Business Back Side Tricks

政治とか、経済とか、経営とかをいろいろと。。。
でも、冬はスノーボード!

社長にとってのルール

2010年07月30日 21時10分38秒 | 会社経営
人が集まればルールができる。

国ごとに法律というルールがあるし、

結婚すれば、夫婦のルールができる。


会社にも、ルールが存在する。

就業規則のように、明文化されたものもあれば、

暗黙のルールもある。


従業員であれば、

これらのルールに従っていればいい。

ルールの範囲内で、考えればいい。



ところが、社長は違う。

会社のルールを飛び越えたところで

判断しなければいけない。

なぜなら、会社のルールを作れるのは、

社長だけだから。


社長は、会社をよりよい方向に導くために、

ルールを変更していく必要がある。

会社の規模や、社会情勢によって、

ルールをかえなければならない。

常に、今のルールでいいのか、

考えなければならない。



これが、意外に難しいらしい。。。

ルールを守るとか、

ルールを破るとかいう感覚ではなく、

何も基準が無い中で、

ルールを作らなくてはいけないから。

正しいのか、間違っているのか、

誰にもわからないルールを作るのは、

かなり覚悟がいる。。。


特に、長い間、従業員をやっていて、

社長になった人は、

この感覚を身に付けるのに、苦労している。

自分で作ったルールに、

自分が縛られてしまう

という社長さんは、たくさんいる。。。



他の会社のルールを真似してしまうと、

必ず、どこかに隙間ができてしまう。

ルールは、会社ごとに違うものだから、

一部分だけ真似するわけにはいかない。


また、ほとんどの社長さんには、

こういう問題を、

同じ目線で相談できる人がいない。

社長の考えを理解した上で、

ルールを飛び越えられる人というのは、

(普通は)従業員からは出てこない。。。



ルールに制限されているということは、
実は、楽なことなのかもしれないよ。。。



おばけなオクラ

2010年07月28日 21時42分18秒 | 
今日は、午後から事務仕事。

チラシ作ったり、見積もり作ったり、
請求書作ったり、申込用紙作ったり。


途中、気晴らしに、畑を見に行ったら、

オクラが巨大化してた。。。





こういう種類なんだろうか?

とも思ったけど、他のは、もっと小さいし。。。

ほったらかしにしていたからか!?






ついでに、ニンニクも何本か抜いてきた。




最近、雑草がすごくて、

オクラとか、ニンニクとか、
どこに生えてるのかわからなくなってきた。。。


「いつでもそばにいる」ということ

2010年07月27日 20時21分38秒 | その他
昔、このブログで、


結婚とは、
 「いつでもそばにいる」
   ということを約束すること

と、書いた。

よく覚えてるもんだ。

まぁ、今でもそう思ってるけど。。。


そういう約束をしてしまった以上、

お互いがお互いのために、

努力をし続けなければならない。。。

とも思っている。


慣れてくると、

だんだん、忘れてくるんだよね。

自分で意識していないとさ。




・・・



まぁ、どうでもいいんだけど、

なんで、愚痴を言いたいときだけ、
オレのところにメールしてくるんだ!?



ハンコの押し方

2010年07月24日 22時15分19秒 | 会社経営
今、60~70代くらいの人なら、

知っていると思いますが、

昔の朱肉は、ドロドロのベタベタでした。

なので、朱肉をたっぷり付けて、

正式な契約書なんかに押印してもらい、

それをすぐに別室へ。

そこで、陰影を別の紙に写し取り、

写し取った紙で、さらに、

別の契約書に押印してしまう。。。

というのが、昔のハンコの偽造方法。


現在の朱肉は、すぐに乾くので、

この方法は、使えません。

というか、真似しないでください。。。


で、こんな風に、

昔のハンコは、偽造されやすかったので、

署名して実印を押す場合には、

署名にかかるように、ハンコを押しました。

(陰影登録用の場合は、別ですが・・・)


