東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

上下移動の乗換え試練の旅

2012-04-07 22:45:14 | 新幹線

復路:3月25日(日)      →大阪   :関空/紀州路快速 大阪   →米原   :新快速近江塩津行き 米原   →大垣   :普通大垣行き 大垣   →浜松   :新快速浜松行き 浜松   →静岡   :普通熱海行き 静岡   →新横浜  :ひかり476号 新横浜  →八O子  :横浜線 運賃:青春18きっぷ+¥4,930

青春18きっぷシーズンの日曜日。

今回は、東海道線を乗り継いで帰京する。

旅のスタートは、馴染みの関空紀州路快速から。大阪まで乗り換えなしで行くことができるのでありがたい。

大阪から乗車する新快速。

過去、東海道を米原方面に昼間移動するときには、尼崎まで逆行して、座席確保するのを常としていた

その頃は、昼間の新快速は、8両編成だったため、休日の混み具合は尋常ではなかった。

しかし、今や、新快速は、12両編成である。

よって、朝夕のラッシュ時は別として、尼崎まで逆行せずとも、座席確保は困難ではなくなっている。特に12時前後の新快速は、大阪で結構空席が出る。

そのため、今回は、尼崎まで逆行することなく、普通に大阪から米原方面の新快速に乗車する予定。ただし、今回の旅程では、関空紀州路快速から新快速近江塩津行き(後ろ8両は米原止まり)への乗り換え時間は2分しかない。

それで、大阪到着前に席を立って、扉付近へ移動する。

速やかに、東海道線ホームヘ移動。したつもりだったが、体は尼崎逆行が染み付いているためか、なんと、気づいたら三ノ宮方面5番ホームの階段を駆け上がっていた

止まっている新快速のクロスシートの向きが逆だったので、間違いに気づく。

再び階段を駆け降りて、7番ホームヘ移動。

重たい荷物を持っての上下移動のため、ふくらはぎを痛めてしまった。齢には勝てない。

なんとか、本来の新快速近江塩津行きに乗車して、一息つく。予想通り、比較的空いていた。クロスシートに一人だけ。の箇所が多い。

ほとんど発車間際の乗車であったが、小生の隣も空席。ここで、持参の睡眠薬を服用して、爆睡移動に備える。

しかし、睡眠薬の効果が発現するまで、なぜか時間がかかる。頭はぼんやりしているのだが、意識はある。漸く意識を失ったのは草津手前。そして、彦根で目覚める。体内GPSはきちんと作動している様であった。

長旅に備えて、米原到着前に車内トイレを済ませ、そして下車。

米原での乗り換えは、ホーム対面での乗り換えと跨線橋を渡る乗り換えとが半々だが、今回は、不幸にして跨線橋を渡らないといけなかった

重たい荷物と、痛む足を引きずって、跨線橋を駆け上がり、そして駆け降りて、丁度7番線に入線してきた大垣行きに乗車。

なんとか、座席は確保できたが、試練である。最近では、米原~大垣間、最低でも4両は繋いでいる様なので、それほど慌てなくても良かったのかも知れない。

ほぼ、定員乗車の状態で、列車は定刻に、大垣に向かって出発。

線路際、所々に雪が残っている。近くにスキー場があるのは伊達では無い。

大垣到着。

ここで、新快速浜松行きに乗り換える。

なんとなく悪い予感がしていたが、列車は1番線に到着。やはり、ここでも、跨線橋を渡って5番線の新快速に乗り換えないといけないらしい

ええかげんにしてくれ。

まだ、足の痛みは引いてはいない。

折り返し運転だから仕方が無いのかもしれないが、もう少し、乗客の便を考えて、配線を改良するなどしてほしい。

新快速浜松行きは、6両編成。

ここでも、跨線橋を降りたら、丁度、5番線に列車が入線してきた。見る見るうちに席が埋まっていき、ほぼ100%の乗車率、立ち客ちらほら状態で出発。

まだまだ寝足りないので、再び睡眠薬を服用して、爆睡移動を試みる。

ところが、本日は、なぜか睡眠薬の効果が出ない。

結局、半分眠ったような眠っていないような状態で豊橋まで。それよりも足の痛みが続いている。長時間の乗車は全く苦にはならない小生だが、今回ばかりは、頻繁に姿勢を変えないと辛い。

豊橋を出発してからは、完全に意識を失い。浜松まで熟睡。

この新快速、ひょっとして、後ろ2両を豊橋で切り離すのかと思っていたが、そうでは無かった様である。

浜松では、今度こそ、ホーム対面での乗り換えを期待していたのだが、叶わず

階段を降りて、昇って隣のホームヘ移動。

特に、今回は足が痛いので、ホント、試練である。お年寄りや体の不自由な方の辛さがよくわかった。

車両や人員の運用の都合で運転区分を分けるのは仕方が無いとおもうが、だからといって、乗客に上下移動を伴う乗り換えを強いる姿勢は、...流石、殿様商売のJR東海様である。

浜松から乗車した、熱海行きは、もちろんロングシートであるが、6両編成だったため、それほど混み合っている訳ではない。

袋井まで来ると、そこそこ、空席も目立ってくる。

ロングシートなので、車窓を眺めるのは困難ではあるが、時々、窓の向こうを眺めると、よく言われるほど単調な風景ではない様な気がした。焼津付近では、少しばかり海の景色も見えた。

せっかく、熱海まで行く長距離普通列車ではあるが、エエかげん疲れてくるので、静岡で降りて、後は、新幹線でワープする。

静岡到着後、一旦、改札を出て、夕食を物色する。

この時ばかりと、4月30日期限のJALのクーポンを使って、ビックマックセットを入手。それだけだと物足りないので、東海軒で、駅弁、幕の内弁当¥750も購入した。

新幹線待合室で、とりあえず、ビッグマックを平らげて、駅弁は車内で頂くことにする。

程無く、ひかり476号は入線。

できるだけ空いている場所が良かったので、先頭16号車(喫煙席)を指定していた。

予約段階では、ガラガラのはずだったが、いざ、実際に乗車してみると、結構人口密度は高い。

もっとも、小生が予約していた3列シートにはだれも居なかったので助かった。

早速、弁当を頂く。

昨年の丁度今頃、同じ弁当を食べたが、無難なレベル。ごちそうさまでした。
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弁当を食べた後は、3席使って、横になる。

非常に快適であるが、先程の熟睡が効いて眠れない。

3度目の睡眠薬を服用しても良かったのであるが、副作用が出ると困るので、止めておいた。1時間足らずの乗車で、新横浜到着。やはり、ひかりは速い。ワープするなら、こだまよりもひかりである。

再び青春18きっぷを取り出して、横浜線に乗車する。

幸い横浜線でも座席を確保でき、車内では、紀行文の作成に専念する。

八O子到着は、20時25分。ここから路線バスに乗車して帰宅する。

それにしても、接続列車の乗り換えが別のホーム、すなわち上下移動が必須となっているのは絶対間違っている。と確信した帰京の旅であった。

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ファンくるでタダの夕食を済ませて東京へ

2011-08-14 23:57:48 | 新幹線

復路:8月7日(日) 堺東   →三国ヶ丘 :準急和泉中央行き 三国ヶ丘 →天王寺  :快速天王寺行き 天王寺  →大阪   :大阪環状線 大阪   →米原   :新快速敦賀行き 米原   →大垣   :普通大垣行き 大垣   →名古屋  :新快速豊橋行き 名古屋   →新横浜 :ひかり524号 新横浜  →八O子  :横浜線八O子行き 運賃:¥150+青春18きっぷ1回分+¥8,870

青春18きっぷシーズンの日曜日。本来なら、浜松~小田原のみ、新幹線でワープして、快適で、そこそこ安く帰京したいところである。

ところが、喜んで良いのか悲しんで良いのか分からないのだが、ファンくるのモニターで、なんと、キャッシュバック100%(上限¥2,500)の生ビール調査に当選してしまった。しかも、近所のお店。

¥2,500上限で、全くのタダで、飲み食いできる訳であるから、非常にラッキーではあるが、なんせ、お店の開店が17時である。

と、言うことは、モニターを完了後、大阪を出発するのは、どれだけ急いでも、18時30分発の新快速で在来線を乗り継ぐ事になってしまうので、逆算すると、名古屋~小田原か、名古屋~新横浜を新幹線でワープしないと、当日中に、東京へは行けなくなってしまう。

と、いうことは、運賃総額が、結構嵩んでしまう。

ジレンマではあるが、美味しい物を¥2,500分もタダで飲み食いできるのだから、これで良しとした。

なお、ファンくるについて紹介すると、

ファンくるとは、お店の覆面モニターになって調査・報告する事で、代金をポイント(キャッシュ)バックしてくれるシステムであり、小生も度々お世話になっている。

キャッシュバックの率は様々だが、最大で、今回の生ビール調査の様に100%というのもある。100%キャッシュバックのモニターは多くは無いが、それでも、小生、3回当選しているから、せいぜいマメに応募しておく事である。

因みに、ファンくるの登録は、以下のバナーから可能。
タイプ1


さて、当日、17時ちょっと過ぎに、調査対象のお店を訪問。串まんという、串カツ、土手焼きといった大阪名物のチェーン店である。

開店直後であるので、当然、客は小生一人なので、初めてのお店ということもあって、少し緊張してしまう。

注文したのは、生ビールと串カツ盛り合わせと土手焼き。

開店直後にも拘わらず、殆ど待たされる事無く、串カツがやってくる。当然、口直しのキャベツ付きである。

串カツとキャベツを交互に食べるが、どの串も美味しい。また、土手焼きも非常に美味である。先述の様に、これから旅立つ訳なので、そんなにゆっくりと味わえ無かったのが残念。30分足らずで店を出て、最寄り駅へ向かう。



