2021年7月11日 08時52分 (共同通信)
【ローマ共同】イタリアの首都ローマ中心部の「ローマ三越」が10日、閉店した。新型コロナウイルスの影響で観光客が減少したことなどが理由。午後7時(日本時間11日午前2時)ごろ、共和国広場近くの店舗で、大楽勤支配人らが最後の客を見送り、1975年の開店以来46年続いた歴史に幕を下ろした。欧州に残る三越で唯一の店舗だった。
同店はイタリアの有名ブランド品やカメオなどの工芸品、土産物を扱い日本語が通じる店として観光客に人気だった。新型コロナで昨年はほとんど営業できず、主要な顧客であるアジアからの旅行者が戻る見通しも立たず閉店を決めたという。
加藤勝信官房長官は11日のNHK番組で、新型コロナウイルスワクチンの接種歴を証明する「ワクチンパスポート」について、26日から全国の市区町村窓口で申請受け付けを始めることを明らかにした。
パスポートは海外に渡航する人の防疫措置緩和が狙いだが、国内でも接種済みの人を対象に民間企業などが優遇措置を検討する動きがある。加藤氏は「不当な差別や強制につながってはならないとの指摘もある。取り扱いは別途検討していかなくてはいけない」と語った。
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