檜山(ひやま)智子の徒然なるままに・・・

ひやま智子の日々の思いや活動をお知らせします。

今年もあと一週間

2013-12-24 | 日記
 今年は、最悪の年だったと思う。
 
 昨年の暮れに自民党・公明党が再び政権の座に返り咲き、夏の参議院選挙で衆参の多数派が一致してから、予想通りの超保守的な戦前への懐古的な政治が加速度は的に走り出したからだ。そして、ついに、昨日は、韓国のPKO軍に、自衛隊の弾薬を調達したというから驚いた。戦後長らく続いた武器輸出禁止の大原則なんて、あっさりと反故にしたという訳だ。
 
 21世紀の今日、とっくにその効果が悪循環に陥り、何ら世界の平和に貢献しているとは言いがたい、力に頼る諸問題への対処の仕方。良くも悪くも様々な経験を積んできた西側の大国は、何とか、その方法を軌道修正したいと感じているように私には思える。EUの取り組みがそうだし、プライド高きアメリカも、そういう軌道修正を模索せざるを得なくなっていると感じる。

 しかし、日本は、周回遅れのランナーよろしく、今さらかよ~というこのタイミングで、自衛隊を軍隊化し、集団的自衛権を行使していけるようになりたいと、新たな歩みを始めてしまった。
 こういう政権を選んだ人たちって、いったい何を考えているのか?私には理解ができない。
 確かマスコミも、今夏の参議院選挙の時に、『ねじれが解消される』と、その結果を評価するような報道ばかりしてた記憶がある。『ねじれが解消』されると、こういうことになるのですよ。

 たぶん今年が『最悪』ではないのかも・・・来年は、もっと悪くなくかも・・・と思う。
 政治的な流れが好転する要素を、私はまったく見いだせないから。