いまは、ほとんどの人が、

「印」とか印刷されている上に押している

と思いますが、

私は、名前の最後の文字にかかるように、

押しています。

年配の人なんかは、

名前のど真ん中にハンコを押す人もいます。

どの方法でも、ハンコの効力は同じです。。。



実印は、重要なハンコです。

特に、会社の実印は。

なので、経営者としては、

保管方法だけでなく、押し方も、

考えたほうがいいかもしれません。


「キレイに押せばいい」
というものでもないと思いますよ。。。


会社のハンコ

2010年07月22日 22時00分02秒 | 会社経営
ハンコ屋さんに行くと、

法人用として、

実印、銀行印、角印が、

3点セットで売られています。


銀行印は、銀行口座などに使うもの。

実印を小さくしたものが多いが、

銀行がいいと言えば、なんでもいい。。。


角印は、会社や事業所、店舗などの

認印として使います。

なので、四角でなくても問題ない。。。



他によく使うのが、ゴム印。

会社名とか、住所とか・・・。

書類に手書きするのが面倒なときに使います。

メールやホームページのアドレスの

ゴム印を作っておくと、意外と使う。

ハンコにしておけば、絶対間違わないから。。。


日付の記入が多いのであれば、日付印。

数字を変更できるヤツ。

毎日、大量の書類を処理するのであれば、

あると便利。


帳簿類が手書きなのであれば、科目印。

現在は、パソコンで処理することが多いので、

いらないかもしれないけど。。。



会社には、たくさんハンコがある。

法人であれば、3点セットは必要。

ゴム印の類は、

手書きの代用のために使うものなので、

便利になるのであれば、作ればいい。

無理して準備する必要は無い。


一度に揃えると、結構いい金額になるんだよ。。。


会社の実印

2010年07月21日 22時15分09秒 | 会社経営
日本は、サインよりも印鑑の社会なので、

「実印」というものがあります。

「実印」とは、

住所地の市町村役場に登録された印鑑

のことで、一人がひとつしか登録できません。

登録してあれば、

印鑑証明書を発行してもらえます。


会社組織も、法人であれば、

実印を登録します。

会社の実印は、通常、

「代表取締役之印」という文字の入った

印鑑を登録します。

こうしておけば、

代表取締役が交代しても、

同じ印鑑を使い続けることができます。


ハンコは、長年使っていると、

磨り減ったり、欠けたりします。

実印が、登録した状態と異なる場合は、

証明することができなくなるので、

登録しなおすことになります。。。

会社の実印は、登録しなおすと、

いろいろ手間がかかるので、

経営者は、材質などにもこだわります。


個人の実印も、会社の実印も、

サイズは決まっていますが、

形は決められていません。

三角でも、四角でも、三文判でも、

実印として、登録できます。

会社の実印は、丸い形が多いので、

「マルイン」と呼ぶ人もいますが、

「マルイン」=「会社の実印」ではありません。。。


実際、四角いハンコを会社の実印にしている

会社はあります。

ある会社の取締役の方の個人の実印は、

六角形でした。。。



ちょっと、ハンコの裏技的な話しです。

普通、朱肉を使って、押印しますが、

「朱肉で無ければならない」

という法律はありません。。。

青インクでも、緑インクでも、使えます。

(黒と、見えにくい色は、ダメです。。。)

が、変な目で見られること間違いなし!です。。。



「かぼちゃ」と「にんにく」

2010年07月17日 10時16分06秒 | 
朝の涼しいうちに畑へ。。。

昨日、写真を撮り忘れた、かぼちゃ発見!





持ち上げたら、取れちった。。。



とりあえず、食べることにしました。




にんにくも、試しに引っこ抜いてみた。



まだ、ちょっと早かった。。。


ジャガイモは、あと1ヶ月くらいかな!?




先日、近所の人に言われて、気づいたんだけど、
うちの畑は、「完全無農薬」だった。。。

・・・

農家ではないので、
農薬撒くのが、面倒くさいだけなんだけどさ。。。


「ししとう」と「オクラ」

2010年07月16日 20時22分36秒 | 
テレビのニュースを見ていると、

連日、大雨とか、土砂崩れとかで、

西の方に(?)住んでいらっしゃる方は、

大丈夫でしょうか?

新潟は、雨は降っていますが、

洪水になるほどではありません。。。


今日は、久しぶりに晴れたと思ったら、

ものすごく暑い。。。

まぁ、晴れたので、畑へGO!


