日本スケート連盟は23日、東京都内で理事会を開き、フィギュアスケートペアで2年ぶりの世界選手権制覇を果たした「りくりゅう」こと三浦璃来選手、木原龍一選手組(木下グループ)や、男子で世界選手権銅メダルの鍵山優真選手(オリエンタルバイオ・中京大)、女子で世界選手権銀メダルの坂本花織選手(シスメックス)と銅メダルの千葉百音選手(木下アカデミー)らを今年度の特別強化選手に指定した。【倉沢仁志】
特別強化選手、強化選手Aは次の通り(発表順、敬称略)。
特別強化=【男子】鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)中田璃士(TOKIOインカラミ)壷井達也(シスメックス)佐藤駿(エームサービス・明大)【女子】坂本花織(シスメックス)島田麻央(木下グループ)樋口新葉(ノエビア)千葉百音(木下アカデミー)【ペア】三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)
強化選手A=【男子】友野一希(第一住建グループ)三宅星南(日本建物管財)三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)高橋星名(木下アカデミー)西野太翔(神奈川・星槎国際横浜高)【女子】松生理乃(中京大)山下真瑚(中京大)渡辺倫果(三和建装・法大)住吉りをん(オリエンタルバイオ・明大)和田薫子(愛知・中京大中京高)吉田陽菜(木下アカデミー)櫛田育良(木下アカデミー)
日本スケート連盟は23日、東京都内で2024~25年シーズンの表彰祝賀会を開き、フィギュアのペアで2年ぶりに世界選手権を制した三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)に最優秀選手に相当するJOC(日本オリンピック委員会)杯を授与した。木原はミラノ・コルティナ冬季五輪が控える来季へ、選手代表で「一人一人が次の目標に向かって頑張っていきたい」とあいさつした。
三浦は「今季はけがなく走り抜き、いい結果を得ることができた。来季もまずはけがなく、最後まで滑れるように頑張りたい」と語った。
スピードは高木美帆(TOKIOインカラミ)が4年連続でJOC杯を受賞した。
東京運動記者クラブ・スケート分科会は23日、2024~25年シーズンの「スケーター・オブ・ザ・イヤー」(最優秀選手賞)にフィギュアペアの三浦璃来(23)、木原龍一(32)組=木下グループ=を選出。「りくりゅう」ペアの受賞は2年ぶりで、東京都内で開催された日本スケート連盟令和6年度優秀選手表彰祝賀会の中で表彰された。
この賞は同分科会に所属している報道各社スケート担当記者による投票で決定。「りくりゅう」ペアは、3月に米ボストンで開催された今季世界選手権優勝と、2月に韓国・ソウルで開催された四大陸選手権優勝の2冠達成が評価された。
特別賞には、フィギュア女子で史上初の世界ジュニア選手権3連覇を達成した島田麻央(16)=木下アカデミー=と、スピード女子で世界距離別選手権1000メートルで連覇を達成した高木美帆(30)=TOKIOインカラミ=が選ばれた。
【りくりゅう】「楽しそうで何より♪」ミラノ五輪に挑む2人から嬉しい&オモシロ情報続々❤︎
2025/04/24
りくりゅう エアカナダ訪問「移動の多い私達の旅を快適にしてくださる」/フィギュア
サンケイスポーツ 2025/4/24
フィギュアスケートの世界国別対抗戦を2位で終え、今季の最終戦を終えたペアの三浦璃来(23)、木原龍一(32)組=木下グループ=が24日までに自身のSNSを更新。「りくりゅう」がパートーナーシップ契約を結ぶエアカナダを訪問したことを明かした。
「エアカナダ様にシーズン終了のご挨拶にお伺いしました。移動の多い私達の旅を快適にしてくださることはもちろんのこと、旅の途中で困ったことがあっても時間帯を問わず助けてくださりありがとうございます!来シーズンも良いご報告が出来るよう、練習に励みたいと思います」
カナダを練習拠点とするふたりは、これまでたびたび機内での様子をアップ。快適な移動が、競技成績を支えていることに常々、感謝してきた。「りくりゅう」は今季、2年ぶりに世界選手権と四大陸選手権を制し、東京運動記者クラブ・スケート分科会2024~25年シーズンの「スケーター・オブ・ザ・イヤー」(最優秀選手)に選出されている。