【 天地 ( あめつち ) の 初 ( はじめ ) の時 ひさかたの 天 ( あま ) の河原に 八百萬 ( やほよろづ ) 千萬 ( ちよろづ ) 神の 神集 ( かむつど ) ひ 集ひまして 神はかり はかりし時に 天照らす 日女 ( ひるめ ) の命 天 ( あめ ) をば 知らしめせと 葦原 ( あしはら ) の 瑞穂 ( みずほ ) の国を 天地 ( あめつち ) の よりあひの 極 ( きはみ ) 知らしめす 神の命と 天雲 ( あまくも ) の 八重 ( やへ ) かき別 ( わ ) けて 神下 ( かむくだ ) し いませまつりし 高照 ( たかて ) らす 日の皇子 ( みこ ) は 飛ぶ鳥の 浄 ( きよみ ) の宮に 神 ( かむ ) ながら 太敷 ( ふとし ) きまして 天皇 ( すめろぎ ) の 敷きます国と 天 ( あま ) の原 磐門 ( いわと ) を開き 神上 ( かむあが ) り 上 ( あが ) りいましぬ 吾 ( わ ) が大君 ( おおきみ ) 皇子 ( みこ ) の命 ( みこと ) の 天下 ( あめのした ) 知らしめしせば 春花 ( はるばな ) の 貴 ( たふと ) からむと 望月 ( もちづき ) の 滿 ( たた ) はしけむと 天下 ( あめのした ) 四方 ( よも ) の人の 大船 ( おおふね ) の 思ひたのみて 天 ( あま ) つ水 ( みず ) 仰 ( あお ) ぎて待つに いかさまに 思ほしめせか つれも無き 眞弓の岡に 宮柱 ( みやばしら ) 太敷 ( ふとし ) きいまし みあらかを 高 ( たか ) 知りまして 朝毎 ( あさごと ) に 御言 ( みこと ) 問 ( と ) はさず 日月 ( ひつき ) の敷 多 ( まね ) くなりぬれ そこ故 ( ゆえ ) に 皇子 ( みこ ) の宮人 ( みやひと ) 行方 ( ゆくへ ) 知らずも 】
日並皇子 ( ひなみしのみこ ) = 草壁皇子 挽歌
いたしました 
どこかで 聞いたょぅな
と
思ってぃましたら
いつも 
五十鈴川 (写真)さまの
ぉ水の中で
手をあわせ
禊 ( みそぎ ) を 
させて頂きますとき
大祓詞 ( おおはらへのことば ) を
もぅしぁげ
ぉ祈りさせて頂く 
その
祝詞にょく似てぃます
それが
万葉集から
出てくる 
なんて
この歌は
皇太子さまとぃぅ 
御地位のまま
ご即位
されることなく 
28才で
お命尽きてしまわれました
草壁皇子 ( 日並皇子 ) さまに
贈られました 
挽歌ですね
ご無念の
魂さまに 
ささげられました
このお歌
私たちが
清らかにするときに 
歌ってぃます
言霊 ( 万葉集巻第13 ・3254 )
いったい
どのょぅなことを 
言ってぃるのでしょう
太古の昔
天地の始まりのとき 
ほのくらぃ中に
まず
もののきざしが 
あらわれて
清らかで
明るいものは 
高くのぼって
天となって
重くて
にごったものは 
かたまって
地となった
けれど
清らかで
こまかなものは 
集まりにくく
重く
にごったものは 
簡単には
かたまらなかった
だから
天が
まず出来て 
あとから
大地が 
定まって
そのあとに
神さまが
その中に 
お誕生なさぃました
だから
清くて
こまやかなものは 
たなびぃて
固まって
天となり
あとで 
重く
にごったものが
固まって 
大地が定まって
天上にある
河原に 
あらゆる神々さまが
お集まりになられました
イザナキさまと
その妻 
イザナミさまは
天照大神
( アマテラス )さまは 
高天原をおさめ
月讀尊
( ツクヨミ )さまは 
あを海原をおさめ
スサノオさまは
天下を 
おさめるょぅにと
ご命じられました
けれど
スサノオさまは 
地球をぉさめられ
天下をぉさめられなかったので
アマテラスさまの
お孫さまの 
ニニギさまをおたてになられて
日本の
あるじとする 
芦原中国の
主として
天孫降臨
皇孫さまは
天磐座を 
ぉはなれになられて
日向国の
高千穂峯に 