堺東から、南海でJR乗り換え駅の三国ヶ丘へ出る。

三国ヶ丘で、快速天王寺行きを待つのであるが、なんと、

阪和線は、東岸和田~下松で、踏切の遮断棒が折れているのを発見されたため、10~15分遅れで運行されているらしい。

しまった、やられた。

下手をすると、18時30分大阪発の新快速に乗り継げない。と、言うことは、せっかく、ひかり早得で、名古屋~新横浜を予約しているのに、これをのぞみに変更しなくてはならなくなる。と、言うことは、運賃が更に高くなってしまい、回数消化以外、青春18きっぷを使う意味が益々乏しくなってしまう。

それでも、17時50分に快速天王寺行きがやってきたのは、不幸中の幸いであった。

快速はガラガラであったが、18時30分発の新快速に間に合うかどうか気が気でないので、列車内で、携帯で、天王寺発大阪行きのルートを事前調査しておく。

18時06分発の内回りに乗車できれば、なんとか、ギリギリ間に合いそうということが分かった。

阪和線快速、必死の回復運転が奏功して、天王寺到着は、18時01分。

予定より早く、18時02分の外回りにギリギリ乗車できた。これで、とりあえず、予定していた新快速には間に合いそうである。

大阪で降りて東海道線ホームへ移動。

18時30分の新快速は、敦賀行きである。と、いうことは、先頭4両が敦賀行きであるので、前の方は避けるべきであろう。

また、大阪駅が新装されて、跨線橋ができたお陰で、人の流れが明らかに変わった。

人は、東寄りに集まる傾向にある様だ。明らかに、京都側が混んでいる。

従って、新快速で着席を狙うため、できるだけ後ろの車両に狙いを定めて、移動して、列に並ぶ。


結果は大正解。

大阪からでも余裕で着席できた。そして、空いているので、高槻からは、2席占有して移動ができ、非常に快適であった。

次に問題となるのは、米原での乗り換えである。

米原では、たった3分の連絡時間で、大垣行きに乗り継ぐ必要がある。

米原での到着番線は不明だが、跨線橋を渡る/ホーム対面での乗り換え、どちらであっても、後ろの車両では不利な事は明らかなので、彦根出発後、前方車両へ乗り移る。

12両も繋いでいる新快速。

後ろの車両は、かなり空いているが、前に行くほど、人口密度が高くなる。

小生の読みは当たっていた。

乗り継ぐ大垣行きは、ホーム向かい側に停車中らしい。

驚いた事に、車両はJR西の223系であった。これは予想外。

前方車両に乗り移った事が奏功して、ここでも、余裕で着席できたが、乗車率は、120%くらい。立っている人も多い。

4両編成の大垣行き。223系の補助シートが大活躍である。

大垣到着。

ここで、大垣始発の新快速豊橋行きに乗り換える。ホーム対面で乗り換えが出来れば楽なのだが、どういう訳か、跨線橋を渡った5番線からの発車である。ムーンライトながらの時ほどでは無いが、やはり、大垣バトルが発生する。少し駆け足で5番線に駆け下りる。

程なく、新快速豊橋行きが入線する。一斉に、車両に乗り込むのだが、新快速は6両編成なので、それほど混み合うことは無い。

大垣出発の段階で、若干の空席を残しているが、岐阜を過ぎたあたりでほぼ満席、尾張一宮では、ラッシュとなり、名古屋到着で、ドッと空席が出来る。このパターンは昔と同じである。

小生も名古屋で降りて、改札を抜ける。

次に乗車するのは、ひかり534号、21時27分発であるので、10分ちょっと時間がある。出発前に、串カツを貪ったのであるが、既に空腹感がある。

コンビニで、軽めの物を買おうと思ったのであるが、名古屋駅構内には適当なコンビニが見あたらない。というか、予備知識が無い。

列車の出発時刻も迫ってきたので、諦めて、新幹線改札を抜けて、売店で適当な物を捜すが、¥510という高額な?サンドイッチくらいしかなく、仕方なく妥協して購入し、ホームに上がる。

長時間の旅では、食べることが楽しみになるが、できだけ事前に調達しておかないと、食費が嵩んでしまっては、安旅の意味が無くなってしまう。

ひかり534号は定刻に到着し、定刻に出発。

早速、先程のサンドイッチを平らげる。

値段が高いだけあって、お味の方はまぁまぁである。

その後、調子に乗って、車内販売で、スジャータのアイスクリーム¥270を購入。こちらもなかなか美味しい。ハーゲンダッツとはまた違った美味しさである。¥270の価値はありそうな感じがする。ご馳走様でした。

このアイスは、楽天で購入できる。

丁度、食べ終わった頃に検札があった。

3列とも空席、回りも空席だらけであるので、早速、ウトウトと居眠りを開始する。眠りは浅い。眠ったような眠っていないような感じである。

小田原を過ぎて、新横浜手前で、喫煙車両に移ってニコチンを補給する。

そして、新横浜で下車。

横浜線連絡改札で、EX-ICを提示して、解除してもらい、青春18きっぷを再利用する。

23時17分発の八王子行きは、空いており、楽々着席できた。これで、今回の旅も全行程着席出来たことになる。横浜線車内では、今回の旅の紀行文作成に専念する。

阪和線の遅れで、出鼻を挫かれたが、その後は遅れ等は無く、予定通りの移動をこなすことができたのは幸運だった。

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青春18きっぷ+新幹線で快適に移動

2011-03-27 16:12:00 | 新幹線

新快速敦賀行きが到着復路:3月27日(日)      →大阪   :関空紀州路快速 大阪   →尼崎   :新快速姫路行き 尼崎   →草津   :新快速草津行き 草津   →米原   :普通米原行き 米原   →浜松   :新快速浜松行き 浜松   →新横浜  :ひかり524号 新横浜  →八O子  :横浜線八O子行き 運賃:青春18きっぷ1回分+¥6,940

16時過ぎに自宅を出発して尼崎まで逆行。狙い目は、米原発19時08分の浜松まで行く新快速。

これを使うと、青春18きっぷを活用して、安く快適に移動できる。

当然、浜松行きの新快速は混雑するので、確実に着席するために、米原着18時52分の快速米原行きに乗車する。

都合の良いことに、快速米原行きは、米原駅8番ホームに到着する。

丁度、向かいホーム、7番線に、新快速浜松行きがやってくるので跨線橋を渡る必要は無い(因みに、△4から△7に並ぶ、△8~△9の車両は豊橋止まり)。後続の新快速敦賀行きを降りてダッシュしてくる乗客の様子を余裕で眺めながら、列の先頭に立てる。

これに乗車できれば、後は、楽々である。

浜松でひかり524号に乗車して、新横浜まで。

本当は、ひかり524号を小田原で降りて、小田原から小田急の最終で町田まで行けばさらに安く仕上がるが、計画停電の影響で、小田急のダイヤはあてにならないため、今回は、新横浜まで行くことにした。

八王子到着は24時04分。

ぷらっとこだまより、¥1,000程度安いだけだが、自由度が高いことや、新幹線の座席は空いている箇所を自由に選べるので、ぷらっとこだまより、値打ちはあると思っている。


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寒さに震えながら最終乗り継ぎで帰京

2011-01-10 17:00:00 | 新幹線

小田急小田原駅復路:1月10日(月)      →大阪   :関空紀州路快速 大阪   →尼崎   :新快速姫路行き 大阪   →草津   :新快速草津行き 草津   →米原   :普通米原行き 米原   →浜松   :特別快速浜松行き 浜松   →小田原  :ひかり534号 小田原  →相模大野 :急行相模大野行き 相模大野 →町田   :普通新宿行き 町田   →八O子  :横浜線八O子行き 運賃:青春18きっぷ1回分+¥5,350+¥570

ひょんな事から、入手できた、青春18きっぷ1回分。

今回、それを上手に活用して、上京することにする。

勿論、途中、新幹線を使ってワープするのだが、できるだけ、自宅出発を遅くしたいし、反面、運賃が1万円を超えてしまっては、ぷらっとこだまとの値差が少なく、青春18きっぷ活用の意味が乏しくなってしまう。

一方、青春18きっぷを使って頻繁に上京していた5年ほど前とは違って、最近の新幹線ダイヤでは、主要駅に停車するひかりが充実している。

新幹線ダイヤを眺めていて、せっかくワープするのなら、素早くワープしたい。素早くワープするためには、ひかりを如何に活用するかが、ポイントであることに気がついた。エクスプレス予約なら、指定席も高くはないし。

特に最終のひかり534号は利用価値が高そうである。

浜松~小田原間の、運賃+特急券は¥5,350、ひかり534号だと小田原では小田急に乗り換えないと本日中に八O子にはたどり着けないが、小田急の運賃を入れても、¥5,920、これに青春18きっぷ1回分の¥2,300を合計しても、東京~大阪の正規運賃よりは安い。ほぼ、夜行バス並ということになる。

夕方、16時過ぎに自宅を出発。

夕闇が迫る頃に自宅を出発するのは、何となくもの悲しい。

関空/紀州路快速で大阪に出て、例によって尼崎まで逆行する。関空紀州路快速が、珍しく、定刻で運行していたため、予定より早い列車で尼崎に行くことができた結果、予定より一本早い新快速草津行きを捕まえる。

