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Business Back Side Tricks

政治とか、経済とか、経営とかをいろいろと。。。
でも、冬はスノーボード!

「商品」の条件

2012年02月14日 10時37分30秒 | 会社経営
若い人の中にも自分のお店を出したいとか、

モノを作りたいという人が増えているのか、

そんな相談が増えています。

ただ、いつも問題になるのが、

「商品」を作ったことが無いということ。

「作品」は作れるんだけどね。。。



「商品」の条件は、次の3つ。

 ・実用に耐えられること
 ・ある程度の数量を確保できること
 ・一定の品質を保てること

この3つがそろってないと、

「商品」とは呼べません。。。


ちょっと触っただけで壊れてしまったり、

すぐに劣化してしまうようでは、

売り物になりません。

状況によって正常に動作しなくなる

というのも問題です。

テストを繰り返して、実用に耐え得るか確認が必要です。


普段、2~3個くらいしか売れないのに、

突然、100個の注文が入った場合、

「半年待ってください」と言っても、

お客さんは、待ってくれません。

他のお店から買うだけです。。。

自分がフル稼働したら、いくつくらい作れるのか

把握しておいて、

モノによっては、暇な時期に在庫を作っておく

ということも必要です。


作るたびに品質が異なるのも問題です。

昨日は失敗したけど、今日はよく出来た

では、商品を計画的に供給できませんし、

バイヤーさんも扱いません。

すごいものを作ったけど、同じものは二度と作れない

のであれば、それは「作品」です。

それなりの数量を、一定のクオリティで作るには、

経験や技術力や設備投資が必要です。



この話しは、製造業だけでなく、

飲食店やサービス業でも同じです。

お金をもらって商売をする以上、

「商品」を提供しなければなりません。


特に、趣味でモノづくりをしていて、

好評だったから商売にするという場合、

「商品」としての条件がそろっていない

ことがほとんどです。。。


「商品」を作るのは、大変なことなんです。。。



まず最初に終わりを考慮せよ

2011年10月25日 15時21分14秒 | 会社経営
ブログのさぼり癖がついてきてしまっていますが、

仕事は、順調です。。。


10月、11月は、イベントの多い時期。

お店などでもイベントを企画しているかもしれません。

小さいお店や商店街などのイベントを見ていると、

 簡単にできそうだからやってみよう

 これ、やってみたかったんだよ

という企画をしている場合がよくあります。

というか、ほとんどだと思います。。。


こういうイベントだと、

イベント終了後に、反省会(飲み?)とかで、

 なんとなく盛り上がったからよかったね

 それほど反応なかったけど、来年もやってみようか

みたいな話しになってしまい、

なんとなく終わってしまいます。。。



規模の大きい会社や、行政などの場合、

こういう企画のしかたはしません。

まず、目的を作り、

その目的を達成するための方法を考えます。


例えば、2000人集めたい場合、

それには、チラシを10万枚配布しましょう

駐車場の確保も必要

休憩できるような場所も必要

食事のできる屋台も必要

子供連れの人もいるよね?

ペットはOKにする?

みたいな感じです。

やりたいから、やれそうだから、ではなく、

必要なことをやる、です。


来場者の人数を数えておけば、

目的が達成できたかどうか、成果も明確にわかります。

2000人来ていなければ、失敗です。

来年は、別のやり方を考えるか、中止です。

2000人以上来ていたら、

対応しきれなかった部分を洗い出して、

もっと楽しんでもらえるように修正します。



どんな終わり方にしたいのか?

それには、何が必要なのか?

終りが決まれば、その先も見えてきます。



十分に終わりのことを考えよ。
  まず最初に終わりを考慮せよ。


レオナルド・ダ・ヴィンチという
     おっさんの言葉です。。。



中国の新幹線事故

2011年08月14日 22時15分23秒 | 会社経営
中国の新幹線事故。

ちょっと古いか。。。!?


結局のところ、システムだけ導入して、

思想とか、考え方を導入しなかったのが、

原因なのかな?

でも、これは、中国だけの話じゃなくて、

日本の中小企業も同じ。


例えば、ISO。

9000シリーズとか、14000シリーズとか、

取得している会社は多いけど、

話を聞くと、

「持ってないと取引してもらえないから」

という理由で、維持している会社が多い。


それじゃあ、手間がかかるばっかりで、

うまく利用できないよね!?

