くもり空の下で……

アルコールとギャンブル。依存症からの回復と成長を目指しながらの日々の雑感を発信。趣味の渓流釣りなども公開しています。

山の幸と、時々釣り

2019-04-27 23:26:46 | 釣行記



市街に咲いていた桜の花は既に散り終わり、所々に花ピらの絨毯を作っていた。

だがこの標高1000m付近は今まさに満開🌸




今日はいつもの友人と源流へ。



この源流には太古の昔より姿形の変わることない、原種のヤマメたちが生息している。
少し竿を出してはみたものの、残念ながら本日はその姿を見ることはできなかった…………

原因は定かではないけれど、数年に比べ、水量が約半分にまで減少。
ルアーを満足に流せそうな場所がほとんど見つけられなかった。




因みに、これは昨年の6月に釣ったこの谷の原種のヤマメ。
精悍な顔つき、不揃いなパーマーク。



今回は釣れこそしなかったけれど、15cmほどまでに育った稚魚が遡上している様子は確認できた。
無事に育っていってほしい。




今回はこの狭い谷を友人と二人で歩いてみたけれど、フライマンである友人はロッドを持参してはいなかった。
理由は、今日この谷を訪れた本来の目的は釣りではないからだ。

4月の終わり、
たまたま何年か前に私と友人でこの谷を訪れた時に"こごみ"の群生地を見つけた。
その時には二人して釣りなどそっちのけ、夢中でこごみを採ったりしていた。


今年もそろそろいい頃合いではないか?ということで二人で再びこの山奥まで足を運んだというわけです。



予感は的中、
目的の場所に辿り着くと、丁度良いサイズのこごみが今年も一面に生えていた。



中には伸びすぎてしまっているものや、まだ生えてきたばかりのものもたくさんあったけれど、長さが7~10cm程で、太いものを選びながら、私と友人は二人して黙々と採集していった。




2時間ほど付近を歩きながら収穫。
二人してスーパーのレジ袋がパンパンになるほど採れたので車止めまで下山することにした。



採れたこごみを冷たい源流の水で洗い、その場でサッと茹でて再び冷水で締める。




柔らかく、でもシャキシャキとした歯応え。
絶品でした。



持参したジンギスもその場で焼いて昼食。
時折吹き付ける風が強いものの、桜吹雪の下で、気の置けない友とくだらない話をしながらのBBQ。
至福の時間。





BBQの片付けをした後、下流にあるダム湖に再び竿を少し出してみた。
しかし本日は二人してボ○ズでした(笑)





たくさん収穫したのはいいけれど、当然一人だけでは食べきれない。。。






その後……二人は"お土産配り"という課題を残しつつ下山致しました。









★タックル

ロッド: 天龍レイズ53UL
リール: Abu カーディナル3BP

ライン: ナイロン5lb

ルアー: 自作ミノー