新快速草津行きは12両編成。後ろの車両は空いており、尼崎で、既に着席。

大阪では、多数の乗客で混雑したのだが、新大阪で降りる人も多く、この様子なら、わざわざ、尼崎まで逆行する必要はなかった様である。

実際、京都でも、混雑はせず。逆に、京都からは2席占有状態で快適移動。

終点草津到着。

ホーム向かい側では、普通米原行きが待っている。

普通米原行きは8両編成。新快速から乗り換える乗客が多いため、草津出発時にはやや混雑しており、立ち客もいる。しかし、一駅停車毎に空いていき、近江八幡を過ぎて、能登川からはガラガラになった。

ともかく、普通米原行きに乗車できたので、直ぐ後ろを走る新快速敦賀行きより一足早く米原に到着できる。米原バトルでは有利である。

ガラガラの221系普通は米原に到着。米原駅は相変わらずの混雑である。

列の先頭に並んだのは良いが、次にやってくる6両編成特別快速浜松行きは、後ろ2両を豊橋で切り離すらしい。小生はその後ろ2両に並んでしまった...。

余裕で、車両真ん中付近の窓側に着席できたのだが、どこかで前方車両に乗り移らないといけない。

米原発車直後に睡眠薬を服用して、睡眠開始。大垣で一度目覚めるが、その後大府まで爆睡。

車内の様子を具に観察して、豊橋手前の蒲郡で車内移動したが、ポツポツと空席があって、無事、着席できた。

終点浜松で降りて、新幹線ひかり534号に乗り換える。

浜松駅の売店で、夕食を物色したのだが、時間帯が遅い事もあって、はロクなものが無い。

ひかりでは睡眠は叶わず、あっという間に小田原に到着する。ここでで小田急に乗り換えなくては本日中に八O子には着かない。

それにしても、寒い。異様な寒さである。

相模大野で新宿行きの最終に乗り換えて、町田でこれまた横浜線最終で八O子へ向かう。

それにしても、今日は寒い。最終列車に乗り継いで安く快適に帰京できるはずが、何となく、難行苦行のになってしまった帰京の旅であった。

クリック一つで旅に出よう


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新幹線ラウンジ? プレミアルーム

2010-11-29 22:43:13 | 新幹線


飲み物や食べ物はなさそう。
一度は入ってみたいが、縁はない。
https://www.jr-odekake.net/j-west/premium/benefits/room/#goriyou

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オレンジ色の××な奴

2009-11-30 21:53:00 | 新幹線

のぞみ54号@京都復路:11月30日(月)      →京都   :新快速 京都   →新横浜  :のぞみ54号 新横浜  →町田   :横浜線普通町田行き 町田   →八O子  :横浜線普通八O子行き 運賃:¥11,840+¥620

大阪駅月曜日の朝、自宅を発って、在阪の事業所に向かう。

久しぶりの月曜日の出張ではあるが、大きな荷物を持って、満員電車に揺られるのは辛い。

そして、業務終了。今回は、他に手段が無く、京都から新幹線で帰京することにした。

一応、小生はEXPRESS予約J-WEST会員でもあるのだが、新幹線を利用するのは年に数回程度。従って、グリーンプログラムのポイントは、毎年毎年、中途半端に貯まっては捨てざるを得ない状況に陥っている。

EX-ICカード一方、最近ではめっきり鉄道での移動が減ったし、仮に、鉄道で移動する時にも、JALのマイルが貯まるVIEWカードを優先しているので、J-WESTポイントの方も商品に交換できるほど貯まらない。

結局、グリーンプログラムのポイントもJ-WESTポイントも毎年捨てる羽目になっており、非常に勿体ない。

と言っても、EX-IC割引でカード年会費の元は取れているが、中途半端に貯まるポイントを何かに交換できるようにしてもらいたいものである。

まぁ、労せず益が入る東海道新幹線を擁する独占企業JR東海に、そんな事を望む方が間違っているのだろが。

京都駅改札元々予約していたのは、京都発21時**分ののぞみ**号。予定より早く開放されたので、これを20時53分発ののぞみ54号に変更しようとした。

が、なぜか、携帯電話でWEBにアクセス出来なかったので、窓口で予約変更をお願いする。実のところ、EX-IC予約を窓口で変更するのは、今回が初めてである。

聞いてみると、EX-IC予約を窓口で変更するためには、一度発券しなくてはならないらしい。また、その時に、決済時のクレジットカードが必要との事。また、発券しても運賃は元のままらしい。

どうせ、月曜日のこの時間帯ののぞみは、空いているに決まっているのだが、あえて、

”空いている席をお願いします”と言って、念を押した。続けて、

”3人掛けでも良いので、できれば、窓側がありがたいのですが”と言うと、
”3人掛けの窓側は全て埋まっていますね”
意外である。
”あっ、2人掛けなら、今空きましたが”
”では、それでお願いします”
京都駅八条口のマクド
こんなやりとりで、座席変更は無事完了。これで、新幹線での2時間を快適に過ごす事ができるはずである。

改札に入る前に、JALのマクドのクーポンで珈琲でも飲もうと思ったが、案外混んでいたのと発車時刻が迫ってきたので、止めておいた。

定刻に、のぞみ54号は入線。

JR東海は好きになれないが、久しぶりの新幹線はちょっと楽しみ。

乗車して、荷物を棚に置くと、なんと、隣に人がやってきた。

それもよりによって(太)な♂。別に、悪そうな人ではないので申し訳ないのだが、やっぱり、隣に(太)な♂がやってくるとちょっと。明らかに、はみ出しているし....

しかし、またまた、JR東海にしてやられた。流石。これだけ、期待を裏切られると見事としか言いようが無い。

空いている席をお願いしたのだが、小生が窓側と言った瞬間に、勝手にそちらを優先したのだろう。

つまり、小生は、空いている席、かつ、窓側と言ったが、窓口♀は、空いている席、または、窓側と勝手に解釈した様である。


これだから、JR東海は大嫌いだ。なんで、そんなアホな♀を窓口に座らせるのか? それもよりによって国際観光都市、京都駅に。今から思えば、JR西日本緑の窓口に行けば良かったか。

車内は、決して混んでいる訳ではない。殆どの2人掛けは、隣席ブロック状態である。なのになぜよりによって。

C席へ移動暫くして、隣の人が席を立った暇に、すかさず横の3人掛けC席に移動した。

隣のD席は空席なので、クラスJ並に快適。パソコンを取り出して仕事の続きをする。

検札できっぷを見せる。車掌に何か言われると不愉快だから、自己申告で”来たらどきますから”と言いながらきっぷを見せた。

なんとなく、名古屋から座席の持ち主がやってきそうな気配を感じたので、名古屋到着直前に、デッキに行って、手洗いとゴミ捨てをして、暫く待機する。

降車乗車が済んでから、客室に戻ったら、予感が当たって、本来の持ち主が座っていた。それで、暫く待って、少し前の、C席D席が空いている座席に移動した。

先程の(太)の方は鼾をかいて寝ている。良かった、座席移動して正解だった。

その後、疲れが出て、爆睡開始。

浜松通過のアナウンスで一度起こされて、小田原通過のアナウンスで再び起こされ、降車準備をする。そして、新横浜で降りる。やれやれである。

町田にてここで横浜線町田行きに乗車。混んでいるのは辛いが、直ぐに席が空いたので助かった。そして、町田で暫く待って、後からやってきた八O子行きに乗車。こちらも最初は混んでいたが、次の駅で座れた。

帰宅は25時前。

疲れた。しかし、もし、正直に指定された座席に座り続けていたら、もっと疲れていた事だろう。

オレンジ色の××な奴

次回から、JR東海の窓口を相手にする時には、くどいくらいにかみ砕いて説明するようにしないといけない。と、悟った出張帰りの旅であった。
きちんとしたマスクでインフルエンザ対策を。入手は早めに。


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久々の新幹線、初めてのN700系

2007-12-21 06:18:00 | 新幹線
往路:12月21日(金)
八王子 →新横浜:横浜線普通
新横浜 →京都 :のぞみ1号(EX早得グリーン)
京都  →
運賃:¥380+¥13,160

今年最後の大阪への出張は、3連休前の週末となった。

エクスプレス早得グリーン券今年を振り返って、ANAJALも飽きるほど乗って、実際飽きてきた。これ以上乗った所で、少しばかりのマイルが貯まる位の効果しかないので、今回くらいは、久しぶりにのぞみに乗ってみたくなってきた。どうせ乗るのならN700系、どうせ乗るならグリーン車である。

とは言っても、EXPRESS料金とは言え、グリーン料金をまともに払ってのるつもりなど、更々無い。

と、すれば、手は一つ。EXPRESS早得を利用するしかない。のぞみ1号 新横浜06時18分発はN700、これで決まりである。

八O子駅横浜線ホームのぞみ1号に乗るためには、八王子05時15分発の横浜線列車に乗車する必要がある。4時30分発の空港バスに比べると少しはマシだが、それでも夜中に発つのは辛い。

早足で駅に向かって、体を内側から温める。

JR八O子駅到着は5時10分。EXPRESS早得は、横浜市内発の乗車券とセットなので、八O子→長津田間のきっぷを買って、そそくさと電車に乗り込む。平日とは言え、冬の早朝、流石に空いている。

やはり、横浜線は暖房の利きが悪い。駅に着くたびに扉からの風で震え上がるので、コートで全身をカバーして、悴む手を暖めながらPCで仕事の準備をする。時折、睡魔が襲うのだが、ここで眠ってしまうと新幹線で眠れないし、第一、風邪をひいてしまいそうである。

新幹線乗り換え口次第に増える乗客の人いきれで、車内が暖まった頃に、新横浜到着。時刻は丁度6時。

ここで乗り換える多くの人の波に乗って、新幹線改札へと向かう。が、...なんと、駅構内が綺麗に改装されている。

但し、それほど、劇的に変わった訳では無い。待合い室内にあった弁当屋が外に出ている。そして、待合室は相変わらず狭い。6時過ぎでこの混雑ぶりである。

折角、改装するなら、のぞみ停車駅らしく、待合室を拡げるべきだろう。まぁ、労せず益が入ってくる田舎の大企業、JR東海の知恵はこの程度と言うことか。

狭い待合い室に空席を見つけて腰を下ろし、持参したスーパー(で昨夜購入した)弁当で朝食を済ませる。
のぞみ1号到着のアナウンスでホームに昇る。いよいよN700初体験である。と、言っても東京-大阪を毎週往復しているくせに旧700系ですら数えるほどしか乗ったことが無い。小生の異常行動を如実に物語っている?

