檜山(ひやま)智子の徒然なるままに・・・

ひやま智子の日々の思いや活動をお知らせします。

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議会改革の動き~統一地方選挙にむけて

2011-01-19 | 議会

 数日前に、確かニュースで、公明党さんが、統一地方選挙に向けた『議会改革の提案』を発表したと、チラッと聞いた気がしたので、公明党のホームページを見てみました。
 出てました!地方議会改革プロジェクトをつくって検討していらしたようです。行政の監視役としての議会の機能の強化や、市民の多様な声を行政に届ける役割をちゃんと果たすべきだとありました。議会基本条例の制定や、議会報告会の開催、傍聴制度の充実など、いくつかの提案をしています。議会改革の基本路線として、大変心強い改革提案です。
 ただ、議員定数や報酬のあり方(つまり、根本的な議員の身分やあり方に関係する部分ですが)については、私の考え方とはちょっと違うという印象ですが。
 
 この4月の統一地方選挙では、間違いなく、これからの議会の機能強化をしっかりと進めることが大きなテーマとなります。市長・行政側としっかりと対峙する(敵対すると言う意味ではなく)という、議会本来の役割を、一人一人の議員がどこまで果たせるか?様々なキャリアの人が議員になりますが、議員になった以上その本来の役割が間違いなく問われるのです。 
 最近時々聞く、『自分は市長派とか、反市長派』とか、そういう尺度は二元代表制の地方議会においては全くナンセンスとしか言いようがありません。

 ところで、他の政党は、地方議会改革についてはどのような方針をもっているだろうか、関心のあるところです。
 
  
 

市長と議会

2011-01-18 | 議会

 関東地域だけが、ずっと晴天が続いています。
 昨日、鹿児島県阿久根市の市長選挙がありました。議会を開かずに専決処分を繰り返していたために、リコール請求され、失職した“有名な”元市長も立候補しましたが落選しました。でも、もうすぐ、市議会を解散するかどうかの住民投票も行われる予定で、市長と議会の泥沼合戦となっています。
 名古屋市でも、もうすぐ市長選挙が行われます。河村名古屋市長は、マニフェストにうたった「減税」について議会が同意しない為、議会を解散するかどうかの住民投票を求めて、自らがリードして直接請求しました。はじめ、その直接請求が成立しないと判断された為、彼は辞任を表明し、愛知県知事選挙と同日で市長選挙が行われることになりました。更に結果としては直接請求が成立した為、市議会の解散についての住民投票も同日におこなわれるという、なんとも言いようのない選挙となったわけです。
 大阪府の橋下知事も、府議会と対立しており、統一地方選挙では、自らが旗揚げした地域政党の候補者をたくさん送り込み、議会を自らの主張どおりに機能させようと動いています。

 これら首長(知事・市長・町長など)と議会との関係を一体どう捉えるべきなのか?
 わが小田原市でも、市長選挙直前に、新ホールを小田原駅そばの再開発用地につくるとマニフェストに追加した加藤市長の考え方について、私も含めて議会側からは、かなりの異論が出ました。
あの時点では、そういう方針での予算を市長が提案しても、議会は同意しなかったと思います。
 かなり市長選挙の大きな目玉だったテーマで、当選後しょっぱなから議会と対立したわけです。でも、だからと言って、加藤市長は、議会を解散することを目指した住民投票を直接請求するような、河村市長のようなことはしませんでした。 

 市長も議会も、市民から選挙で選出されます。しかし、市長は、もっとも投票数の多かった人が一人だけ選出されますから、第2位第3位の得票だった候補者に賛同した市民の声は、反映されません。でも、議会は、違います。28人の議員が、様々な考え方の市民を支持を得て当選します。
市民の声を正確に反映するのは、むしろ議会かもしれません(その中身などに関しては、さておいてですが)。
 加藤市長は、そのことを大切に、議会の意見は、ある意味市民の意見を計る大きな目安だとの思いで、ホールの建設用地をまたもとの三の丸に戻したのでしょうか?

