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とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

続 紀子さま 男児出産

2006年09月07日 06時43分32秒 | 時事問題(日本)
昨日は、何回も書き直してもすっきりせず。

もう少し、整理したくて再挑戦。

わたしは、テレビは見ていないので、テレビ報道のことは語れません。
しかし、PCのニュース記事を見るかぎり、約40年ぶりに皇室に男児が誕生したことで、これで皇位継承の問題が当面片付いたと強調されているのが、安直すぎて疑問です。
ただ男児が生まれれば皇位継承者問題が解決したとするのは、天皇は誰が継ぐべきであるのかが、明快になっていない。
今回お生まれになった男児は、脇系の秋篠宮家ですよ。直系の皇太子夫妻には愛子さまというお子様がいらっしゃる。直系にお子様がいらっしゃるかぎり、無視をしてすぐに皇位継承権を、ただ男児でないという理由だけで安易に脇系に飛んでいいものでしょうか?

皇太子夫妻は非常に優秀な人材でいらっしゃる。次期天皇として任務を果たすべきご覚悟で生きていらっしゃるのが伝わってくる。一国民として信望を寄せております。そしてその生き様を皇太子夫妻のもとでお育ちになり、お気持ちを引き継ぐことができるのは、皇太子夫妻のお子様でいらっしゃる愛子さま以外にはいないと考える。というか、理想であるし、正当であると思います。
皇太子ご一家のご努力は、愛子さまに吸収され、そして”伝統”の引継ぎをおこうなうことで実を結ぶ。親という生きたモデルに接する重要性は、皇室でも民間でも人間である限り、変わらないと思います。
それを、愛子さまが男児でないという理由だけで、皇太子夫妻のすべての努力を無にし、脇系の秋篠宮家の男児に皇位継承権が飛ぶということは、逆に”伝統”の本当の意味を考えているのか疑問です。加えて、長男の嫁としてご覚悟かつ努力していらっしゃる雅子さま、純粋に男児が欲しかった紀子さまという、二人の生きた女性に対する冒涜であると思う。こんなひどい話はない。

ただ、男児誕生のみを願うのが伝統を引き継ぐことだと考えている人々の単細胞には、ただあきれる。”伝統”と”電灯”をまちがっているのではないか?形式のみで内容を問わずの丸暗記・思考停止で、どうして”伝統”をかんがえることが出来るのか?
そんなふうだから、生きた人間として”伝統”を支えている天皇家の営みが、まったく視野にはいってこない。情けないにもほどがある。"伝統”は常に新しく時流に沿ったものとして育てていくものなのではないですか?だからこそ生きた人間が引き継ぎ、引き継いだ人間は+アルファーをしなければならないので大変なことだと思います。

まだ法としての皇室の規則を調べてはおりませんが、皇位は、直系にお子様がある限り、男女を問わず継承されるべきであると英断する時がきているのではないでしょうか?
個人的に、女性天皇になんの違和感もありません。

そして、まず皇太子夫妻に落ち着いてお暮らしいただき、その間に、さらなる課題、直系に男児がいた場合はどうするのかという問題や、天皇制を維持する真の意味を根底から考えてこそ、”伝統”を考えることになるのではないのでしょうか?
神武天皇から直系が2000年以上も続いていて珍しいから価値があるなんて、お笑いもいいところです。パンダみたいな言い方はよしてください。

さらに、リーダー=天皇には、当たり前のことですが、国民の信望に値する人材でなければ”伝統”は形骸化し、無用の長物になる。害になる。

せっかく皇太子ご夫妻という優れた人材を得ている幸運を、なぜ、使いこなせないのか?
日本女性の頭脳になりうる優れた雅子さまを、あのように追い詰めて、まったく腹立たしいにもほどがある。
言わせていただく。宮内庁は、バカだ。この際、国民一同も含めて「日本書紀」でも読みますか?いやでしょう?ナマケモノ!おことわり:わたしも「日本書紀」未読です。
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