齢を重ねても、初体験はワクワクするものだが、乗車した第一印象は、”落ち着いた雰囲気”という、一言に尽きる。特に、やや暗めの照明の影響が大きい。

それと、少し驚いたのは、朝2番ののぞみにもかかわらず、グリーン車の乗車率は高い。空席は数える程しか無い。と、言うことは一般席は推して知るべし。金曜日ということも一因かも知れないが。

幸い、小生の隣は空席だったので、少なくとも次の名古屋までは気兼ねなく過ごすことができる。
N700車内

N700のグリーン席。実の所、小生、旧700系のグリーン席は未体験なので、N700になってどうこう、と言うことは出来ないため、以下、300系グリーン席との比較なのだが、センターアームに埋め込まれたコンソールは航空機を真似たものだろう。
シートシート

その他、座席やフットレストといった機構は、一昔前の300系とそれほど大きくは変わっていないと思う。ただ、フットレストの位置が、高くなっているのは、小生の好みなのだが、従来同様、前席の下が詰まっているのはなんとかして欲しい。寝そべったまま、思いっきり伸びをすることが出来ない。それと、300系に比べて明らかに座面が堅い


座って仕事をする分には丁度良い堅さだと思うが、出張の疲れを癒すには堅すぎる。航空機で言うと、JALのスカイラックスシートと似たような堅さである。

尤も座席幅は、スカイラックスシートの方が断然広い。
コンソールフットレスト

とにかく、この程度の座席なら、正規運賃でグリーン車など乗る気など全くしない。EXPRESS早得なら、まぁ許せる範囲かな。と思う。

発車して、程なく、車掌さん(J○Lとは比べ物にならないくらい、高品質?なお姉さま)がやってきたので、慌ててきっぷを取り出そうとするが、何の事は無い。紙おしぼりを持ってきてくれただけであった。

たしか、紙おしぼりは車内販売のお姉さまが配っているものと思っていたのだが。

そして、トンネルをいくつか抜けたあたりで、同じお姉さまが、今度は検札にやってきた。物腰が非常に柔らかく、従来の車掌とはエライ違いである。この辺は流石にJR東海も良く研究している。のぞみ1号は博多行きだが、東京-九州間は、航空機に大きく水を空けられているから。

座席をリクライニングして、アイマスクと耳栓、そしてコートを纏い、漸く睡眠体制に入ろうとするが、ふと、外を見ると、綺麗に晴れた空に、富士山が見え隠れしている。眠るのを待って、暫しの間、車窓を眺めることにした。

トンネルを抜けるたびに、富士山が大きく見えるようになる。やはり、富士山は地上から見上げる姿が一番美しい。これだけは、どう転んでも新幹線の勝ちである。
富士山

その後、ウトウトと、名古屋まで過ごして、名古屋発車後は完全に熟睡。携帯のバイブレータで目が覚めると、既に大津付近まで来ていた。

航空機だと、本格的に眠る前に着陸してしまうのが常だが、乗車時間が長い新幹線だと、”2時間あるから丁度良い”のである。東京-大阪間だと、この点も航空機は叶わない。

京都到着そして、京都に到着。

N700グリーン席、程々に満足してのぞみから降りる。ホームでニコチン補給を済ませて、快速に乗り換えて在阪の事業場へ。まだ、8時過ぎなので、この分だと9時頃には出社できる。ここは航空機と引き分けか。

N700のぞみ、JALのFクラス。両者とも2007年のキーワードである。12月に入って両方を体験できた。

言うまでも無くサービスの差は比較にはならない。にもかかわらず、のぞみグリーン正規運賃≒Fクラス最安運賃と考えると、JR東海の殿様商売ぶりが見えてくる。

N700と言ったところで、さほど斬新性は無い。JALのFクラスに比べると、グリーン車もまぁこの程度かという感が否めない。例え、地上からの富士山が美しく映えても、座席で熟睡出来たとしても、余程の事が無い限り、来年も、新幹線を頻繁に利用することは無いと思う。

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エクスプレス早得で快適出張

2006-09-08 06:53:00 | 新幹線
往路:9月8日(金)
八王子→新横浜:横浜線普通
新横浜→京都 :ひかり361号(EX早得グリーン)
京都 →   :快速加古川行
¥13,160+青春18きっぷ1回分

急遽、金曜日朝から大阪に出張することになった。

ラッキーではあるのだが、元々金曜日の夜にムーンライトながらと青春18きっぷで帰郷するつもりでいたのだから、予定が狂ってしまった。

幸い、ながらの指定券は10月6日分に変更できたが、残り1回分の青春18きっぷをどうするか? 最初は、名古屋や米原まで新幹線を使って、そこから在来線で出張先へ向かうことで、¥2,300分をフルに活用することも考えてはいたが、なんせ、時間の関係もあって、そんなことは許されないし、移動で疲れてしまっては仕事に差し支える。

結局、¥2,300分をフルに活用することは諦めて(もったいない!)、京都まで新幹線に行って、そこから、18きっぷを使うことにした。これだと、横浜線、東海道線、環状線、阪和線で約¥1,700分の運賃を18きっぷで賄うことになるので、まぁ許せる範囲だと思う。

新横浜→京都なら、エクスプレス早得が使え、グリーンがかなり安くなるので、それを使って出張先に向かうことにした。むろん、グリーンの利用目的は、睡眠補充にあるので、ゆっくり眠れる"ひかり"を選んだ。これで、万全の体制で出張に望むことができる。


早朝のJR八王子駅横浜線ホーム金曜の早朝4時30分に起床。風呂に入って目を覚まし、5時過ぎに出発。眠たいような眠たくないような変な気分である。5時を過ぎれば深夜割増が解除されることを思い出して、タクシーを拾い、八王子駅まで。

朝の5時台の八王子駅は、まだ、半分眠っており、横浜線の乗客も少ない。5時34分発の電車で新横浜に向かうが、橋本、町田、長津田といった主要駅に到着する度に乗客は増えていく。それでも、ラッシュにはほど遠い。

新横浜駅改札外のエクスプレスE予約の受け取り端末新横浜に到着して、新幹線乗換改札口でエクスプレス予約をした切符を発券しようとして失敗した。画面の最後に、"新横浜までのきっぷを入れてください"と表示が出る。さすがに、青春18きっぷは受け付けてくれるはずがないので、諦めて、一度改札を出て、改札外の券売機で発券し、再度入場する。

まだ、6時台であるにも関わらず、待合室は、かなりの人口密度である。座る場所を探すのに苦労する。

朝から混雑する待合室@新横浜。JR東海よ、なんとかせい!!別に人が多すぎる訳ではない。新横浜駅の待合室が狭すぎるのである。のぞみなどなかった20年前と大して変わっていない。今や殆どののぞみが新横浜に停車するのだから、利用客が多くなるのは当たり前である。にもかかわらず、待合室のスペースがこだま停車駅と同程度というのは、JR東海が利用客のことを何も考えていないことの現れである。その点、同じ新幹線でも、JR東日本の新幹線待合室はまだマシである。

大体、飛行機と張り合っている割には、東海道線幹線の待合室や設備は旧態依然としており貧弱すぎる。本数の多い新幹線だから、待ち時間は少なく、空港ほどの設備は不要とは思うが、それでも、会員専用のラウンジサービスくらいは設けて、少しは還元するべきだろう。


さて、今回の旅で、新横浜駅でなかなか良い駅弁に出会えたので紹介したい。

その名は、おべんとう秋。和風と中華風が微妙にミックスされており、あっさりとしているが、それぞれのおかずがしっかりと自己主張している。ヘルシーかつ、¥590と安く、また、朝食にぴったりの分量であるのが嬉しい。
おべんとう秋BY崎陽軒おべんとう秋BY崎陽軒
お勧めの品である。期間限定であると思われるので、この秋に、新横浜に立ち寄る機会を作って、是非、一度賞味されたい。

やってきた、ひかり361号は云うまでもなく300系である。300系のグリーンは、ぷらっとこだまで体験済みなので、エクスプレス早得が効く6時台ののぞみの方が良かったか? 700系のグリーンは残念ながら未体験である。とはいっても、早く着きすぎるのも、それはそれで問題である。
新横浜駅下り新幹線ホームひかり361号

グリーン車車内さすがに、7時前のひかり、グリーン車はガラガラである。着席するや遠慮なくシートをフルリクライニングして、いつもの耳栓とアイマスクを装着して2時間ちょっとの睡眠体制に入る。

小田原を出発後眠りにつく。しかし、何となく、眠りが浅いように感じる。もうちょっと、リクライニング角度が大きければ、言うことないのだが。

名古屋到着前、三河安城通過のアナウンスで目を覚ます。傍らの肘掛けに、紙おしぼりが置いてあった。お目覚めの時にご利用下さいということだろう。車掌が置いたのか、あるいは、車販が置いたのかは知らないが、こういう、細かい気遣いは非常に嬉しい。

しかし、ぷらっとこだまグリーンを利用した時には、こんな気の利いたサービスは無かったのだが??

