夜明け前が、一日の中では一番暗い。
そう感じるのは、私だけでしょうか?
深夜3:30
今日の目的地付近のコンビニに立ち寄り、釣り券と朝メシを購入。
夜明けを待つ………
普段は地元で遡上タイプの尺上山女魚を狙ってばかりいるけれど、たまには居着き、パーマークバッチリの山女魚が見たくなったので少しばかりの遠征。
シーズン券は持っていなかったので日釣り券を購入。
AM4:00
白々と辺りが薄明るくなり始めた頃。川の様子を橋の上から眺めて愕然………
「またやっちまったな、コリャ。。。」
昨夜の気象レーダーは一応スマホでチェックしたけれど、まさかここまで降っていたとは予想もしていなかった。
本流はもちろん、枝沢となっている支流の殆どがドロ濁りの濁流と化していた。
「あーぁ。。。この釣り券、返品できねーかな。。。」
ムリに決まっている。
仕方なく、また地元へ帰るほかなかった。
◆◆◆◆◆
約2時間ほど車を走らせ、地元へ帰ってきた。
時刻はまだAM7:00を過ぎた頃だった。
意外なことに、思いの外、地元の川は前日の雨の影響を受けてはいない様子。
「わざわざ遠征などする必要なかったな。」
後悔先に立たず。悔やんでいても仕方ない。
ここ暫くは行っていなかった私のホームグラウンドへ。
着いた場所は、川幅が土手も含めて20mソコソコしかないような里川。
増水したり、なにかのきっかけがないと釣りが成立しないようなチョロチョロの流れの里川。
その小渓流にルアーを撃ち込み、魚たちの反応が見えることが嬉しかった。
◆◆◆◆◆
「尺、尺、尺!!!」
この時期になってくると、
「何が何でも尺ヤマメを釣ったる!!」
そんなことばかり考えている私。
(ま、私だけじゃないと思いますが)
けれど、今日はわざわざ遠征して散々な目にあったせいか、この居着きタイプの山女魚に救われました。サイズは26cm
ネットの中で大人しくしていくれていたので、久しぶりにメジャーを使いました。遡上タイプの銀ギラギンも魅力的ですが、私が本当に求めているのは、こういった黒点やパーマークがバチバチに入っている"居着きの尺山女魚"です。
もう、かれこれ6年ほどお会いできてはいませんけど💧
「この川にも、まだこんな山女魚がいたとは。
誤算だったな。」
普段はルアーフィッシングが成立しないような里川。
でも、こんなにもキレイな山女魚が居る私の故郷の里川。
「今日は楽しませてくれてありがとう。」
次に来るのは………真夏。それとも、秋か…
★タックル
■ロッド: ITOCRAFT エキスパートカスタムEXC510ULX
■リール: ABU カーディナル3BP
■ライン: SHIMANO ピットブル⑧0.6+リーダー5LB
■ルアー: ITOCRAFT 蝦夷50S typeⅡ、ハンドメイドルアー【椿】