統合幕僚長 総理の改憲提案「ありがたい」(17/05/24)
時事ドットコム
防衛省は25日、制服組トップの河野克俊統合幕僚長(62)の定年を、自衛隊法に基づき来年5月27日まで1年間、再延長することを決めた。
統合幕僚長の定年は62歳で、河野氏は昨年11月28日に定年を迎える予定だったが、今月27日まで半年間、延長されていた。制服組トップの定年再延長は異例。安倍晋三首相や米海軍から信頼が厚く、北朝鮮対処や安全保障関連法の運用に向けた体制作りが必要なことなどから再延長されるとみられる。
河野氏は憲法9条への自衛隊明記案をめぐり「一自衛官としてありがたい」と発言。自衛隊法は隊員の政治的行為を制限しており、野党から批判を浴びている。(2017/05/25-19:34) 関連ニュース