形だけ整えても、

従業員にしてみたら、余計な作業が増えるだけ。

システムはお金を払えば導入できるけど、

その裏にある考え方まで理解していないと、

どっかでおかしくなってしまいます。。。



他の会社で「うまくいっている」

という話しを聞くと、

すぐに真似したくなるかもしれないけど、

表面だけ真似しても、

うまくいくわけがない!


なぜ、うまくいっているのか?

なぜ、そうやっているのか?

そこまでに、何があったのか?

そこら辺を研究して、

自分の会社に当てはめるには、

どうしたらいいのかということを

考える方が、大事だと思います。。。



システムなんて、システム屋さんに頼めば、

いくらでも作ってくれるんだからさ。。。



どんな商売なら儲かる?

2011年08月08日 10時11分55秒 | 会社経営
起業を考えていたり、

新しい事業を立ち上げようとしている人の

話しを聞いていると、

「どんな商売なら儲かるのか?」

と悩んでいたりしますが、

たぶん、儲かる仕事を探していては、

儲かりません。。。


どんな仕事でも、

最初から儲かっているわけはなく、

いろいろあった結果、現在、儲かっている

はずです。

過去の、苦労とか努力を見ずに、

現在だけを真似しても、

同じようはいきません。。。


どんな仕事でも、

必ず、悪い時期があります。

資金繰りが大変だったり、

法律が変わってしまったり、

近所にライバル店が出現したりして、

儲からない時期が、必ずあります。。。


儲けるために商売を始めると、

儲からない時期を我慢できません。

好きで始めた仕事ではないので、

なんとかしてやろうという気になりません。

結果、儲かる前に、あきらめてしまいます。。。

簡単に始めた仕事は、簡単にあきらめてしまうのです。


粘ればいいということでもないのですが、

来てくれたお客さんのことを考えれば、

簡単にあきらめることはできないと思います。。。



新規に事業を立ち上げるのであれば、

「儲かる仕事」ではなく、

「長く続けられる仕事」を探さないと、

なかなか軌道に乗りません。。。


儲かるようにするのは、
事業が軌道に乗ってからでも十分間に合います。。。



大丈夫です!

2011年07月30日 20時49分20秒 | 会社経営
テレビ見たら、洪水らしいですが、

こちらは大丈夫です!

まぁ、すぐそばでは、

すごいことになってますが。。。



突然ですが、

社長の仕事の一つは、

社員が問題なく働ける環境を整えること。

仕事を作って、教育して、問題を解決して・・・。

これの繰り返し。


大変なこともあるけど、

社員に任せることのできない仕事なので。。。



うちの社員は、

みんな勝手に仕事を進めていけるので、

助かっています(?)。


そろそろ、新しい仕事を作らないといけないので、

いろいろと物色中です。。。



企業研究

2011年07月25日 21時49分43秒 | 会社経営
いま、大学4年生は、

内定もらった人もいれば、

最終面接どうしよう?

という人もいるようで、

しかも、大学3年生は、

夏休みから就活を始める人もいたりして、

採用する側からすると、面白い時期です(笑)


最近の学生は「企業研究」ということをやります。

「企業研究」というと、

 ・自分に合っている会社かどうか調べる
 ・どんな採用試験をしているのか調べる
 ・部署名や社長の名前を覚える

というようなことを研究(?)するらしいですが、

働いてもいないのに、
合っているかどうかわかるわけがないし、

直前で、試験内容を変える会社だってあるし、

部署名や社長の名前を憶えていないと
不採用にするなんてこともないし、

なんで、そんな無駄なことするの?