 首長と議会は、自治体の二元代表と言われています。河村市長も、決して違法なことをしているわけではなく、あくまでも法律に沿った選挙と言う方法で、自らの政治的な主張を実現しようとしていると言えなくもありません。でも、首長と議会が、意見が対立したときに、互いを否定して
その都度、解職請求などの行為を行うようになったら、政治は進化しないのではないかという思いがします。違いはあくまでも、本来の政策議論の中で闘い、よりよい結論を出していくようなそんな姿勢が求められるのではないでしょうか?
 劇場型のワイドショーのネタになりそうな政治スタイルからは、そこで問題になっている本当のテーマや解決方法の情報は見えませんから。
 首長も議会も、その責任において、ちゃんと中身の議論を深めて、市民に提示していく姿勢を
大切にしなければと痛感します。

議会のあり方

2011-01-16 | 議会

 今日は、『小田原市議会を考える会』主催の講演会に参加しました。テーマは、“開かれた議会とは”で、講演は、自治体議会改革フォーラム代表・法政大学法学部教授の広瀬克哉さんでした。私自身も、この自治体議会改革フォーラムの会員なので、広瀬先生のお話は何度も伺ったことがありますが、やはり、小田原の市民活動団体が主催して行うことの意味は大きいと感じ、参加しました。
 先生は、行政も議会も、大変厳しい判断が求められていくこれからの時代に、市民感覚に最も近いところで判断をする議会の役割の大切さを、改めて指摘されました。一人代表の市長とは違う、
多面的で慎重な判断をできるのが議会であるということもおっしゃっていました。議員の一人として、勇気をもらい、また責任の重さも感じた言葉でした。

 小田原市議会も、一体市民からどう受け止められているのか?何が課題なのか?どういう解決の方法があるのか?を、議会基本条例検討委員会で検討してきました。私もその一員として、もうすぐ、検討結果を報告書にまとめます。
 私個人としては、“議会としての”果たすべき役割の強化が必要と思っています。議員個人の資質の向上は当然ですが、あくまでも“議会としての”市民との交流会や報告会をとおして、本当の意味での市民の声の代表に、議会がなったら素晴らしいと思います。
 4年前は、市議会での議会基本条例の必要性は、ほとんど認識されていなかったと思います。市民からの、基本条例検討の必要性の請願に、私しか紹介議員にならなかったのです。しかし、この4年間で、状況は大きく変わりました。
 
 作成中の報告書には、条例そのものの制定を自己目的化するのではなく、市民の期待に応えられる議会となるために、やれることはいくつかある・・・・とまとめます。議会広報の仕方の検討、
議会報告会の開催、賛否の公開など、ポイントを絞って、できることから、やるべきである~そんな内容の報告書をまとめることができた、この4年間の小田原市議会の変化は、私は大きいものがあったと思います。
 
 来期の4年間は、其れを具体化するのが、今期、検討をすすめた私たちの責任だと思っています。今日の、講演会を開催した、『市民の会』の方がた、ご苦労様でした。感謝申し上げます。

成人の日

2011-01-10 | 日記
 今日は、成人の日。小田原市でも1900人を超す新成人が誕生したそうです。市民会館で行われた市の成人式に、例年通り来賓で出席。今年は、来賓席が座席の中央にありました。そのせいか?はたまたそういう学年なのか?そこそこ静かで穏やかな成人式でした。新成人の皆様、おめでとうございます。
 
 でも、今年の成人が60歳になる40年後は、日本の人口ピラミッドは、完全逆三角形で、60歳の人が突出して、グラフ上横に張り出す形になる~という報道番組をさっき見ました。深刻です。世界でも類を見ないほどの急ピッチで進む高齢化と、歯止めがかからない少子化がこのまま進むと、大変なことになります。名づけて“ジャパンシンドローム”というのだそうです。韓国やドイツが同じような傾向にあるそうですが、中でも日本が最も深刻になるだろうと予想され、其れを日本がどう乗り切るのか・に、今世界の注目が集まっている・・・・という、なんとも名誉なのか不名誉なのか?言いがたい状態に私たちは入っていくのです。

