難病「ALS」を引き起こすたんぱく質の新機能を発見 阪大などの研究グループ 9/1(火) 19:23配信 関西テレビ 動画ニュース

難病「ALS」を引き起こすたんぱく質の新機能を発見　阪大などの研究グループ

9/1(火) 19:23配信　　関西テレビ　　　動画ニュース

 

全身の筋肉が動かなくなっていく難病「ＡＬＳ」の発症には、特定のタンパク質の働きが関係していることを、大阪大学などの研究グループが突き止めました。

発表したのは、大阪大学大学院の長野清一准教授らの研究グループです。 運動神経の障害で全身の筋力が低下する難病「ＡＬＳ」の患者の神経細胞には、特定のタンパク質が異常に溜まっていることがわかっている一方、病気の発症との関連はわかっていませんでした。 今回、研究グループは神経細胞にある「軸索」と呼ばれる部分で、特定のタンパク質が情報伝達に不可欠な物質を運ぶ役割をしていて、それが正常に働かないことが、発症と関わっていることを初めて突き止めました。 研究グループは、今回の成果をきっかけに新たな治療法の開発に繋がればと期待しています。