グリーン車車内名古屋から、このひかりは各駅停車となるが、大して乗客は増えず非常に静かである。にも関わらず、名古屋から先では眠れない。仕方なく、京都手前、遠くに東海道線が見えるあたりで、洗面を済ませて降りる準備に入る。

定刻9時20分に京都到着。

ここで再び、18きっぷを取り出す。ラッシュアワーは過ぎているが、新快速(12両編成)は結構混雑しているので、空いた快速(6両編成)に乗って出張先へと向かう。

JR東海のキャッチではないが、やはり、東京-大阪の朝駆け出張なら新幹線、エクスプレス早得グリーンが一番良さそうである。むろん、帰りは、空港のラウンジでまったりするのが理想的だと思うのだが。

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18きっぷ+エクスプレス早特で帰京

2006-08-06 17:45:00 | 新幹線
復路:8月6日(日)
   →大阪 :関空快速
大阪 →尼崎 ;新快速姫路行
尼崎 →草津 :新快速草津行
草津 →米原 :普通米原行
米原 →名古屋:新快速豊橋行
名古屋→新横浜:ひかり386号
新横浜→八王子:横浜線八王子行
運賃:¥8,870(エクスプレス早特)+青春18きっぷ1回分

元々、本日は、近鉄夜行バストレンディ号を使って八王子に戻る予定であった。順番からすると、今宵は近鉄バスが運行を担当するはず。これなら、熟睡できるのはほぼ間違いないので、先週、成田からの帰路、京王バスターミナルに寄って発券してもらった。

ところが、受け取ったチケットを見て愕然とした。なんと、運行担当会社が多摩バスになっている。なんで? 

多分、車両か何かの都合で、2日続けて近鉄バスかまたは多摩バスが運行したのだろう。番狂わせとは、正にこのことである。多摩バストレンディ号には今まで散々な目に遭っている。もし、日曜日の夜に乗って眠れないとなると、翌月曜日は大変辛いことになる。これは絶対避けたい。

という訳で、往路、帰宅途中、あべの橋駅西改札口にある営業所に寄って、乗車日を変更してもらうことにした。JRと同じで一度の変更は無料で行ってくれるのである。次回、1週間先は、別の手段での移動を既に予約しており、また、お盆休みの真っ最中なので既に満席である。
変更済みのバスチケット。なんと手書きで変更箇所を記載している。そこで、3週間先の週末に乗車変更してもらう。予定通り近鉄バスの担当と分かりホッとした。これで、翌日の仕事への影響を最小限に留めることができる。

さて、こうして、多摩バス乗車は回避できたのだが、問題は、この日曜日の帰京手段をどうするかということである。この夏の18きっぷの利用計画からすると、今回の帰京の一部に18きっぷを組み込む必要がある。18きっぷが余ってしまうからである。

とは言っても、暑い真昼に駅で列車待ちするのは避けたいし、自宅の滞在時間も延ばしたい。また、せっかく7月22日からJ-WESTカードでもエクスプレス予約が利用可能になったので、巧い活用方法を考えてみたい。

とまぁ、色々悩んだ結果、名古屋までは、新快速を乗り継いで18きっぷで、名古屋から新横浜までは、エクスプレス早特きっぷ(ひかり)でという解を見いだした。名古屋から最終ぷらっとこだまに乗車するのに比べると¥1,170高くなるが、自宅出発時刻を約1時間遅くできるメリットがある。それに、大体、残り1週間を切った段階で、日曜日の遅い時間帯、しかも夏休みの最中のぷらっとこだまに空席が残っているというのは、ちょっと考えにくい。

実際、予約して分かったのだが、エクスプレス早特ですら席数に限りがあるため、禁煙窓側は満席で、喫煙通路側で辛うじて予約できた。3日前までに予約というルールにはなってはいるが、金曜や日曜の遅い時間帯の早特きっぷを狙うなら、文字通り早めの予約が必要と思われる。

相変わらず混雑する新快速日曜日の夕方、尼崎まで逆行して草津行きの新快速に乗車する。天気が良いためであろう、8両という編成の短さも手伝って、新快速は上りも下りもラッシュアワー以上の混雑である。混雑するのが分かっているなら、朝と同様に12両で走らせれば良いのに。

それでも、尼崎まで逆行したおかげで、いつものように、大阪での乗客の入れ替えに乗じて着席することができた。京都までの約30分間、軽く眠る。

先行している特急の遅れの影響で、京都駅を約10分遅れで出発とのことであるが、まぁ、その程度なら問題はないだろう。

終点草津で普通米原行きに乗り換える。丁度、クラブ活動帰りの高校生が沢山乗っていたため、やや混雑していたが、それでも、余裕で着席可能である。

米原駅ホームほぼ定刻に、米原に到着。7番線に入ったので、8番線から発車する新快速豊橋行きへの乗換はすごぶる便利である。跨線橋をダッシュする必要はない。大抵の名古屋方面乗り継ぎ客は次の新快速に乗って来るはずなので、豊橋行きの乗車目標△△の先頭に立つことができる。鞄を置いて場所取りをする。これで、米原~名古屋での着席は保証された。と、ここまでは、実は、今年の春に経験済みである。今回は、ホームの弁当屋で駅弁を購入した。

米原駅8番ホームの弁当屋売れ行きが良いせいか、近江牛ステーキ弁当が3つ残っているのみである。¥1,250という結構なお値段のため、買おうか買うまいか躊躇したが、ここで買っておかないと、次にどこで買えるか分からない。今年の春に同じルートで名古屋に辿り着いた時、駅弁が全て売り切れて痛い目に遭ったことを覚えている。それにボヤボヤしていると、横にいるオバサン軍団に全て奪われてしまいそうだったので、意を決して購入した。牛肉弁当が非常に美味しかった井筒屋さんなので、きっと、高いだけの値打ちはあるだろう。

場所取り鞄に戻ると、新快速長浜行きが到着したようで、跨線橋から、沢山の人がやってくる。一気に列の長さはホーム反対側まで伸びてしまう。所謂、米原バトルである。

19時30分頃、新快速豊橋行きがゆっくりと8番ホームに入ってくる。ホームは非常に混雑しているので、"危ないですから、下がってください"というアナウンスが繰り返し流れている。

その時、ちょうど、小生の数メートル先、乗車待ちの列と列の間で、一人の初老の男が、ブツブツ言いながら、ホームの端から大きく身を乗り出して、向かってくる列車をじっと凝視している。

その目つきは、明らかに異常である。

列車は、2、3発大きくタイフォンを鳴らすが、それでも身を引かないので、一旦停車せざるを得ない。

ホームが混雑しているので、駅員も直ぐには駆けつけることができないようである。小生も、思わず、"ちょっと、あんた、何してんねん"と叫んでしまった。


そのうち、連れの者か、赤の他人か知らないが、同じ年頃の女性が制止し、列車は所定の停車位置に向かって再び動き出した。

病気なのか、それとも自殺願望なのか分からないが、全くもって人騒がせな話である。何かあって、列車が遅れでもしたら、小生も含めて大多数の乗客が迷惑を被ってしまう。なお、この男がその後、どうなったのかは不祥である。

まぁ、旅を続けていると、色々な出来事に遭遇するものである。

新快速豊橋行きは、満員の乗客を乗せて、定刻に出発する。大垣、岐阜、一宮と停車する度に若干の空席ができるが、米原で座れなければ名古屋までは望み薄である。関西圏の大阪と同様に、中京圏でも名古屋では沢山の人の出入りがあるので、車内に居れば、ここで着席することができるだろう。

エクスプレスE予約用端末実際、小生も、新幹線に乗り換えるために、名古屋で降りる。

名古屋駅改札を一度出て、エクスプレス予約の券売機できっぷを発券する。混雑する緑の窓口に比べ、非常にスムースに発券でき、改めて便利さを思い知った。

エクスプレス早特e特急券なお、この時期、在来線の定時運行はあまりアテにはできないので、エクスプレス予約の発券はギリギリまでやらない方が賢明だろうと思われる。

きっぷに記載された号車表示は16号車、なんと、先頭車両である。新幹線ホームを延々と歩かなければならない。普段、基本的には、禁煙車に乗ることにしているので、16号車が喫煙車だったとは全く意識していなかった。

名古屋駅中央改札を出てコンコースの向こう側にある売店列車到着まで、少し時間があるので、名古屋駅の売店に寄って、駅弁が残っているかどうか確認する。中央改札を出てコンコースの向こう側にある売店でも、新幹線ホームの売店でも、数は少ないが駅弁はまだ残っていた。が、やはり名古屋では、21時が駅弁購入のタイムリミットだろう。

ひかり386号は定刻に到着。

新幹線ホームの売店でも、数は少ないが駅弁はまだ残っていた。乗り込んだ16号車は、喫煙車ということもあって、かなり空いている。一応指定されたC席に座るが、真ん中のB席は空席であり不満はない。このあたりは、特定車両特定区画に詰め込まれるぷらっとこだまの座席指定とは違っているように思える。

早速、待ちに待った、お食事タイムとする。期待のステーキ弁当¥1,250。鞄に詰め込んで運んだ割には、内容物は踊ってはいない。で、メインディッシュのステーキは、ミディアムに焼き上げたお肉に、添付の容器入っているソースをかけるようになっている。が、なんと、その中身はごく普通の醤油であった。

いくら和牛だからといって、塩辛いだけの普通の醤油をかけて食うと云うのは如何な物か。ステーキ弁当とあるのだから、醤油仕立てであったとしてもステーキソースが付いてくると思うのが普通ではないか。もし、普通の醤油しか付いていないと分かっていたなら、小生は決して買わなかった。
ステーキ弁当ステーキ弁当。しょうもないおやつのゼリーを付ける位なら、マトモなステーキソースを付けて欲しい

肉そのものは、程々に柔らかく、お味は非常に良いのであるが、ソースがこれでは肉が泣く。全く期待はずれであった。¥1,250も出してこれでは悲しくなってくる。
今後、米原駅で弁当を購入する時には注意しよう。

食事を済ませて、パソコンを取り出して、紀行文の構想を練っているうちに、もう小田原に到着。さすがに速い。空いている3列シートで、少し眠る予定であったがそんな間は無かった。

そして22時26分、新横浜に定時到着。本当は、もう一本後のひかり428号で上京すれば自宅出発を30分遅くできたのだが、ひかり428号は新横浜を通過するため運賃が割高になってしまう。そのあたり、JR東海の作戦が見え隠れしているように思われるのは、考え過ぎか?