と、毎年、思っています。。。



そんなことよりも、

その会社のビジネスモデルを調べた方が、

役に立ちます。

どこで稼いで、どこに使っているか。


その会社の稼ぐ事業で役に立たないのであれば、

普通は、採用しません。。。

例えば、

環境保全活動とか、フリーペーパーとかは、

「使う」事業です。

どこかで稼いで、そこに使っています。

なので、そんなところに興味があります

と言われても、採用しません。

稼げる事業で役に立つことをアピールできなければ、

会社側は、興味を示しません。。。


企業のホームページやパンフを見ると、

環境保全活動をやっていますとか、

フリーペーパー発行していますとか

が、大きく書かれているのですが、

それは、学生向けに書いたものではなく、

お客さんに向けて書いたものです。


なので、それを鵜呑みにして、

面接とかで答えてしまうと、

「あ、そう」で終わってしまいます。。。


企業研究は、裏に隠れている

「稼ぐ事業」を見つけることが、

最優先だと思いますよ。



久しぶりに書いたら、うまくまとまらなかった。。。



アイデア100出し

2011年07月18日 22時16分48秒 | 会社経営
昨夜、雑談していて、

「なかなかアイデアが出ない」

という話題に・・・。


個人的には、アイデアなんていくらでも出るし、

そんなに悩むことでもない

と思っているのですが、

普通は違うらしい。。。

フリスクのCMは、誇大表現だと思っていたのに、

そうでもないらしいです。。。


企画や開発の人は、

アイデアを100種類出す

という練習(?)をします。

500とか、1000でもいいけど。。。


別に、素晴らしいアイデアを

期待しているわけではなく、

「考え続けること」の練習です。

10や20は、簡単に出てきますが、

その先は、なかなか出てこない。。。

常に考えていないと、100には届かない。

視点を変えることも必要。


100のアイデアを出しても、

使えるアイデアは、1つあればいい方で、

普通は、全部ボツ!

でも、考える癖が付けば、

そのうち、いいアイデアが

出てくるようになります。


なので、無理を承知で、

100出しを続けてもいいかも。。。





ということで、
また、いらないものが増えました。。。


ドラッカーだけじゃない

2011年06月12日 21時04分59秒 | 会社経営
ここのところ、「もしドラ」の影響からか、

どこへ行っても、ドラッカーの話になります。。。

たしかに、ドラッカーの考え方は、

幅が広いので、

いろんなところに活用できるのですが、

会社経営の戦略としては、

ドラッカーがすべてではありません。。。


経営を勉強した人であれば、

戦略と言えば「ポーター」だったりします。

マーケティングでは「コトラー」です。

オペレーションでは「大野耐一」です。

他にも、チャンドラーとか、大前研一とか、

ミンツバーグとか、アンゾフとか、

いろんな人が、いろんなことを言っています。

まぁ、いちいち説明する気もありませんが。。。


ただ、これらは学問的な話であって、

実際に経営をしている人にとっては、

人の名前は、あまり重要ではありません。

また、ドラッカーがブームになると、

ドラッカー一辺倒になる人もいますが、

考え方が偏ってしまい、とても危険なことです。。。


実際に経営をしている人は、

キーワードだけ抜き出しておき、

メリット、デメリットをよく考えて、

必要なときに使えるようにしておけば

いいだけです。。。



経営の世界では、絶対的な答えはありません。

業種、規模、歴史、法律などの制限、などなど、

会社ごとに違っているし、

まったく同じ会社は、存在しません。

なので、正解は無いし、

いろんな考え方が存在します。

それぞれを複合的に考えないと、

現実の経営では役に立ちません。。。



この辺が、経営の面白いところなんですけど。。。




許す、許せない

2011年05月27日 10時23分41秒 | 会社経営
部下の指導方法で、

「怒る」のではなく「叱る」

と、よく言われます。

でも、言葉としてはわかっていても、

なかなか実践できません。。。



例えば、部下がミスをした場合、

困るのは、上司である自分です。

謝りに行かないといけないかもしれません。

余計な仕事が発生するかもしれません。

自分の評価が下がるかもしれません。

でもこれらは「自分の都合」です。

自分の思い通りにならないから、

「怒る」ことになります。。。


でも、部下のミスなんか、自分が、

謝りに行けばいいし、

余計な仕事は引き受けてやればいいし、

評価は自分で挽回すればいい

だけです。。。


それよりも、これから仕事を覚えて、

昇進していくはずの部下にとって、

今回のミスは、どう影響するのか?

直してやったほうがいいのか?

背景を説明してやったほうがいいのか?

違ったやり方を考えてやったほうがいいのか?

