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音楽大好き男の徒然なる日記

清原選手の「男道」が心に沁みる/「とんぼ」(1988) by 長渕剛

2013-09-23 | 日記
書くべき日程から思いきりズレてしまったが、やっとここで書きます。

先週新千歳から羽田へ戻る飛行機内で、未完読だった清原和博氏の本「男道」を、今さらながら一気に読んだ。 ちなみに、買ったのは今年6月ごろ某古本屋でだ。
清原選手のプロフィールはウィキペディアなどのサイトにお任せします。

自分はスポーツ少年ではないのだが、改めて彼の生きざまに感動してしまった。
特に巨人時代の「東京」以降の話にだ。
日本一の巨人軍をめざして野球の腕を磨いてきたが、ドラフト会議の“番狂わせ”に傷ついて、桑田との友情にも亀裂が入る。
西武ライオンズで屈辱を晴らし10年目にフリーエージェント(FA)制になった時、ふたたび巨人を目指してしまったのだ。
が、鳴り物入りで巨人に移籍した彼を待っていたものは……
5章「大阪」で、母親を背負って祖父の墓参りに行く途中で現役引退を告白するシーンは泣けました。

自分も小学生の頃までは単純に巨人が好きだったが、それはON(王・長嶋)時代とメディアの相乗効果が作り上げたものだったからだ。
そのからくりを知ってしまい、福留功男アナ時代の「ズームイン!朝」での「プロ野球入れ込み情報」での“独断と偏見の報道”ぶりでついに嫌気がさしてしまって以降、自分は巨人ファンでなくなり、「アンチ東京」のシンボル阪神・広島の味方につき、現在は北海道日本ハム・ファイターズにたどり着いた。
改めてこの自伝本を読んで、巨人首脳陣の傲慢さに怒りを感じずにはいられなかった。
カネと権力にもの言わせて選手を集めるが、食べ終わった貝のように故障したらポイと投げ捨てる体質。
(余談だが、巨人の権威と「日本のプロ野球のため」という文句で、
長嶋茂雄氏は万が一痴呆が入っても“客寄せパンダ”として表舞台に引っ張り出されるのでは……
と心配だ)
巨人だけがチームじゃないのに、4月から9月までのAMラジオは巨人戦ばかりの「プロ野球中継」。 
ひどい時はTBS・文化放送・ニッポン放送・ラジオ日本の4局がアナウンサーと解説者を替えて同時に巨人戦の中継をしている。 
なんと言う経費と時間のムダ!!

民放FM局の番組編成がいつの間にか、リスナー層を10代後半から20代を前提としたものになってしまったために、いまの自分には仲間うちだけで固まってはしゃぐ、うるさいだけの番組も存在する。 
だからこそ、30代後半以上のリスナー層が多いAMラジオはもっとその層が好きな音楽番組をやって欲しい。
'70年代~80年代のニューミュージックから学ぶものは多いぞ。 
若者にも“温故知新”の効果があるぞ。  閑話休題。

ケガ故障とそれに伴う戦線離脱が清原選手のプロ生活後半を占めていた。
そんな彼を支えていた歌が、長渕剛の歌「とんぼ」だったんだ。
長渕本人主演の同名のテレビドラマはヤクザ抗争ものだったから嫌いだが、“不屈の闘志・清原のテーマソング”となったからこそ好きになった歌である。
今回You Tubeの映像を選んでる時に、見事に清原選手の23年が凝縮された映像を見つけたので
リンクに張りました(一部関係ない人がワクで出てますが)。
3分5秒あたりで、この歌の関係者も出てます。
清原ファン、ならびに長渕ファンの方、歌いましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=XOlKT-ufAA0

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