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Business Back Side Tricks

政治とか、経済とか、経営とかをいろいろと。。。
でも、冬はスノーボード!

北朝鮮がデノミ実施

2009年12月01日 19時52分25秒 |  政治経済
北朝鮮で、デノミが行われたらしい。

デノミネーションは、通貨の単位のことで、

日本では、通貨単位の呼び方を変更することを

「デノミ」という。(英語では違うんだけど。。。)

ちょっと、ややこしい。。。


一般的に、デノミは、

インフレやデフレが続いて、

物価が極端になった場合に、

通貨の単位をそろえるために行われる。



今回の北朝鮮の場合、

インフレが続いていたため、

100分の一にしたらしい。

インフレが続くと、物価が上がり続けるので、

例えば、缶コーヒーが1万円とか、

昼飯代が10万円とかになる。。。

(北朝鮮はウォンなんだけど、わかりやすく円にしました)

そうすると、毎日、札束を持ち歩くことになる。。。

それでは生活が大変なので、

1万円のことを、100円と呼びましょう。

というのが、今回のデノミ。

デフレの場合は、この逆になる。。。


デノミを行うと、当然のことながら混乱する。

古い貨幣をすべて回収し、新しい貨幣に交換する

ことになるが、

レートが変わって、貿易が混乱したり、

貨幣の価値が変わってしまうこともある。。。

今は国際社会なので、

いろんなところで影響が出る可能性はある。



が、なぜ、この時期にデノミなのか?

歴史的に、デノミを行った国はたくさんあるが、

「戦争のための資金調達」になった場合は多い。

世界的な不況は、まだまだ続きそうだし、

単純に、「インフレ対応」というだけでは、

理由付けに乏しい気もする。。。



政治家じゃないからわかんないけどさ。


事業仕分け、終了

2009年11月29日 12時34分40秒 |  政治経済
ようやく、PCが復活しました。。。

ウィルスかと思っていたのですが、

アップデートが途中でエラーになっていたようです。

そういえば、一服しているとき、

勝手にダウンロードしていたような!?

最近のPCは、使う側が気を回さないと

ダメなんですね。。。

勉強させてもらいました。。。



ところで、事業仕分けが終わりました。

テレビなどでは、「やってよかった」という

報道が多いようですが、

経済界や外国からの反応はイマイチ!

私自身も、あまり納得できていません。。。


原因は、国の方針が決まっていないこと。

どんな国にしたいのかわからないのに、

無駄かどうか判断することが可能なのか?

国として、科学技術でやっていくなら、

他の予算を削って、研究に投資しなければならない。

景気対策を優先するなら、

民間への補助金などは減らすことはできないはず。


どこを削って、どこに投資するのか

決まっていないので、

判断基準がバラバラになってしまっている。。。

基準が明確であれば、

もっと削れる部分もあると思うし、

納得もできるのではないだろうか?

すべて大事なんだけど、

その中で優先順位を付けないといけない。


本来であれば、総理大臣が、

「こんな国にしたい」という方針を打ち出し、

それに合わせて、各政党が詳細を検討し、

それを国会で議論するんではないだろうか?

民主党だけで議論した今回の事業仕分けが、

はたしてどれだけの意味があるのか?



「こんなやり方もある」という

パフォーマンスとしてはものすごく評価できるけど、

毎年これを続けていくのであれば、
もう少し、周辺整理が必要かな。



デフレですが、なにか?

2009年11月20日 20時30分27秒 |  政治経済
政府が「デフレ宣言」をしたらしい。

今頃かよ!って感じだけど。。。


デフレは、物価が下がり続けている状態。

消費者物価指数とかが指標になる。

「物価が下がるんだから、
 生活が楽になるんじゃねぇの?」

と思うかもしれないが、そうではない。。。


物価が下がると言うことは、

消費者は安いものしか買わなくなるから、

企業は低コストで生産しなければならない。

値下げ競争になってしまい、

賃金を下げたり、社員を減らしたり

しなければならない。

物価が下がっても、給料も下がるので、

生活は楽にならない。

値下げ競争についていけない企業は、

倒産か廃業しかないので、失業率が上がる。

働く場所が無ければ、

生活そのものができなくなる。。。


ここまでくると、「デフレスパイラル」

なんだけど、

すでに、近い状況になっている気がする。。。


一番効果的な対策は、「公共事業」!

デフレから抜け出すために、

政府が仕事を与え、市場にお金を流し、

物価を安定させるという方法は、

昔から世界中でやられていて、

効果は実証されている。



いま政府に求められているのは、

「税金の無駄使いを無くす」ではなく、

「無駄使いをして、景気を戻す」

ことなのでは???