部下の将来がいい方向へ向くように考えていれば、

ミスしたこと自体を「怒る」必要は無くなります。。。



自分の都合を優先するから、

許せなくなり「怒る」ことになります。

相手の将来を考えていれば、

許して「叱る」ことができます。


「怒る」と「叱る」の違いは、

「許せるかどうか」なのかもしれません。。。




怒ってばかりいると、

自分の都合しか考えていないことを、

部下に見破られてしまいますぜ。。。


壊す勇気

2011年05月17日 09時31分37秒 | 会社経営
経営者は、会社においては、創造主です。

会社のすべてを作りだすことができます。

だから、壊すことができるのも、

経営者だけです。。。


「前例を踏襲しながら・・・」

というのは、労働者の感覚です。

経営者は、ゼロから作り出すことも、

ゼロに戻すこともできるのです。



陶芸家は、作品が気に入らないと、

潰して、作り直します。

油絵の画家は、作品が気に入らないと、

ホワイトで塗りつぶして、書き直します。

音楽家は、録音しても、

気に入らないと、その場で消してしまいます。


みんな「修正」はしません。

すべてを壊して、ゼロにします。

力があるから、ゼロに戻しても、

より良い作品を作ることができます。

「修正」をしないから、

実力が付いていきます。



中途半端な「現在」に我慢するなら、

「修正」ではなく、

満足できるものに作りなおす

という方法もあるのです。。。


もちろん、ものすごい熱意と労力が必要だし、

周囲からしたら迷惑かもしれないけど。。。

それでも、壊す勇気を持って、

挑戦を続けていけば、

きっと、「いいもの」にたどり着きます。

尾崎豊だって、校舎の窓ガラス割ったんだから!?



壊しっぱなしじゃ、ダメだけどさ。。。



経営者の資質

2011年05月08日 22時35分01秒 | 会社経営
会社経営者になる人に、

向き、不向きは、あるのか?

私は、「ある」と思っています。。。


経営者に必要な資質というものは、

いろいろあると思いますが、

努力しても得ることが難しい資質

というものもあります。



私が考える経営者の資質は2つ。

まず、その仕事が好きなこと。

どんなに苦労しても、

好きな仕事であれば、続けていけます。

どんなに苦労しても、

最後までやり遂げないと仕事になりません。

もし、楽をして稼ぎたいのであれば、

サラリーマンをお勧めします。。。


もう一つは、全体を見ることが出来ること。

周りのみんなが「右」だと言っている中で、

一人だけ「左」を決断して、実行する、

というような判断も必要になります。

何を犠牲にして、何を得るのか?

目標が定まっていないと、

周りの意見に流されてしまいます。

また、その判断のスピードも大事なのですが、

即断即決は、練習すれば身に付きます。。。



最近はやりのドラッカーは、

「マネジメント」の中で、

マネージャーに必要な資質は、

「真摯さ」であり、これは、

「学ぶことのできない資質」
「後天的に獲得することのできない資質」
「始めから身につけていなければならない資質」

といっています。

人付き合いがいいとか、
みんなに人気があるとか、
専門知識を持っているとか、

ではなく、

真剣に仕事に向き合い、

何が正しいか判断できること

という意味です。



経営者として成功する人は、
最初から経営者なのかもしれません。。。



アンケートは参考程度

2011年04月28日 20時15分56秒 | 会社経営
先日、ある会社の担当者から、

「こんな企画を考えているんだけど・・・」

と、話しを聞かせてもらったのですが、

ちょっとズレてる!?

なぜこの企画を考えたのか聞いてみると、

アンケートの結果を見ていて

思いついたとのこと。


確かに、アンケートの結果だけを考えれば、

そうなるのですが、

誰がアンケートに答えたのか?

ということも重要です。


例えば、若者をターゲットにしているお店なのに、

30代~40代にアンケートをとっても、

あまり意味がありません。。。

逆に、小中学生の意見であれば、

数年後には、顧客になっているかもしれないので、

検討すべきです。


店長が自分の友人や知人などから

意見や感想を聞いて、

そのまま実行してしまうということが

よくあります。。。

でも、友人・知人が、

顧客の代表として、適当なのでしょうか?


任意のアンケートの場合、

狙っている客層だけが答えている

わけではないので、

重視する結果と、流してしまう結果を

振り分けてやる必要があります。


狙っていない客層のアンケート結果に合わせて

企画を考えてしまうと、

狙っていた客層が離れていってしまう

ということもありえます。。。



アンケートの結果は、

あくまでも、特定のお客さんの「意見」なので、

「参考」程度にとらえておいて、

お店の方向性に合致するようであれば採用する

くらいに考えます。


今回の場合は、まず企画があり、

その企画を補強するためにアンケート結果を使う

というのであれば、よかったのですが。。。





ここのところ、

状況が二転三転する案件を2件も抱えていて、

なかなかブログが更新できません。

申し訳ないです。。。



公益法人制度への移行

2011年04月25日 22時10分18秒 | 会社経営
先日、小さな財団法人の理事長さんと

話していたら、

「新制度への移行ってどうやるの?」

と聞かれてしまいました。。。


小さいところだと、

そんなものかもしれませんが、

そろそろ、準備しておかないと、

間に合いません!


