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仏教師の首切断、実行犯はチェチェン出身の18歳 司法筋
【10月17日 AFP】フランス・パリ郊外で男性教師が首を切断されて死亡した事件で、司法筋は17日、実行犯について、ロシア・モスクワ生まれでチェチェン(Chechnya)共和国出身の18歳の男だと明らかにした。教師は、イスラム教の預言者ムハンマド(Prophet Mohammed)の風刺画を教材に使用していた。
匿名を条件に取材に応じた司法筋によると、教師の勤務先の中学校に通っていた生徒の両親を含む5人が16日に逮捕され、事件の逮捕者は合わせて9人となった。
実行犯の男は警察に撃たれ負傷し、その後死亡。男の所持品から身分証が押収されていた。(c)AFP
アゼルバイジャン第2の都市にミサイル、民間人に被害
【10月17日 AFP】アゼルバイジャン第2の都市ギャンジャ(Ganja)で17日未明、複数の民家がミサイル攻撃で破壊された。同国とアルメニアの係争地をめぐる3週間におよぶ紛争はいっそう激化している。
ミサイル攻撃があった時、多くの住民は就寝中だった。ギャンジャにいるAFP取材班は、建物群ががれきの山と化し、人々が泣きながら現場から逃げる様子を目撃した。バスローブやパジャマ姿の人も見られ、多くは室内用のスリッパを履いたままだったという。
トランプ氏、フロリダ・ジョージア両州で遊説 巻き返し図る
【10月17日 AFP】(更新、写真追加)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は16日、フロリダ州で大統領選の選挙集会を開き、対立候補のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は共産主義と犯罪歴のある移民の「洪水」をもたらすと主張するなど、支持率回復を目指して支持層の右派に向けた強硬姿勢をアピールした。
トランプ氏は平静を装っていたが、この日、前回の大統領選で勝利したフロリダ、ジョージア両州で遊説したことは、投票日までの残り18日間で大きな巻き返しが必要であることを示している。
支持率が低下し、新型コロナウイルス感染が国内で拡大する中、トランプ氏は熱狂的な支持者が大挙して投票することを目指して共和党の支持基盤固めに注力している。
フロリダ州オカラ(Ocala)で行った集会でトランプ氏は、新型コロナウイルスについては補足程度にしか言及せず、移民や人種の問題や、バイデン氏は汚職まみれだという陰謀論を、大歓声を上げる支持者らに力強く訴えた。
一方、バイデン氏はミシガン州サウスフィールド(Southfield)を訪れ、選挙運動で最大の争点としているトランプ氏の新型コロナの対応について激しく非難した。
トランプ氏を厳しく批判し、最近、「ミリシア」と呼ばれる極右武装勢力が拉致計画の標的にしていたことが明るみに出た民主党のグレッチェン・ウィットマー(Gretchen Whitmer)ミシガン州知事と共に招待者と報道陣約20人の前に現れたバイデン氏は、「(拉致計画は)ISIS(イスラム過激派組織『イスラム国(IS)』の別称)がやるようなことだ」と述べ、トランプ氏が極右勢力や白人至上主義グループを明確に非難しなかったことには「あぜんとする」とした上で、トランプ氏の発言は、こうしたグループに対する「犬笛」だと語った。
しかし、バイデン陣営の選挙対策責任者ジェン・オマリー・ディロン(Jen O'Malley Dillon)氏は、全米規模の世論調査で民主党の支持率は高めに出る傾向があるにもかかわらずバイデン陣営は2桁のリードがあるわけではないと指摘し、慎重な姿勢を示した。(c)AFP/Brendan Smialowski with Sebastian Smith and Chris Lefkow in Washington
目指せ、中国新富裕層のボディーガード デジタル防衛は必須技能
【10月17日 AFP】中国・天津(Tianjin)にある「チンギス・セキュリティー・アカデミー(Genghis Security Academy)」で受講生らは、現代の新富裕層にとっての脅威は、殺し屋ではなくハッカーであることを学ぶ。同アカデミーによると、ここは、同国唯一のボディーガード育成のための専門学校だ。
受講生らは毎日黒のビジネススーツを身にまとい、夜明けから真夜中までトレーニングに励む。講習では、格闘や武器の訓練、高速運転など従来の警護術に加え、デジタル防衛も扱われている。
【10月17日 AFP】イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)に所属するFWクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)は16日、同国のビンチェンツォ・スパダフォーラ(Vincenzo Spadafora)スポーツ相から、国内のサッカー選手に義務付けられたプロトコルに違反した疑いがあると指摘されたことについて反論した。
ポルトガル代表の主将であるロナウドは、UEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2020-21)で代表チームに合流していた際に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性が判明した。救急飛行機でイタリアに戻った後、現在はトリノ(Turin)の自宅で隔離状態に入っているロナウドは、自身のインスタグラム(Instagram)アカウントに、「自分は決してプロトコルを破っていない」と投稿し、許可を得て渡航したことや人との接触は避けていたことも付け加えた。
米国のロバート・オブライエン国家安全保障問題担当大統領補佐官は、新戦略兵器削減条約(新START)を無条件で1年継続するが、核弾頭数の凍結は行わないとするロシアのウラジーミル・プーチン大統領の提案は、問題解決の選択肢にはならないとの見解を明らかにした。