goo blog サービス終了のお知らせ 

shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

京都アニメーション映画「リズと青い鳥」を観ました。

2018-04-28 | 音楽

世間でのゴールデンウィーク初日とは裏腹に今日は多忙で、
都内をせわしなく動き回る。


用務が終わって、さあ、
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のCMで注目していた京都アニメーションの映画
「リズと青い鳥」を観よう。

公式ホームページは、
http://liz-bluebird.com/



実は「響け!ユーフォニウム」シリーズはそんなに詳しく観ていなかった。
最近のNHK・BSプレミアムでの再放送も録っておきながらほとんど観ていない。
当然、「聲(こえ)の形」も観ていない。 
 (内容も重そうだし)
つまり、まさに“まっさら”な状態での観賞となった。



美しい……
水彩画のような絵の美しさ。

そして、音楽のシンプルさと重要なアイテムとなった存在感。
ヒロイン・鎧塚(よろいづか)みぞれと傘木希美(のぞみ)の歩く姿と、シンクロする音楽。

童話「リズと青い鳥 Liz und ein BlauerVogel」の物語のキーポイントである
「第3楽章」には鳥肌がたった。



そしてそして……あの世代の少女でないと出ない世界。

そう、脚本&演出も“女子スタッフ”でないと出ない感性。
どんなに逆立ちしても少女雑誌を熟読しても、男&男子スタッフだけでは絶対出せない世界。


薄いワイングラスのような脆さ、儚さ
繊細で無邪気、透明で、ちょっと残酷…

そんな世界は一瞬で過ぎてゆく。
時は流れ、並ぶ影はやがて離れてゆく。


ああ、こんな眩しくてビターな青春ストーリーが観たかった。

観終わって、絶句。
呆然としているこころを周囲に見破られたくなくて、
急ぎ足で帰りの電車に乗った。


お薦めです。
まだの方は、ぜひ。

男子も単細胞な「少年ジャンプ」ばっか読まないで、
こういう繊細な世界に触れておいたほうが良いよ。



『リズと青い鳥』ロングPV



---------------------------------------------------------------------------------------



 「余談」

「青い鳥」を題材にしたJ-POPって、何かないかと探してみた

「Bye-Bye Bluebird」(1985・さだまさし)
残念ながら映像サイトがない。
 歌詞リンク:「J-Lyric.net」
 http://j-lyric.net/artist/a0004ab/l0230bd.html


「赤い鳥逃げた」(1985・中森明菜、作詞:康珍化) ←青い鳥じゃないじゃないか!
 故・松岡直也氏作編曲による大ヒット曲「ミ・アモーレ」の別歌詞でした。


えーあと、ズバリ「青い鳥」(1969、ザ・タイガース)

作詞作曲、E.Guitar:森本太郎  vocal:沢田研二&森本太郎
 編曲:すぎやまこういち
 シングル発売 & オリジナルアルバム『ヒューマン・ルネッサンス』に別バージョン収録。


ふっるー。(笑)
でも、聴いてみると儚くて繊細な世界は共通してますね。 あと鳥肌モノな点も。

歌詞リンク「Uta-Net.com」
 https://www.uta-net.com/song/174/

個人的には、1番「青い鳥を見つけたよ~小さな鳥を」と、
2番「青い鳥はもう二度と~初恋だった」の部分は
ハモらずにジュリー独りで歌ったほうが良かったのではないだろうか。


ザ・タイガース The Tigers/青い鳥 Blue Bird (1968年)




------------------------------------------------------------------------------

2018年4月28日付訪問者数:105名様
(え? upしたのは23時30分頃なのにランク1位?)
2018年4月29日付訪問者数:131名様
お付き合いいただきありがとうございました。

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ついに札幌で桜が開花!/「... | TOP | 根室線の早期復旧要請 東鹿... »
最新の画像もっと見る

post a comment

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | 音楽