一番問題になりそうなのは、

既存財産をどうするか?

という部分だと思いますので、

早めに方針を決めて、

動き出して欲しいです。。。



このブログでも、

1年くらい前に、公益法人制度改革について、

いろいろ書いたような気がするのですが、

その後、いろいろと事例が出てきているので、

ずいぶん、やりやすくなったと思います。


>> 公益法人information




職業としてのプロとアマ

2011年04月10日 15時41分38秒 | 会社経営
専門的な知識や技術を持っている人を

「プロ」という言うこともありますが、

ある分野において、それを職業としている人も

「プロ」といいます。


趣味でやっている人の中には、

職業としてやっている人以上に

知識や技術を持っている人も、たくさんいます。。。

なので、知識や技術を持っている「プロ」と、

職業としている「プロ」は、

ちょっと違います。。。


「プロになりたい・・・」という場合、

大抵は、「職業としてやっていきたい」

という意味で使っていると思います。

「職業としてやっていく」ということは、

「商売として成立する」ということです。

では、どうしたら「商売」として成立するのか?


「商売」は、

他人が必要としているものを与えて、

その代価をもらうことによって、成立します。

どんなに、知識や技術を持っていても、

他人が必要としていなかったり、

他人に与えられなかったりすれば、

「商売」にはなりません。。。


どんなにすごい技術を持っていても、

その技術を使って、

他人のための商品を作らなければ、

「商売」にはなりません。

自分の満足のためだけに作るのであれば、

やはり「アマチュア」の世界でしょう。。。


一部の「天才」と呼ばれるような人たちは、

本人が意識していなくても、

他人に何かを与えているはずです。

見ている側は、何かを得ることが出来るから、

夢中になるのでしょう。

他人が必要としているものは、

「商品」そのものではなく、

「感動」だったり、「興奮」だったりもします。。。



まぁ、普通の人は、

「他人のために」を意識しないと、

他人には伝わりません。。。

自分が何かをすることで、

誰に何を与えることができるのか?

そのために必要なツールが、

「知識」や「技術」なんだと思います。。。




いや、「プロになりたい!」という

ロックギター小僧に会っただけなんですけど。。。


災害時の会社資産

2011年04月02日 17時27分42秒 | 会社経営
今回のような震災で、

会社が被害を受けた場合、

会社の資産は、どうなるのか?


現金は、完全に無くなってしまうと、

当然ですが、取り戻せません。。。

ただし、切れ端でも残っているとか、

汚れているという場合は、

銀行で交換してもらえます。

>> 損傷したお金の引換えについて


通帳やキャッシュカードは、

口座番号がわかって、本人確認できれば、

金融機関から、再発行してもらえます。

印鑑が無い場合などは、

罹災証明書の提出が必要になります。


株主がわからなくなった場合、

上場会社などの場合は、

株主名簿管理人を決めてあるので、

そちらで調べることが出来るはずです。

非公開会社で、

株主名簿管理人を選任していない場合は、

株主名簿は、税務署に提出しているはずです。


手形や小切手については、

法的手続きが必要になります。

簡易裁判所へ行って、手続することになりますが、

時間がかかることなので、

金融機関などにも相談しておくと、

一時的な融資を受けられることもあります。


保険関係などは、保険会社にデータがあるので、

問い合わせれば、対応してもらえます。


車の被害は、自動車保険の内容によると思われます。

今回は、地震や津波などが原因なので、

地震特約が必要なケースがほとんどでしょう。

社用車でも、そこまでやっていない会社は、

けっこうあります。。。



結局、現金が無くなった場合以外は、

ほとんどの場合、なんとかなりそうです。

とはいうものの、すべてが全部、

戻ってくるわけではないですし、

事業を立て直すには、時間もかかります。


これから、国や自治体の助成事業などが

たくさん出てくると思うので、

それらを有効に使っていくことも、必要になります。