【 あまたあらぬ 名をしも惜( を )しみ 埋( うも )れ木( ぎ )の 下( した )ゆそ恋( こ )ふる 行( ゆ )くへ知らずて 】 この世に たったひとつのなまぇ たぃせつにして &nbs . . . 本文を読む
【 高山( たかやま )ゆ 出( い )で来( く )る水の 岩に触( ふ )れ 砕( くだ )けてそ思( おも )ふ 妹に逢( あ )はぬ夜( よ )は 】 高山から でてくる水が 岩にふれて & . . . 本文を読む
【 我( わ )が船は 明石( あかし )の水門( みと )に 漕ぎ泊( は )てむ 沖辺( おきへ )な離( さか )り さ夜更( よふ )けにけり 】 このぉ船 明石のみなとに こぃでとめましょぅ 母なる海
&nb . . . 本文を読む
【 夕占( ゆふけ )問ふ 我( わ )が袖( そで )に置く 白露( しらつゆ )を 君に見せむと 取れば消( け )につつ 】 ぃとしぃぁなたさまに ぉ逢ぃできるかと 夕占してぃました すき &nb . . . 本文を読む
【 風早( かざはや )の 三穂( みほ )の浦廻( うらみ )を 漕ぐ( こ )ぐ船の 船人騒( ふなびとさわ )く 波立つらしも 】 風さまはやぃ 和歌山県 日高郡 美浜町三尾ぁたりの浜辺を 母なる海 こぃでぃるぉ船の &nbs . . . 本文を読む
【 朽網山( くたみやま ) 夕居( ゆふい )る雲の 薄れ去( い )なば 我( あれ )は恋ひむな 君が目を欲( ほ )り 】 大分県 直入郡の 久住山( 1787m)さまに かかってぃる雲さま &nb . . . 本文を読む
【 粟島( あはしま )に 漕( こ )ぎ渡らむと 思へども 明石( あかし )の門波( となみ ) いまだ騒( さわ )けり 】 粟島さまに
ぉ船をこぃで わたりたぃのに 母なる海 明石の瀬戸の波さま 魂の響なってぃますね ぃとしぃぁなたさまと . . . 本文を読む
【 網引( あびき )する 海人( あま )とか見らむ 飽( あく )の浦( うら )の 清( きよ )き荒磯( ありそ )を 見に来( こ )し我( われ )を 】 地引き網をする 海人さまと 見ぇなぃでしょぅか 母なる海で はたらぃたことのなぃ . . . 本文を読む
【 潮干( ふ )れば 共に潟( かた )に出( い )で 鳴く鶴( たづ )の 声遠( こえとほ )ざかる 磯廻( いそみ )すらしも 】 沖のほぅまでぁさぃ
母なる海
潮がひぃてぃるので . . . 本文を読む
【 我妹子( わぎもこ )に 我( あ )が恋( こ )ひ行( ゆ )けば ともしくも 並( なら )び居( を )るかも 妹( いも )と背( せ )の山 】 あなたを 恋しくおもいながら でていると &nbs . . . 本文を読む