺りに…命と平和についてのエピソードがある。…広島出身だけに著者は｢8月6日｣への思い入れは強いのかも知れない…。

看護助手仲間のはなちゃんの、決意の卒業…こういう別れもある…。


｢不幸せの数 数えるより、幸せの数 数えるもんよ｣


相変らず、心に直接響くマンガ…。不意に泣かせるマンガ…。


｢満足度:◎｣
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