勘違いしているようだけど、

「税金の無駄使いを無くす」のは、
景気がいいときにやる政策だよ。


株価が下げまくり

2009年11月19日 23時02分23秒 |  政治経済
株価が下げ局面に入って、約1ヶ月。
順調に下げております。。。

一番悪かったときよりは、まだましだけど。。。


個人的には、景気判断するときに、

株価を見ることがよくあります。

仕事上、他の指標より使いやすいから。。。


で、株価の変動を、

1年前までさかのぼってみると、

4月から上がっていたのは、

オバマ効果だったのかもしれない。

少なくとも、政権交代の

鳩山効果は、まったく見られない。。。


世界的には、中国の一人勝ち。

国内マーケットに余裕があるから、

まだいけそうな感じ。

ただ、他の国も、

いろいろと景気対策をやっていたので、

そろそろ、成果が出てきた国もある。

日本はというと、

かなり差をつけられたかな!?

予算見直しとか、事業仕分けもいいけど、

景気対策は、どうなってるん???




いま、公共事業減らしたり、

補助金減らしたりするのは、

非常に危険だと思うんだけどね。

政治家にしてみれば、どうでもいいのか!?



独立行政法人の公募

2009年11月18日 22時45分39秒 |  政治経済
天下り禁止ということで、

内閣官房のホームページに、

独立行政法人の役員公募が載っていました。

http://www.cas.go.jp/jp/doppou_koubo/


いくつか見てみたんだけど、

「そんなスキルいらねーだろ!?」

みたいな、意図的と思える条件もあるけど、

応募するだけなら、誰でもいいらしい。

失業している人とか、若い人とか、

積極的に応募したらいいと思う。。。


「公務員の経験が無くてもできるのか?」

という疑問もあるかもしれないけど、

個人的には、問題ないと思っている。。。

たしかに、民間企業とは異なる部分もあって、

仕組みがわからないとやりにくいかもしれないけど、

それ以上に、人付き合いが大変そう。

裏も表もありそうな人たち(?)を

相手にしないといけないから。。。

どっちにしても、

「楽な仕事」ではないことは確かだ。。。


まぁ、こういうチャンスがあることは

いいことだと思うし、続けて欲しい。




それにしても、仙谷大臣の写真が、
カッコよすぎるのが気になる。。。

インターネット・リソースの無駄遣いだ!



事業仕分け

2009年11月16日 22時21分39秒 |  政治経済
連日、テレビのニュースが流れ、

あーだ、こーだ言っている。。。

やること自体は、いいことだと思うけど、

成果が出るとは思えないし、

そんな期待もしていない。


たしか、数年前から「事業仕分け」という

議論があったように記憶している。

(小泉政権のあたりだったかな?)

そのわりに、準備不足というか、

バタバタしている印象が。。。


そもそも、位置づけがはっきりしていない。

民主党としてやっているのか、

政府としてやっているのか、わからん。。。

今のところ、何も権限が無いんだから、

「民主党が勝手にやっている」

と見たほうがいいのかもしれない。


もうちょっと、体制作りに時間をかけたほうが

良かったのでは?

とりあえずやってみて、少しずつ修正していく

という方法をとるには、

あまりにも、市場への影響が大きすぎる。

これが予算に反映されてしまったら、

事業を続けられなくなる会社が、

続出するだろう。



それも含めて、無駄を減らすということも

必要ではあるけれど、
景気が悪いときにやらなくてもいいんじゃない?



税金の種類

2009年11月09日 20時29分14秒 |  政治経済
知らなくても、それほど問題なし

だと思うんだけど、

せっかくなので、書いておきます。。。


税金は、国税と地方税に別れています。


国税は、

所得税とか、法人税とか、相続税とか、

消費税とか、酒税とか、たばこ税とか、

自動車重量税とか、印紙税とか・・・。

普通に生活していて、関係するものは、

こんなもんかな!?

国税は、直接税と間接税に分けることもあるけど、

払う側からすると、あまり関係ない。。。

国税は、納税者の負担能力に応じて

課税されることになっています。


地方税は、

道府県税と、市町村税と、目的税に分けられる。

ゴルフ場を使うと、道府県税としてゴルフ場利用税がかかる。

軽自動車持っていると、市町村税として軽自動車税がかかる。

目的税は、いろいろあるけど、

入湯税とか、軽油取引税あたりがわかりやすい!?

