おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第19・4139

2009-10-09 | 万葉集巻19

【春 苑 紅 尓 保 布 桃 花 下 照 道 尓 出 女感 嬬 】

【  春の苑( その )  紅( くれない )にほふ  桃の花  下照( したで )る道に  出( い )で立つ娘子( をとめ )  】

                                 大伴家持


 はるのその

くれない 

 にほふ

   もものはな

                          したてるみちに

                        いでたつ 

                         をとめ

                              すき


  万葉集は

約1300年前に 

 大伴家持さまが

     中心になって編纂された

                            日本最古の

                          和歌集なので 

                           ひらがなは

                         まだなくて

    原文は漢字ばかりで

 このように 

  書かれているのです

       この歌は

                        天平勝宝2年(750年)3月に

                      越中の赴任先で 

                       大伴家持さまが詠んだ歌です

    桃の花がひらいたよ

 そのしたにいる 

   少女は

      なんと美しいことだろうか

                          なんとかわいい男心が

                      素直に 

                       表現されていることでしょう

              やっぱり

  素直な感動には

素直に 

  感動しますね

          素直に生きます!

                            ありがとう於良


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