「ししとう」がもう少し。




写真撮らなかったのですが、

「かぼちゃ」が巨大化してた。。。




こっちは、「オクラ」。

育ちが悪かったので、鉢植えにしたら、
ここまで成長しました。。。



黄色いキレイな花が咲くんだけど、

半日でしぼむので、写真が撮れない。。。



ちょっと、草取りしないとだな。。。


段取りとか、根回しとか

2010年07月14日 08時47分56秒 | 会社経営
技術者や研究者の人は、

事務処理や人づきあいが苦手

という人が多い。

でも、本当は、

ちょっとした意識の違い

だけのような気がしている。。。


事務処理や人づきあいで重要なのは、

段取りとか、根回しとか。

これらは、相手のことを考えなければできない。

「相手のことを考える」といっても、

感情的な部分ではなく、相手の立場。


例えば、事務の仕事をしている人に、

専門的な説明をしても、聞いてくれない。

事務をする人にとってみれば、

処理を進めることが重要なのであって、

専門的な話しは、大して重要な情報ではない。。。


また、いろんな人に意見を聞きたいのであれば、

事前に、ある程度の情報を伝えておき、

意見を聞きたいという趣旨を伝えておかないと、

意見なんて出てこない。。。

聞かれた方にすれば、何の準備もなく、

いきなり、専門的なことを聞かれても、

答えられるわけがない。。。


営業をやっている人なんかだと、

この辺がうまい。

相手に合わせて、

言い回しや話す内容を変えてくる。

自分の言いたいことを言うのではなく、

自分の持っている情報を、

相手の立場に合わせて加工してから発信する。



事務処理や人づきあいが苦手な人にしてみれば、

「面倒なこと」なのかもしれないが、

人が集まれば、

価値観や前提条件が違っていて当然。

そこを埋める努力が無ければ、

誰もわかってくれない。。。


段取りとか、根回しとかは、

それほど大事なことだとは

思ってないかもしれないけど、

現実には、思っている以上に大事なこと。

技術や研究だけでは、
会社は回らないんだから。。。


考え続けろ!

2010年07月13日 22時05分42秒 | 会社経営
「考え続けることが大事」

というような趣旨のことを、

最近よく聞く。

私自身、「考える」仕事をしているので、

それは、よくわかる。


特に、単純作業をしていると、

思考が止まっていると

感じることがある。

テレビを見ているときとか、

車を運転しているときとか。

それ自体には、集中しているんだけど、

ぼーっとしていることに気づいたり。


こういうときにかぎってミスをするし、

深く考えていないと、

いいアイデアも出てこない。。。


「考える」ことは、誰にでもできるし、

その時間も、かなりたくさんある。

学歴とかは関係ない。

思考を止めた人と、

思考を止めなかった人では、

かなり差が出てくる。

あきらめた時点で、思考は止まってしまう。。。



最終的には、

考え倒した結果が、現実になる。

情報を集めることも必要だけど、

考えるための情報を集めなければ、

意味がない。。。

その情報でどう考えるのか?

夢中になって「考える」ことが、

もっと、もっと、必要なんじゃないか!?



というようなことを伝えるのは、

ものすごく難しいんだけど、

「熱意」として伝えられるのは、
日本人のいいところなんだと思う。。。


原因は、自分自身

2010年07月10日 20時36分17秒 | 会社経営
ある程度の人数の会社になると、

「一生懸命やっているのに、評価されない」

という、不遇(?)の人たちも出てくる。


実際、働いているところを見ていても、

一生懸命やっている、まじめな人が多い。

決して、手抜きをしているわけではない。

なので、話しを聞いても、

何が悪いのかわかっていない。。。


ただ、私が扱った範囲で言えば、

(厳しい言い方かもしれないが)

9割以上は、その人に原因がある。


ものすごく大雑把に言えば、

「会社の方針をわかっていない」

または、

「会社の方針にあった行動をとれていない」

というのが、評価されていない原因。


まじめな人が多いので、

ルールはきちんと守るし、

手続きなども正確に処理している。

でも、会社が求めている成果を出せていない。

または、

会社員としてやらなければならないことよりも、

自分がやりたいことを、

優先させてしまっている、という場合も多い。


本当は、

「いま、自分はどんな立場にいるのか?」
「自分には、何を求められているか?」

ということを考え、

自分自身が変わらなければならない。

でも、評価されていない人たちの話を聞くと、

「自分は悪くない」、「会社が悪い」、

という話しばかりで、

自分自身を見つめなおすことをしない。


はっきり言っておく!

