島根県内の東京五輪聖火リレー中止の検討を表明した丸山達也知事が、25日に上京し、政府の担当者や地元選出の国会議員に直接、都の感染対策強化や地方への経済支援を要望する予定であることが、関係者への取材で分かった。

 丸山知事は、島根2区選出の竹下亘衆院議員とも面会し、表明の意図を伝えるとともに、新型コロナウイルスによる県内の飲食店の窮状なども説明する方針だという。

 丸山知事は、都や政府がコロナ対策を適切に行っていないとして、県内の聖火リレー中止の検討を表明しており、これに対して竹下氏が「知事を呼んで注意をしっかりしなくてはいけないなと思う」と発言していた。(浪間新太)

ワクチン第2便、成田空港に到着 最大約45万回分、ファイザー製

共同通信社

新型コロナウイルス感染症ワクチンの輸入第2便が21日、航空機でベルギーから成田空港に到着した。米製薬大手ファイザー製で、1瓶当たり6回接種できる注射器を使用すると、最大約45万回分となる。

 ワクチン第1便は12日に最大約38万回分が届き、医療従事者への先行接種が始まっている。厚生労働省によると、接種済みの医療従事者は19日時点で68病院5039人。

 政府は今後到着するワクチンと合わせて、3月1日の週と8日の週にそれぞれ最大58万5千回分を都道府県に出荷する方針。

 各地に届いたワクチンは新型コロナ対策に当たる医療従事者への接種に使われる。

 

ワクチン2回接種で95.8%発症予防 イスラエル発表(2021年2月21日)

世界で最も早いペースでワクチン接種が進むイスラエルの保健当局は、ファイザー製の新型コロナワクチンについて2回の接種で発症を防ぐ効果が95.8%あると発表しました。

 

「救急断るケース約100件」コロナ病床満床続く現場(2021年2月20日)

 

東京都庁

東京都庁

 東京都は21日、新型コロナウイルスの感染者が新たに272人報告されたと発表した。都内の累計の患者数は10万9734人で、このうち現在入院している重症患者は82人となった。

 年代別では、20代が53人、30代が54人、40代が47人、50代が37人などとなっている。65歳以上の高齢者は56人だった。
新型コロナ 全国でこれまでに704人の感染確認 東京は新たに272人
 
 
ワクチン先行接種 2人に副反応疑い 厚労省(2021年2月20日)
 

コロナ、国内で1032人感染  死者50人

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 国内で21日、新たに1032人の新型コロナウイルス感染者が確認された。内訳は東京272人、千葉163人、神奈川100人など。死者は東京17人、埼玉7人、千葉6人など計50人に上った。厚生労働省によると、重症者は前日から15人減の511人だった。

埼玉県庁

埼玉県庁

 埼玉県内では21日、新型コロナウイルスの新たな感染者84人と、死者7人が発表された。

 県によると死亡したのは70~90代の男女で、全員基礎疾患があった。うち70代男性2人と90代女性は、クラスター(感染者集団)が発生した戸田中央総合病院(戸田市)の入院患者。
 クラスター関連では行田中央総合病院(行田市)で職員1人の感染が判明し、感染者は計78人に。他の県内医療機関5カ所と高齢者施設1カ所でも、それぞれ1~4人の感染が新たに判明した。
 さいたま市では、緑区のサービス付き高齢者向け住宅「なごやかレジデンス東浦和」と、併設する「かがやきデイサービス東浦和」で従業員と利用者計3人が感染し、感染者は計17人に。別の高齢者施設2カ所でも、新たに2~3人の感染が判明した。