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新型コロナウイルスの感染者は23日、国内で新たに1520人が確認され、クルーズ船の乗客乗員を含めた国内の感染者数は13万5430人となった。また岩手県で初の死者が確認されるなど8人の死亡が確認され、累計の死者数は2009人となった。
東京都は314人で、1日当たりの感染者数は6日連続で300人を超…
By Reuters Staff
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[ジュネーブ 23日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の主任科学者、ソミヤ・スワミナサン氏は23日、英製薬大手アストラゼネカが英オックスフォード大学と共同開発している新型コロナウイルスワクチンの有効性と安全性の確認を待つべきと述べた。
アストラゼネカはこの日、開発中の新型コロナワクチンの臨床試験(治験)の中間結果を発表し、深刻な副作用を起こさず感染を予防できる有効率が約90%だと明らかにした。
これに対し、スワミナサン氏は90%の有効率には「勇気づけられる」としながらも、「かなり少数の治験数」に基づいていると指摘。「有効性と安全性の両方の結果を待ち、確認する必要がある」とした上で、アストラゼネカはWHOの事前資格リスト入りに向け交渉しているとした。
また、世界的なニーズを満たすためには様々なワクチンが必要とし、他の製薬企業にワクチン開発を続けるよう要請。アストラゼネカのワクチンのように冷蔵庫で保管できるような新たなワクチンが開発されることを期待しているとした。
一方、テドロス事務局長はオンライン会見で、新型コロナワクチンを巡り、貧困層や脆弱な人々がないがしろにされるリスクがあると言及。新型コロナワクチンを平等に分配するための枠組み「COVAXファシリティー」に43億ドルが至急必要と訴えた。
COVAXファシリティーの調達額は現時点で50億ドル。
このほか、WHOで緊急事態対応を担当するマイク・ライアン氏は、新型コロナの発生起源を巡る現地調査を可能な限り早く手配することを中国側が保証したと発表した。
「調査には国際的なチームが現地に赴き、第1段階の調査結果を精査し、データを確認できるようにする必要がある」とした上で、今後数カ月で第1段階の調査を行い、その後第2段階の調査に移行するよう期待していると述べた。
*内容を追加しました。
ロイター編集
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[23日 ロイター] - 米当局は23日、米製薬大手リジェネロン・ファーマシューティカルズが開発した新型コロナウイルスの抗体治療薬の配布を24日から開始すると発表した。約3万回分を州ごとの感染者数や入院者数に基づき配分するという。
米食品医薬品局(FDA)は21日、2種類のモノクローナル抗体を組み合わせた抗体カクテル治療薬「REGN─COV2」に対し、緊急使用許可(EUA)を与えた。軽度から中程度の症状が出ている感染者が対象という。
リジェネロンは来年1月第1週までに約20万人分、1月末までに合計30万人分の治療薬を確保すると見込んでいる。
同治療薬はトランプ米大統領が先月、新型コロナに感染した際に使用された。
英ワクチン、冷蔵庫で保管可能 コーヒー代程度で大量配布に活路―新型コロナ
2020年11月24日05時57分
【ロンドン時事】効果が確認された英製薬大手アストラゼネカが開発中の新型コロナウイルスワクチンは、一般的な冷蔵庫の温度(2~8度)で保管可能な点が最大の特長だ。費用はコーヒー1杯と同程度の1回当たり4ドル(約420円)前後と安価。共同開発相手のオックスフォード大は「診療所や地元の薬局など既存の医療施設を使用して容易に配布できる」としており、大量配布に活路が開けてきた。
アストラゼネカは23日、ワクチン候補が平均70%、最高90%の効果を示したと発表。ソリオ最高経営責任者(CEO)は新型コロナ流行中は利益を考えずに供給すると表明し、「安価なワクチンを世界全体に迅速に提供できる」と語った。
毎日新聞
赤羽一嘉国土交通相は24日の閣議後の記者会見で、政府の旅行需要喚起策「GoToトラベル」の運用見直しに関し、新型コロナウイルスの感染拡大地が対象から一時除外された場合は、その地域への旅行のキャンセル料を政府が負担する方針を表明した。
また、感染拡大地への旅行の新規予約を一時停止するだけでなく、その地域への既存の予約についても割引対象から外すことも明らかにした。
By Reuters Staff
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[ワシントン 23日 ロイター] - 米運輸保安局(TSA)によると、22日の航空旅客数が104万7000人と3月中旬以降で最多となった。前年同日比では約60%減だが、100万人を突破したのは直近3日間で2回目。
3月16日以降で100万人を突破したのは3日のみ。最初は10月18日で、103万1000人だった。
米疾病対策センター(CDC)は19日、米国民に対し26日から始まる感謝祭の休暇中の旅行を避けるよう呼び掛けている。
旭川厚生病院 外来診療を全て休止 基幹病院で初、24日から
旭川厚生病院(499床)は、院内で発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)を受け、24日から初診や再診を含む外来診療を全て休止する。コロナ感染症に伴う外来診療の休止は、市内五つの基幹病院では初めて。同病院の畑山尚生副院長は「院内クラスターを一日も早く終息させ、診療を正常化させたい」としている。
市は22日、同病院内で看護師と入院患者計29人が新型コロナに感染したと発表。23日現在、年間約800件の分(ぶん)娩(べん)を扱う産婦人科や、小児救急医療を担う小児科からの患者発生は確認されていない。
市保健所や同病院によると、PCR検査の対象となった職員や入院患者など約1500人のうち、23日夕までに検査結果が出たのは、ほぼ半数の約700人。旭川厚生病院によると、感染経路が特定されておらず、全ての検査結果が出ていないことから、外来診療の休止を決めた。
休止は全26診療科で、新規の入院の受け入れも原則行わない。予約済みの患者には受診の延期を調整する。休止期間は29日までとしているが、「状況によっては延長する可能性もある」(同病院)としている。人間ドックや健康診断については27日まで休止する。
救急診療は22日から受け入れを休止しており、市内では五つの基幹病院が入院治療や緊急手術を要する2次救急の夜間対応を輪番制で行っているが、当面は旭川厚生病院を除く4病院で対応する。(山中いずみ)
東京都で新たに186人の感染確認 重症者は緊急事態宣言解除後で最多の51人に
東京都によると、24日に都が確認した新型コロナウイルスの感染者は186人だった。重症の患者は前の日から10人増え51人となり、緊急事態宣言が解除されてから最多となった。 【映像】“GoTo食事券”東京で販売も混乱 感染が確認されたのは10歳未満から90代の男女186人。年代別にみると、20代が最も多い53人で、次いで30代が29人、40代が22人、50代が21人。重症化するリスクが高い65歳以上の高齢者は合わせて36人だった。 これで都の感染者は3万8198人となっている。 (ANNニュース)
全国の重症患者345人 2日連続で過去最多を更新(2020年11月24日)
大阪市の一部で時短要請へ 50万円を補助予定(2020年11月24日)
毎日新聞
大阪府の吉村洋文知事は24日、新型コロナウイルスの感染者が新たに210人確認されたと明らかにした。1日当たりの新規感染者数が200人を超えるのは8日連続で、東京都(186人)を上回った。また同日時点の重症者が103人となり、重症病床使用率が50%に達したことも発表した。府庁で記者団の取材に答えた。【石川将来】