地方税は、受ける利益に応じて

課税されることになっています。


実際には、国税と地方税に分けにくいものもあるし、

似たようなものなのに、

国税と地方税に別れているものもある。

よくこんなに作ったな! という感じ。。。

「酒税」や「たばこ税」なんかは、

消費税に統一してしまえばいいのに。。。

もうちょっと、わかりやすくしてもらいたいね。


税金の理由

2009年11月07日 22時09分57秒 |  政治経済
ときどき、「何で税金とられるの?」

と、聞かれることがある。

もちろん、国を維持していくためなのだが、

本当に聞きたいのは(たぶん)、

そんなことではないような気がする。。。


人が集まり、ある程度の規模の組織になると、

王様とか、領主様とかが出てくる。

その人たちは、組織を維持・拡大するために、

民衆から、少しずつお金を集めて、

活動するための資金とする。

これが、税金。。。

昔の日本で言えば、「年貢」だ。


だから、税金を払う側の立場では、

いくら考えても、理解できない。。。

「なぜ、酒やたばこに税金がかかるんだ?」

と言われても、

そこに税金がかけやすかっただけの話し。

税金は、集める(使う)側の理屈で、

考えられているモノだから。

国として、国民の間に広がって欲しくない

ことに税金をかけることもあるけど。。。


税金は、できるだけ多くの人から公平に

徴収するように、考えられている。

対象者が少ないと、

税収が少なくなってしまうから。。。

酒を飲む人が多ければ、酒税。

たばこを吸う人が多ければ、たばこ税。

車を持つ人が多ければ、自動車重量税。

税金を集める側からすれば、当然のこと。。。



国民の義務として、

税金を払うことに異論は無いけど、

生活する上で、
負担の少ない制度にして欲しいね。



日本の政治、大丈夫か?

2009年11月02日 21時57分10秒 |  政治経済
古い友人から、久しぶりにメールが届いた。

インドネシアの人なんだけど。

昔、現地で仕事をしたことがあって、

そのときに、手伝ってもらった。

いっつも、ウイルス付きでメールをくれる。。。

向こうのPC環境からすれば、当然なので、

別に気にしてないけど。。。


そのメールに、

「日本の政治、大丈夫か?」

みたいになことが書いてあった。

外国の人は、そういう風に見ているんだな。。。


もともと、インドネシアとか、タイとか、

マレーシアとかは、親日家が多い。

日本人がアメリカにあこがれていた感じ。

そういう国の人から見ても、

ヤバそうに見えるということは、

欧米から見たら、もっとひどいんだろう。。。



テレビのニュース見てても、

外交がうまくいっていないように感じる。

もうちょっと、軌道修正できないもんかね?

日中韓は、昔からゴタゴタしてるけどね。


誰が得するか、考えてみ!

2009年10月21日 22時05分18秒 |  政治経済
最近の政治家の動きがよくわからん!


JALの再建問題に、なんで

前原大臣が絡んでくるんだ???

元々は、国の作った会社かもしれないけど、

今は、民間の株式会社。

株主の意向も聞かずに、

勝手に方向性を変えていいわけがない。。。


しかも、再建タスクフォースの面子見たら、

「再建」のプロではなく、「整理」のプロ。

その辺の事情を知ってる人間からすると、

「なんで?」って感じだろうな。

ファンドを使って、解体 -> 再生

という、シナリオなのかね?

ファンドが儲かるだけだけどね。。。



もう一つは、郵政改革。

こちらは、政府が100%株主だけど、

社長を解任するなら、

株主総会で、決議するのが筋だろ?


しかも、後任が大蔵省の元事務次官って、

思いっきり、天下りじゃん。。。



と、政治家がやりたい放題やっている

ように見えますが、

うまく利用されているのは、
政治家の方なのでは? と思えてしまう。


予算見直しは、成功か?失敗か?

2009年10月11日 21時00分25秒 |  政治経済
補正予算見直しで、執行停止額が約3兆円。

政府は、成果として強調しているが、

本当の数字は、どうなんだろう?


契約が終わっていた案件であれば、

違約金を払わなければならないし、

工事の途中であれば、

別途、安全対策などもしなければならない。

撤収の費用だって、別払いだろう。


「かんぽの宿」だって、

売却しなかったために、

今年も、40億円近い赤字になるはず。



以前よりも数字が出てくるようになったけど、

成果を主張するための数字しか出てこない。

補正予算の見直しは、

成功だったのか? 失敗だったのか?

判断できない。。。

早く、本当の「数字」が
出せるようになって欲しい。。。


資格が無いのは、どっちだ!?

2009年09月28日 19時50分22秒 |  政治経済
金融担当大臣が、銀行の借入金返済を

3年間猶予という政策を打ち出した。
本気で言ってんのかね???


