コロナと治療薬~抗体カクテルと酸素ステーション【山岡淳一郎のニッポンの崖っぷち】20210908
ジャーナリスト山岡淳一郎が深堀するニッポンの崖っぷち。
今回は、名古屋大学名誉教授の小島勢二さんに、新型コロナの病態に即した抗体カクテル等治療薬の現状と酸素ステーションを始めとする医療体制についてお話しいただきました。
コロナウイルスの解明は進みこの1年半で多数の治療薬や治療法が提案されてきました。しかし、特効薬はまだなく、治療薬も試行錯誤を脱せず、現場の医師が奮闘している状態です。現在の治療法とそれに合わせた病院や仮設医療施設の整備の必要をうかがい、今の波の下がり局面での対策を考える材料を提供したします。
小島勢二さんの経歴 1976年、名古屋大学医学部卒業。愛知県厚生連加茂病院、静岡県立こども病院、名古屋第一赤十字病院勤務を経て、名古屋大学大学院医学研究科成長発達医学教授。
2002年から同大学小児科学教授。専門は白血病や再生不良性貧血などの難治性血液疾患や、固形腫瘍の研究および治療。
名古屋大と信州大学のCAR-T療法(がんの免疫細胞療法)の共同開発を先導。
2016年、名古屋小児がん基金を設立し、理事長。いまも臨床の第一線で診療に当たる。
収録は 2021年9月8日