新横浜から、横浜線に乗って八王子へ向かう。そして、24時前に東京宅到着。自宅からdoor to doorで約7時間だったので、さほど悪い乗り継ぎではないだろう。

堺-八王子間を普通にエクスプレス早特で行った場合に比べて総額で¥1,050安くなっているので、辛うじて18きっぷのメリットが出せている。もっとも、¥1,250もした弁当が外れだったので、せっく浮かした交通費がチャラになってしまったのが、少し悔しいのだが。

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ノーマルぷらっとこだまで

2006-06-04 18:23:00 | 新幹線
こだま550号(ぷらっとこだま)
復路:6月4日(日)
   → 大阪:関空快速
大阪 →新大阪:新快速
新大阪→新横浜:こだま550号(ぷらっとこだま)
新横浜→八王子:横浜線普通
運賃:¥11,130

しばらく夜行列車不眠症を患っていたこともあって、復路、如何なる手段で帰京するべきか迷っていた。選択肢は4つ。
1.JRバス昼特急
2.ぷらっとこだま
3.のぞみ
4.ANA976便
昨年に比べて、ANA976便の運賃が値上がりしており、前後の運賃を入れるとのぞみとさほど変わらない。昼特急は魅力的だが、日曜日13時には自宅を出発する必要があり、滞在時間が短すぎる。

こだま550号@新大阪駅金銭的にもあまりゆとりが無いことから、今回は、妥協の選択肢として ノーマルぷらっとこだまを選んだ。

インターネットで申し込んだところ、自動改札を通過できる旅行券が送られてきた。便利になったものである。

17時に自宅を出発し新大阪へ。新大阪駅で弁当を購入し、ぷらっとこだま引換券で睡眠薬を入手。まるで、出張帰りのような時間帯の新幹線に乗り込む。

11号車だけは、乗車率が高い指定された座席は、11号車のD席。どうやら、11号車はぷらっとこだま等JR東海ツアーズ専用車の様であり、こだまのくせに、結構な乗車率である。

発車前であるが、少し早い夕食とする。今宵の駅弁は、おふくろ弁当¥850也。なんとなく、あっさりした夕食にしたかったのが選択理由である。見かけは京料理風でお上品である。味も悪くはない。が、この素材で¥850は少し高いような気がした。¥600程度なら文句無く◎なのだが。
おふくろ弁当¥850この素材で¥850は少し高いのではないかい?
食後に睡眠薬を飲み、折り畳み椅子をセットして、宵寝の準備をする。

ところで、D席(通路側)が割り当てられたということは、隣のE席(窓側)にだれかがやって来るということである。発車まで空席だったため、途中から乗ってくるのかなと思っていたら、しばらくして、ハァッ、ハァッ、と息を切らしながら50がらみのオッサンがデッキの向こうからやって来て、小生の足を跨いで隣りに座った。

このオッサン、よほどの駆け込みと見えて、京都に着くまでの15分間、ハァハァ言いっぱなしであった。ぷらっとこだまの旅行券は乗り遅れると、只の紙切れになってしまう。だから、十分余裕を持って行動しないと、このオッサンみたいに、ハァハァ言う羽目になり、みっともない。

それはともかく、ハァハァオッサンよ、苦しいのは分かるが、センターアームを占領するのはやめてくれ。アンタの肘は小生の席まで越境している。腕でごりごり押し返しても微動だにせず、ハァハァ言っている。

しばらく様子を見て、それでも退かないなら、関西弁で文句をいってやろうかと思っていたら、ハァハァが治まった頃、肘を退けた。

余程苦しかったのだろう。慈悲の心で許す。

京都から、大量のオバサン軍団登場。きっと、JR東海ツアーズ主催の京都旅行の帰りであろう。ここで、B席も含めて、ほぼ満席に近い状態になった。

空いているはずのこだまで、ここ11号車だけは喧噪に包まれている。

米原到着までに、睡眠薬を飲み干し、耳栓とアイマスクをセットして本格的に眠る準備に入る。そして、名古屋を過ぎたあたりで沈没。後のことは分からない。

2時間程度眠り、小田原で起床。予定通りぐっすり眠れた。

後は、特別な出来事もなく、次の新横浜で降りて、一度改札を出て、横浜線で八王子まで。

日付が変わらないうちに東京宅に帰着できたのは嬉しいが、自宅を発つのが17時というのは、ちょっと早すぎる。陽の高いうちにバイバイするのは、なんとも寂しい。

できれば、もう一本後のこだま552号にもぷらっとを設定してもらえないだろうか? とJR東海ツアーズさんに、おねだりしたい。たとえ¥10,000でも、空気を運ぶよりは、余程儲かると思うのだが、如何だろうか?

以前、小生の願いを聞き届けてくれたJR東海ツアーズさんなら、きっと良い答えを出してくれると期待したいのだが。

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もったいない

2006-05-28 21:11:00 | 新幹線
のぞみ50号@京都
復路:5月28日(日)
   →天王寺:阪和線
天王寺→京都 :はるか52号
京都 →東京 :のぞみ50号
東京 →八王子:中央線快速
運賃:周遊きっぷ京阪神ゾーン

本来なら、復路は、三ノ宮からサンライズ瀬戸に乗車して、翌朝、直接出勤する予定であった。ところが、現実は甘くはなく、月曜日の朝一から会議を入れられてしまった。

サンライズ瀬戸で出社しても、なんとか、間に合う時間帯ではあるが、事前の準備がある。せっかく入手したサンライズ瀬戸のノビノビシートであるが、のぞみで日曜日中に帰京せざるを得なくなった。30分早着の寝台急行銀河という選択肢もあるが、夜行列車不眠症を患っていることもあり、万一眠れなかった時のことを考えると、急行寝台料金¥7,560はリスキーである。

つまり、往路で、天王寺で途中下車してみどりの窓口に立ち寄ったのは、周遊きっぷ(帰り券)の経路変更と、サンライズの指定券をのぞみの指定券に変更するためであった。

良く知られているように、周遊きっぷ(行き券、帰り券)では、東海道在来線と東海道新幹線のいずれを経由するのかを特定する規則になっている。当初、サンライズ瀬戸で上京する予定を立てていたので、当然、京都→東京間は東海道在来線経由でルートを作っていた。これを新幹線経由に変更する必要がある。なお、経路は600kmを越えているので、運賃は元のままである。

周遊きっぷの変更は、初体験である。ひょっとしたら、天王寺駅は京阪神ゾーン内なので変更できないのでは? という不安もあったが、窓口の係員は、難なく、スピーディーに処理してくれた。

使用開始前の周遊きっぷの変更は、どこの駅でもできる。たとえゾーン内の駅であっても

これは、案外知られていない。周遊きっぷを紹介するサイトはいくつかあるが、このことを明示しているものは見つけることはできなかった。

ところで、先述のように、元々、サンライズ瀬戸(三ノ宮発月曜日0時13分)乗車を前提に帰り券を作っていたので、きっぷの使用開始日を5月29日(月)としていた。それを、5月28日(日)ののぞみに変更する訳だから、使用開始も1日繰り上げなければならない。

小生としたことが、これをうっかり見落としていた。

経由と開始日を変更した、周遊きっぷ帰り券 京都→名古屋幸いにも、サンライズ瀬戸の変更を依頼した際に、係員が指摘してくれて事なきを得た。JR西日本天王寺駅のみどりの窓口の係員に感謝感謝である。ただし、これはこれで別の問題が発生するのだが....

ともかく、この窓口氏はややこしい周遊きっぷの変更をスムーズに行い、かつ、客の要求を的確に捉えていた。彼も20代前半と思える若手であったが、これぞ、まさにプロである。往路の急行能登の車掌といい、天王寺駅の係員といい、JR西日本の優秀な若手社員達に遭遇して少し安心した。

天王寺駅17番18番ホームの表示さて、日曜日、19時40分頃に自宅を出発し、阪和線で天王寺へと向かう。関空とは逆の方向なので、何となく変な気がする。

天王寺からは、周遊きっぷのメリットを活かすべく、というよりは混雑する新快速を避けるべく、はるか自由席に乗車する。

空いているはるかの車内でボックス席を作るこのシーズンこの時間帯のはるかはガラガラで、西九条を過ぎたあたりで、前席を回転させボックスを作り、足を伸ばす。これだけ快適なら、周遊きっぷゾーン券の元は十分とれたような気がする。

はるかは、新大阪からは新快速以上に爆走し、あっという間に終点京都に到着する。しかし、京都駅はるかホーム30番線は、想像以上に新幹線乗り場からは遠い。乗換時間は9分なので、重たい荷物を抱えて小走りで駆け抜けた。

のぞみ50号京都到着息をきらしてホームにたどり着くも、のぞみ50号到着までまだ5分以上ある。これなら、何も慌てる必要は無かった。

のぞみ50号は500系。席番を確認して、愕然とした。なんと、20E、車両の前端である。ただでさえ狭い500系で足が伸ばせないとなると、非常に辛い物がある。しかし、この場所は、車掌の調整席で普通は発券されないはずではなかったか??