評価されていないと感じているのであれば、

自分自身の考え方が間違っている

と思ったほうがいい。




ただ、どうしても、

相容れないような状況なのであれば、

早めに、その会社を辞めることをお勧めする。

それが、会社にとっても、その人にとっても、
(残念ながら)一番いい方法なのかもしれない。。。




社訓のプロセス

2010年07月09日 21時35分16秒 | 会社経営
会社として、社是とか、社訓とか、

スローガン的な一言を決めることがある。

が、それでうまくいったという事例は、

意外に少ない気がしている。。。


実は、以前、

ものすごくうまくいった事例に、

遭遇したことがある。



そこは、従業員数人の小さい会社。

社長が、社訓を作ったので、

みんなの前で発表したいが、

同席してくれないか?と言われた。。。


聞いていたら、社長は一言、

「お客様を大切に」

という、当たり前のような一文を

自筆で書いた紙を壁に貼り、

社長室へ戻ってしまった。。。


社員の人たちは、???

説明も何も無い。

こっちも、補足しようが無い。。。


でも、しばらくすると、

社員の人たちの議論が始まった。

これ、社訓なのか?
「お客様」って、誰のこと?
「大切に」って、どう大切にするの?
いままでは、大切にしてなかったってことか?

などなど。


簡単な一言なのに、

人によって、受け取り方がものすごく違う。

その日は、まとまらなかった。。。


後日、結論が出たのか聞いてみたら、

それなりの解釈にまとまったらしい。


で、そのあたりから、

従業員の働きぶりが変わった。

業績が伸び始めたのも、その頃から。


このとき、「こういうことなのか!」と

本気で、感心した。



たぶん、社訓の言葉は、何でも良かった。

社長が説明しないことによって、

社員が自分たちで考え、

みんなでその解釈を共有した。

それによって、

みんなが同じ方向を向くことができた。


社訓の文言がどうこうよりも、

みんなで考えるプロセスのほうが、

大事なのかもしれない。。。




しかし、その社長が、
そこまで策士だとは思えないんだけど。。。


社員に任せる

2010年07月07日 21時34分18秒 | 会社経営
経営者の最大の課題のひとつは、

自発的に行動し、
実績を残せるような人を育てる

ということだ。

しかし、みんな悩んでいる。。。


中小企業を見ていて思うのは、

「仕事を任せていない」

ということ。

特に、社長が技術者だったりすると、

社員の仕事を、自分でやってしまう。

(その方が早いからね!)

社員には、雑用しか回ってこない。。。


人は、任せてもらわないと、

その立場に立って考えることができない

場合が多い。

上司の(不可解な?)行動は、

部下を持ってみて初めてわかった

という話しはよくある。。。


それに、任せてもらわないと、

苦労も、成功も、失敗も、体験できない。

何も変化の無い生活が続くと、

新しいことに挑戦することが怖くなる。

その結果、自分から行動しなくなる。。。



ただ、仕事を任せるというのは、

意外に大変な作業。。。


最初から全てを任せる訳にもいかない。

任せた結果、会社が傾いたら、意味が無い。。。

ある程度、道筋を作ってやらないと

いけないこともあるし、

途中で軌道修正してやることも必要かもしれない。


また、仕事を任せるには、

権限も、情報も、与えなければならない。

会社内が整理されていないと、

現場がごちゃごちゃになる。。。


人によっては、適正や、周りの人選を、

考えてやらないといけなかったり、

厳しいことを言わないといけないこともある。




「社員に仕事を任せない」という体制で、

長年やってきた会社を立て直すのは、

ものすごく大変。
全員が「指示待ち」だからさ。。。


こうやって、ブログに書くと、
簡単に出来そうなんだけどね。。。