返済を3年間猶予ということは、

その間、金利が付くので、

余計に返しにくい気がする。。。


さらに、融資の条件は、

今まで以上に厳しくなると思われる。

すでに借りている人はいいかもしれないが、

これから借りようとする人は、

財務状況が悪いと、借りれない可能性が。。。

融資が受けられなければ、

中小企業は、設備投資できないし、

個人は、住宅ローンが組めない。


さらに、さらに、大変なのは、銀行だ。

どういう、経理処理するかわからんけど、

不良債権が増えるだけ。。。


結局、景気は悪くなる。。。

経済を知らない人が、
金融を担当しちゃダメだよ。



ものすごく、近視眼的な政策だけど、

何か策があるのだろうか???

何も無さそうだけどね。。。


個人主義が加速する!?

2009年09月21日 21時46分32秒 |  政治経済
民主党の中で、戸籍制度を見直す

動きがあるらしい。

個人単位の登録制度を作るためで、

戸籍法の廃止も考えているらしい。。。

戸籍法を廃止したら、

民法も改正することになるのでは?


明治までは「家」を単位として、

民法が作られていた。(家系制度)

今の民法は「家庭」を単位として作られている。

だから、法律上は、家系図というものは無い。

結婚すると、親の戸籍から離れて、

新しい「家庭」として、新しい戸籍が作られる。


実は、以前から気になっていたんだけど、

いまだに「家系」を重視する古い習慣が、

たくさん残っている。

例えば、結婚するのに、

「長男だから婿にはいけない」とか、
「長女だから嫁には出せない」とか、

ものすごく、こだわる人もいるけど、

戸籍上は、

どちらも、親の家庭から離れるんだから、
意味は無いと思うんだけどさ。。。


そういう、法律と習慣の間のあいまいな部分は、

国民側も、整理しておかないと、

「戸籍制度を見直す」という話しは、

かなり、ややこしくなってしまう。



そもそも、

なぜ戸籍制度を見直す必要があるのか、

よくわからない(私の調査不足です)ので、

何も言えないんだけど、
面白い話しではある。。。


ほとんどが無くなるイメージなんだけど・・・

2009年09月19日 17時45分17秒 |  政治経済
鳩山内閣になって、

各大臣がいろいろ発言している。

一番気になっているのは、

原口総務相の発言。
あまり取り上げられていないけど。。。

「国の出先機関は原則廃止する」っていうけど、

「出先機関」ってどこまでのこと?


以前からの民主党の主張を見ていると、

独立行政法人や公益法人の国が主管している

組織も「出先機関」に含まれるの?


国土交通省の出先機関である、

地方整備局や国道事務所は、

以前から批判されているし、

実際、地方や民間が代わりを

することも出来そうな気はする。。。


でも、総務大臣の発言と言うことは、

他の省庁の出先機関も含まれるはず。

警察の関係、税金の関係、自衛隊の関係、

航空管理、海上管理、山林管理、

気象の関係などなど。

民営化を見直すなら、郵便局も出先機関!?

他にも、病院、学校、美術館、研究施設など、

「国立」と付いていれば、

国の出先機関になる。
意外と生活に密着しているものが多い。。。


何も負担せずに、

民間組織に切り替えできるとか、

既存の民間企業が、

同様の仕事を出来るようにするとか、

その辺を早く考えてもらわないと、

大混乱しそうだな。。。



CO2削減とか、年金問題とか以上に、

生活に影響が出そうな話なのに、
あまり話題にならんね。。。


ネーミングが安易すぎる!?

2009年09月18日 22時07分55秒 |  政治経済
シルバーウィークって。。。

誰が付けたんだろ!?


ところで、シルバーと言えば、銀。

投資商品にも、銀があります。

貴金属ってやつ。

金とか、銀とか、プラチナとか・・・。


一般的に、貴金属への投資は、

「資産の保全」のために行われます。

株とか為替を買って、

余ったお金で金貨や銀貨を買うとか。。。


貴金属の価格は、他の投資商品に比べると、

増えたり、減ったりという変動(リスク)が、

少ないという特徴があります。

なぜなら、埋蔵量が決まっていて、

商品自体の量が変動しないから、

価値は変わらない。。。

なので、買う人が多ければ値上がりし、

少なければ値下がりするだけ。

これは、景気によって値段が変動する

ということです(わかりにくい?)。


金融の世界では、

今の100万円と、10年後の100万円は、

価値が違う、という考え方をします。

景気によって、貨幣価値が変化するから。

昔は100円だった缶コーヒーが、

10年後には120円になっていた

というようなこと。。。


なので、現金を貴金属に変えておけば、

景気に合わせて価格が変動してくれるので、

そのままの価値で「資産の保全」ができる

という理屈です。。。



他にも、メリット、デメリットはいろいろあるし、

本当は、もうちっと複雑なんだけど、
だいたい、こんな感じってことで。。。