日曜日の夜ということもあって、乗車率は70%程度、B席、D席が所々空いているといった感じである。従って、本来調整席と思われる20番はABCDとも空いている。

ここで、またまた、悪だくみが頭を擡げた。

隣の3列シートは、まず、だれも乗ってこないだろう。空いているのにもったいない

のぞみ50号、20番ABC席前方の様子。狭いおかげで、半個室の雰囲気がある??20番ABC席に移動して、肘掛けを上げて、寝台仕様にし、空気枕をセットして体を横たえる。丁度、前方が壁のため周囲と遮断されて、個室とはいかないまでも、落ち着いた雰囲気を作ってくれる。なかなか寝心地が良い。

横になってポジションを定めているとき、検札となったが、きっぷを見せて”来たら、どきますから..”と言うと、”危険なので、通路に足が出ないようにだけ、お願いしますね”という答えが返ってきた。つまり、黙認である。

その後、安眠できたのは言うまでも無い。夜行列車では眠れなくとも、なぜか、のぞみでは眠れるのである。

”列車は、ただいま、小田原駅を時刻通り通過...”というアナウンスで目覚め、姿勢を正したので、新横浜で降りる乗客から軽蔑の視線を受けることは無かった。そして、東京到着までまったりと過ごす。新幹線寝台もなかなかいける。まさに、いい日旅立ちである。

東京に到着東京では、連絡時間が20分ほどあるので、ガランとした新幹線ホームでニコチン補給をし、中央線ホームへ向かう。なんとなく、晴れ晴れとした気分である。

そして、中央線快速に乗り、25時過ぎに東京宅に到着。羽田到着が遅れた時のJAL1320便とほぼ同じである。

周囲の視線さえ遮断できれば(ここが難しいのだが)、新幹線寝台はかなり快適に移動できる。しかし、せっかく持参した毛布を纏うのを忘れたため、軽い風邪をひいてしまったのは、誤算だった。


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周遊きっぷで出張から戻る

2006-05-22 20:26:00 | 新幹線
復路:5月22日(月)
   →京都 :新快速野洲行き
京都 →新横浜:のぞみ98号
新横浜→八王子:横浜線普通
運賃:周遊きっぷ京阪神ゾーン+¥5,220

出張とその後の歓送迎会を終えて、京都からのぞみで新横浜へ。極めてノーマルな帰京に見えるかも知れないが、決してそんなことはない。

今回の出張では、帰路の一部を周遊きっぷに組み込んで、来週、再来週の帰郷に備えている。

具体的には次の通り。周遊きっぷは、名古屋発の京阪神ゾーンである。周遊きっぷだけでは、2往復出来ないので、大阪→名古屋の普通乗車券で繋いでいる。名古屋→大阪は近鉄の株主優待乗車券で繋ぐ予定。
周遊きっぷ京阪神ゾーンゆき券のルート

周遊きっぷ京阪神ゾーン帰り券のルート

この周遊きっぷは¥23,270、追加する乗車券は¥5,000なので、合計¥28,270、1行程あたり約¥7,000、これに、特急券を追加した価格が帰省運賃となる。

このように、使い方によっては、非常にお得になる周遊きっぷではあるが、よく知られているように、周遊きっぷは、ゾーン内の駅では発券できない。それで、今までは、京阪神ゾーンの周遊きっぷを購入する際には、いつもJR東日本のみどりの窓口を利用してきた。

しかし、今、JR西日本のみどりの窓口で乗車券を購入するとJ-WESTカードポイントが3倍にもなるキャンペーンを実施中である。高額なきっぷを購入する以上、なんとしても、JR西日本圏内の駅で切符を購入したい。しかし、周遊きっぷ京阪神ゾーンは買えないという、ジレンマを抱えることになってしまった。

では、JR西日本の子会社であり、かつ、東京にも営業所がある日本旅行で購入すればポイントは3倍になるのでは?と思い、JR西日本に問い合わせた所、ポイントは3倍にはなりません。とのことであった。残念。

結局、どうしたかと言うと、ゴールデンウィークに関西おでかけパスを使って小旅行に出かけたついでに、JR阪和線沿線の和泉砂川駅で購入した。 周遊きっぷ京阪神ゾーンは日根野・関空までが周遊ゾーンなので、和歌山よりの和泉砂川は辛うじて周遊ゾーン外となっている。ちなみに、関西おでかけパスは、和歌山までがフリーエリアなので、周遊きっぷを購入するための余分な交通費はかかっていない。

和泉砂川駅は、大阪府内とはいえ、和歌山の色彩がかなり強い地域にあるが、それでも特急停車駅である。駅員も複数名常駐しており、面倒な周遊きっぷの発行も嫌な顔をすることなく応対してくれた。

京都駅新幹線改札口にて。乗車券と特急券とを重ねて入れてください。と表示されているが、名古屋までのきっぷと京都-新横浜の特急券を重ねて入れたところ、見事にハジかれてしまった。乗車券と特急券との区間の整合をチェックしているようである。さて、京都から乗車したのは、のぞみ98号。所謂700系である。月曜日ということもあって、80%程度の乗車率である。小生は窓側を指定したが、やっぱり隣客が乗車してきた。が、幸い、一つ前の座席が2つとも空いていたので、そちらに乗り移ったようである。従って、隣にはだれもおらず、ゆったりと過ごすことができた。

睡眠薬が入っていたこともあって、京都を出て間もなく曝睡モードに入る。検札で起こされるかも。という危惧はあったが、眠い時は眠い。

しかし、サンライズ出雲では眠れず、のぞみではかくも眠れるのは一体どうしたものか?

のぞみ98号@京都駅気がつくと、静岡駅を通過中であった。1時間半程度眠ったようである。もう少し眠りたかったのだが、睡眠薬の後遺症か、頭が痛く、そのまま、新横浜まで、ゴロゴロしていた。

新横浜で新幹線を下車して、帰宅ラッシュの横浜線でトロトロと八王子まで進む。八王子で途中下車し、深夜バスに乗り込み東京宅へ。きっぷが特殊な割には、極めて平凡な帰京となった。

まぁ、あくまで、出張の帰りであり、同僚の目もあるので、あんまり奇抜なこともできない。一人なら、間違いなく、銀河サンライズ・ソロで帰京したのだが。


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有終の美

2006-04-09 17:00:00 | 新幹線
復路:4月9日(日)
天王寺→大阪 :大和路快速
大阪 →米原 :新快速長浜行
米原 →名古屋:新快速豊橋行
名古屋→新横浜:こだま588号
新横浜→八王子:横浜線八王子行
運賃:¥8,700+青春18きっぷ1回分

2枚の青春18きっぷ春の18きっぷシーズンも間もなく終了する。小生のきっぷも、残すところ後一回分となった。思えば、2枚10回分、うまく使いきれたものである。最後ぐらいは、贅沢をしようと思い立ち、18きっぷぷらっとこだまグリーンで上京することにした。

この場合、下車駅は、新横浜しか選択肢は無いが、問題は、18きっぷと組み合わせた場合、どこからこだまに乗るかである。

浜松? 静岡? ぷらっとこだまグリーンの利用目的は唯一つ、ぐっすりと眠って、旅の疲れを充分癒すことである。といっても、青春18きっぷと併用するわけであるから、少なくとも¥2,300分はJRに乗らないと意味はない。また、贅沢をするにあたっては、できるだけ大阪出発を遅くしたい。

等々を検討した結果、大阪発17時の新快速に乗車し、名古屋発20時01分のこだま588号で新横浜まで行くのがベストだろうという結論に達した。スーパーぷらっとこだまグリーン料金は¥8,700、総額¥11,000で自宅から八王子まで行けることになる。飛行機を使った場合よりも安い。ただし、ついこの間、ぷらっとこだまに振られた経緯もあり、余裕を見て、一週間前に、天王寺のJTBできっぷを購入した。それでも、禁煙窓側はすでに完売であったため、不本意ながら、喫煙車窓側を予約せざるを得なかった。窓側が取れたということは、運が良ければ、隣は空席の可能性もある。

選んだこだまは名古屋始発であるから、空席が充分あると思っていたが、実際には辛うじて予約できたようなものである。スーパーぷらっとこだまグリーンプラン休日の場合は、できるだけ早めに予約を入れるべきであろう。席数は、かなり限られているようである。


17時発新快速到着@大阪さて、当日、大阪から新快速に乗車することにした。本日に限って尼崎まで戻らなかったのは、できるだけ遅く自宅を出発したかったからに他ならない。加えて、空いている車両を選べば、大阪では立つとしても、うまくいけば新大阪、悪くても、京都では座れるだろうという読みがあったからである。旅の最後はグリーン車で締めるので、最初に短時間立つのは覚悟の上であった。

16時50分ごろ、最後尾の1号車の中央の乗車位置△△に並ぶ。前から10番目くらいである。そして8両編成の長浜行き新快速が到着。なんとか4人掛けのボックスに着地する。この際、贅沢は言えない。座れただけでも儲け物である。

京都で2人掛のシートが空いたのでそちらに移る。大阪から乗車して、立っていた人は全員京都では座れたようである。京都からも相変わらず混雑するが、後ろの車両は比較的空いている。ここから、夕闇せまる車窓を眺めて過ごす。

実を言うと、この景色、小学校入学前、湘南電車の窓から眺めていた。列車の旅は、思い出を蘇らせてくれる不思議な力があるようだ。既にこの世を去った祖母や父の姿が脳裏に浮かぶ。そして、いつの日にか、この旅も自分自身の思い出となる日が来るのだろう。

