[ライブ]ウクライナでの戦争:ヨーロッパは、ポンピリのために、ユーロとドルでロシア・ガスを支払い続けるだろう
本質的なポイント:
► ロシアに包囲されたウクライナ南東部の港、マリウポリのアゾフスタル工場から、土曜日、百人の民間人が出発することができた。キエフは、たとえバスの最初の車列がまだマリウポリを離れることができなかったとしても、月曜日に避難が計画どおりに継続できることを望んでいる
► ヨーロッパ諸国は、署名された契約に従って、ユーロとドルでロシアのガス供給を支払い続けるだろう、とフランスの生態学的移行大臣バーバラ・ポンピリは月曜日に述べた。欧州連合(EU)諸国のエネルギー大臣は月曜日に緊急会議を開き、ガス供給のためにルーブルで支払われるというロシアの要求に対する共通の立場を見つけている。
► イスラエルのヤイル・ラピッド外相は月曜日、ヒトラーが「ユダヤ人の血を引いていた」と主張したロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣の発言を非難した。外交のトップは、ウクライナ大統領がユダヤ人であるという事実は、ウクライナを「非ナチス化」するために侵略を開始したというモスクワの主張と矛盾しないと説明しようとしていた。
► ロシア外務大臣セルゲイ・ラブロフによると、ロシアは、勝利の日として祝われた5月9日にウクライナでの戦争を終わらせようとはしていない。
日曜日、ハリコフとドネツク地方への砲撃で8人の民間人が死亡した、と地方知事は述べた。
► 2月24日のロシアの侵攻以来、550万人以上がウクライナから逃れたと、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が発表した。
(後略)
ウクライナ、ロシア巡視船2隻撃沈と主張 トルコ製無人機で
【5月2日 AFP】ウクライナは2日、黒海(Black Sea)のズミイヌイ島(スネーク島、Snake Island)付近でロシアの巡視船2隻をトルコ製の無人機で撃沈したと発表した。
ウクライナ国防省はソーシャルメディアを通じて、2隻が同日未明に破壊されたとの声明を出すとともに、小型軍用船1隻が爆発する様子を捉えた動画を公開した。
「ヒトラーにユダヤ人の血」、ロシア外相発言 イスラエルが非難
【5月2日 AFP】ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相が、ナチス・ドイツ(Nazi)の独裁者アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)に「ユダヤ人の血」が流れていたと発言したことを受け、イスラエルのヤイル・ラピド(Yair Lapid)外相は2日、これを非難し、ロシア大使を呼び出して説明を要求した。
ロシア政府はこれまで、ウクライナを「非軍事化」し「非ナチ化」したいと主張してきた。
ラブロフ氏はイタリアメディアが1日に公開したインタビューの中で、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領が、自らユダヤ人である以上「どんなナチズムを持てるというのかと反論している」と言及したとされる。
ロシア外務省のウェブサイトに掲載された外相発言の書き起こしによると、ラブロフ氏は「私の誤解でなければ、ヒトラーにもユダヤ人の血が流れていた」と述べたという。
ロシアのウクライナ侵攻開始以来、イスラエルは両国に対し微妙なバランスを維持しようと努めてきているが、今回の発言には怒りを示した。
イスラエル外務省がこの「重大発言」について出した声明によると、ラピド外相は「ラブロフ外相の発言は許し難く、言語道断の主張であると同時に、甚大な歴史誤認だ」と非難。同省は「駐イスラエルのロシア大使を呼び出し、説明を求めた」としている。 (c)AFP