 いろんなことを根本的に変えないといけないときだと思います。でもどこから解決の糸口を見つければいいのか?
 一つ言えるのは、戦後理想型として追い求め、其れをベースに制度設計されてきた「夫婦と子ども2人」みたいな家族像が、もはや日本の家族の大半を占める時代ではないということです。多様な家族や世帯のあり方がむしろ当たり前の時代。
 なのに、日本の社会保障などは、そんな理想の家族を前提になりたっているシステムです。そのために、いろんなアンバランスが発生しています。
 政治は、そのことに真剣に取り組まねばならないと思います。新成人へのはなむけに、『頑張ってください』と言いたいけど、ただ頑張れでは、彼らに申し訳ない時代です。私自身も、3度目の成人式を迎えたわけですから、失敗を恐れず、新たなことに挑戦したいと思います。

生ゴミの資源化の仕方いろいろ

2011-01-05 | 環境
 今日は、久しぶりに以前から存じ上げていた環境関係の仕事をしていらっしゃる方とお話しする機会がありました。話題は、生ゴミの資源化の仕方についてでしたが、いろいろと考えさせられる
テーマでした。

 小田原市は、箱根・湯河原・真鶴とのゴミ処理広域化にむけて、ここ何年も検討中ですが、進展は困難で、現在は、広域処理の具体的な焼却場や最終処分場などの施設をどうするのかの話よりも、むしろ、各自治体でのゴミの減量化・資源化の努力にウエートが置かれているようです。基本は、小田原市の分別回収~資源化のシステムに、他の自治体が合わせていくためのプロセスと思いますが、それ自体は、野放図にゴミが増え続けるのよりはいいことで、それが進めば、論理的には、大量にゴミを集めての一括高熱処理の大規模焼却炉を建設する必要がなくなるかもしれません。
 
 しかし問題は、分別して回収し、資源化する場合のその先の再利用の道がちゃんと確保されているかどうかです。再利用の道とは、ちゃんと、経済活動のルートにのって、世の中で利用されて行くと言う意味です。もし、その道が確保されず、その先が詰まっていると、回収だけして資源をつくってもその利用先がなく、下手をしたら行政がその手当てまでしなければならないようなことにでもなると、現下の財政難の時代に、資源化の発想は良くても却ってお荷物になってしまうという事態が起きないとも限りません。
 
 3町に比して分別回収や資源化ではちょっと先行しているわが市では、現在、ダンボールコンポストによる生ゴミの資源化(現在は堆肥化)のモデル実施も行っています。今後、実際に実施していく場合の規模や、堆肥となった時の受け入れ先など、検討していかないといけない問題がありそうです。
 以前、見学に行った山梨県のスーパーでは、店で出た生ゴミやお客さんが家庭から持ってきた生ゴミを堆肥化し、その堆肥を使った近隣農家の野菜をまたスーパーで売るという、“地産地消”につなげていました。今日お話を伺った人も、高知県のスーパーから依頼を受けて、同じような制度設計をしたそうですが、やはり、堆肥を受け入れ活用する農家がポイントだと意見が一致しました。(家庭菜園規模ならば問題ありませんが)

 そんな中、今日驚きだったのが、最近は生ゴミの資源化の道として、堆肥化ではなく「飼料化」という新しい道もあるというお話でした。札幌で1号プラントができ、2号目を東京都が事業系の生ゴミの資源化として、5~6年前から実施しているそうです。民間の飼料会社がつくる家畜用の配合飼料に活かしていくことができるため、堆肥のようにストックしておく必要もなく、資源化の道としては非常に効率が良いというお話でした。
 様々な処理技術の進歩や、他で使われている技術を取り入れる発想が、廃棄物の処理においても
新しい可能性をきりひらいているんだな~と感じました。今度、是非、東京都の夢の島にある処理現場を見学させていただきたいと思っています。