fangle WORLD'S LIFETIME FITTINGS, GOODS & ORIGINAL ARTICLES
奈良でアンティークの家具・雑貨、古道具、オリジナルの鉄ものを扱うfangle。
 





金物屋かという程、たくさんの色んな金物がある。
木もガラスも陶器も、布や革も好きだけれど
今は圧倒的に金物が多い。自然と集まってしまう。

何故なのかと思うけれど、一つには色。
モノは何でも時と共に変化するけれど、
金属の変化は、まるで生き物のようで
同じものでも環境によって異なった色を出す。

放って置かれたモノは乾いた色、鉄だったら錆ているし、
大事に保管されていたモノは何だか情趣が無い。

中でも、艶を携えながら
その時々の色を重ねてきたモノにはぐっとくる。
そういったものは、大抵よく使い込まれている。
人が使うことによって、それは程よい艶を含んだのだろう。

乾いた表面の奥に艶の跡を感じることもある。
閑寂で静穏なその色を見ると背筋が伸びるような感覚になる。

金物を見て我思うのである。
そんなこんなで金属は面白い。

さて、今週の<new>は「色取り取り」が8つ。
thousands of colors appear in the fullness of time