さて、彦根を出発した頃から、前方の車両へ移動を開始する。米原バトルに備えるためである。事情を知っている旅人達がとある扉付近に集まってくる。

米原到着、目前の階段を駆けあがる。新快速豊橋行きは8番線。熟知した駅の階段を駆け下りる。

米原駅は予想を大きく超える混雑ぶり8番ホームに着いて、驚いた。乗車位置△△に数名という予想とは大違いで、すでに、10人以上が列をなしている。ともかく、人の少なさそうな列を見つけて並ぶ。まぁこのポジションなら、なんとか着席は大丈夫だろう。

跨線橋からは、沢山の人々が、後から後から切れ目無く降りてくる。夕方ということもあって、昼間の乗り継ぎとは比べ物にならない位の大勢の人が列を作る。列はホームの反対側まで達している。これは、相当に混みそうだ。

新快速豊橋行きが入線し、扉が開くと、一瞬で席が埋まる。本当に一瞬である。昼間なら3秒くらいの猶予があるが、そんな甘くはない。頑張って米原で走って良かった。と思える瞬間である。後は、名古屋到着を待つだけである。途中のシーンは、いつもと変わりはないので、詳述は省略する。

コンコース内の駅弁屋寿司詰めの乗客を乗せた、新快速豊橋行きは定刻に名古屋到着。一度改札を出て、コンコースの改札口と反対側にある弁当屋で夕食を調達する。ここは、ホームの売店よりも種類は豊富である。

一ヶ月前の失敗に懲りて、さんざん迷った挙げ句、選んだのは、”みそ丼”温泉玉子付きというのが興味を引いた。さて、お味の程は...。

夕食を仕入れた後、ぷらっとこだまの旅行券を取り出し、掟通りに新幹線改札より入場する。ここから2時間半のリッチな旅が始まる。おっと、忘れていた。待合い室のKIOSKで、ぷらっとこだまのドリンク引替え券睡眠薬と交換する。これで、快適な旅の準備は整った。

こだま588号乗換え時間は20分位あるのだが、こんな感じで準備していると余裕は無い。まもなく、こだま588号が入線するので、ホームに向かうことにする。

こだま588号は名古屋始発である。自由席付近は、比較的沢山の人が居るが、グリーン車乗車位置には、ほんの数えるほどの人しかいない。それでも、スーパーぷらっとこだまグリーン禁煙席窓側は満席らしい。

ゆとりのグリーン車への入り口喫煙席に移動。予想通り、扉近くの3列にのみに乗客が群れている。自分も含めて総勢4名。彼らは全員ぷらっとこだまのツアー組なのだろう。

自分の席は3D。早速、弁当を広げて夕食とする。味噌カツの少し濃い目の味付けが、玉子によって非常にまろやかな味に仕上がっている。などと、駅弁評論家みたいな感想を書いてみる。一言で言うと、みそ丼は旨い。¥850という値段から考えても充分お薦めできる。
みそ丼。旨いですよ。温泉玉子をみそカツにかけてお召し上がりください
食後に睡眠薬を少し服用。検札終了後、アイマスク着用し眠りに入る。と、豊橋手前付近で意識がなくなる...。気がついたら、なんとなく見覚えのある駅で、のぞみの通過待ちをしていた。よく見ると、先週、在来線に乗り換えた三島駅であった。1時間半程度は熟睡できた様である。が、睡眠薬の種類が良くなかったためか、寝覚めの爽快感が無い。そこで、熱海を出発してから、、空いている前席を回転させてボックスを作り、名残惜しそうに、もう少し休む。

そして、定刻に新横浜到着。横浜線に乗換え、八王子到着。とうとう、春の18きっぷを全て使い切った。

春の18きっぷ最後の旅は、非常にメリハリの利いた旅となった。名古屋までは貧乏旅行であったが、なんとか座れたし、名古屋からは贅を尽くした旅を楽しめた。良い思い出が作れそうである。

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ぷらっとこだま満席につき...

2006-03-26 17:45:00 | 新幹線
復路:3月26日(日)
大阪 →尼崎 :快速篠山口行
尼崎 →草津 :新快速草津行
草津 →米原 :快速米原行
米原 →名古屋:新快速豊橋行
名古屋→小田原:ひかり386号
小田原→茅ヶ崎:東海道線東京行
茅ヶ崎→橋本 :相模線橋本行
橋本 →八王子:横浜線八王子行
運賃:¥8,900+青春18きっぷ1回分

今週末は天気も良く、行楽日和である。世間並みに、日曜日夕方まで家族と外出し、その足で帰京する。

夕方まで遊んでから帰京するため、スーパーぷらっとこだまグリーン車エコノミープランで帰ろうと思っていた。グリーン車でゆっくりと眠りながら帰れば、家族サービスの疲れも癒されるだろうと考えていたためである。

このスーパーぷらっとこだまグリーン車エコノミープラン、昨年末、期間限定で実施された事はこのブログで報告した。新幹線普通運賃よりも安くグリーン車で快適に移動できる。ぜひとも定常化して欲しいとJR東海に直訴したのが効を奏したのかどうかは分からないが、3月18日から定常化された。機会あればもう一度と、かねがね思っており、その機会がようやく訪れた。

ぷらっとこだまは、乗車前日まで予約可能である。そこで、昨日、天王寺ステーションビル2FにあるJTBを訪問し、日曜日夕方のこだま550号 新大阪→新横浜を予約するつもりでいた。

JTBは10時から営業開始となっているので、名古屋から関西線で天王寺まで行けば、開店のタイミングに丁度合う。これが、往路を関西線経由とした動機の一つである。

ところが、いざ、申し込むと”こだま550号のぷらっとこだまプラン分は普通席/グリーン、禁煙/喫煙全て満席です”という、思いもよらない返事が返ってきた。そんな馬鹿な、昨夜、サイバーステーションで指定席の埋まり具合をチェックしたが、全て○だったはずである。

そうか、たしかに、ぷらっとこだまプランは席数限定と明記されている。席数は開示されていないが、JR東海のサジ加減一つで、満席になったり空きができたりするのだろう。

今まで、4度ばかり、プラットこだまを申し込んだことがあるが、振られたのは今回が初めてである。春の行楽シーズン真っ最中であることを改めて実感した。ナメてかかってはいけない。目論見が外れ、肩を落としてJTBを後にする。

とは言っても、ぷらっとこだまが×の時の代替案を予めいくつか考えてはいた。前提条件は、17時半まで大阪に滞在できること。1つは、18きっぷで名古屋まで行って、そこから、のぞみで新横浜までワープする案1。もう一つは、同じく18きっぷで名古屋まで行って、ひかり号で小田原までワープする案2。いずれにしても、この週末は行楽客が多そうなので、名古屋からの新幹線指定券は必須であろう。

案1だと、楽は楽だが総額¥12,650となり高すぎる。18きっぷのメリットが出ていない。案2だと総額¥11,200で、やはり高いが、辛うじて18きっぷのメリットを出せている。大阪出発17時半だと、このあたりで妥協をしないといけない。

天王寺駅のみどりの窓口で、ひかり号の指定券を求める。空きはあるが、窓側は埋まっており、2人掛通路側でなんとか指定券を入手できた。3人掛の真ん中で無かっただけまだマシか。

日本海@大阪駅さて、当日、米原でのバトルを避けるために、大阪17時45分発草津行きの新快速に乗り込む。もちろん、新快速の混雑度はこの時間帯ピークに達するため、尼崎まで逆行する。大阪駅10番ホームには、青森行きとなった日本海が発車を待っている。

家族サービスの疲れもあり、発車後暫くすると、記憶を失い、気が付くと草津の一つ手前の停車駅、石山を出発したところであった。

草津で、先行する快速米原行きに乗り換える。時間帯のためか快速も案外混んでおり立ち客もいる。辛うじて、4人掛のボックス席に着席する。そして終点米原で降りる。

ここで乗り換える豊橋行き新快速は、丁度、降車ホーム向かい側から発車する。場所取りのため、駅のアナウンスに従って、△△7に鞄を置く。もちろん列の先頭である。

腹が減ったので、ホームの立ち食いでうどんを食べていると、後続の新快速が到着したようで、跨線橋から沢山の旅行客が駆け降りてきて、列を作りだす。いつもの米原バトルの光景である。中には、扉の無いところに並んでいる者もいる。駅のアナウンスには細心の注意を払わないといけない。

混み合う豊橋行き新快速豊橋行き新快速が到着。扉が開くと、例によって、わずか数秒で席は埋まる。行楽日和ということもあって、今日は立客が非常に多い。しかし、大垣、岐阜で人の入れ替わりも頻繁である。この時間帯になると、終点まで乗り通す人は案外少ないのかもしれない。

名古屋駅で新快速に乗り込む乗客の列名古屋到着、ここでひかり号に乗り換える。

新幹線駅構内で駅弁を求めようとしたが、どこの売店も既に完売。そうか、もう21時前である。名古屋駅構内の弁当屋は21時には完全に閉まることを忘れていた。一旦、改札を出ると22時頃まで営業している店があったはずだが、時間も無いこともあり、酒は飲まないくせに、KIOSKで酒のつまみをいくつか買い込んで腹の足しとする。なんとも貧素な夕食となってしまった。過去、愛知県に9年間も住んでいながら、とんだ失態である。

ひかり386号 @名古屋ひかり386号に乗車。最初は、案外空いているか。と思ったが、後から後から乗客が乗り込んできて、結局3人掛含めて90%以上の乗車率となる。この分だと自由席は満員だろう。指定を取っておいて良かった。

やがて、隣の窓側席のオッサンが、大きな荷物を持ってやってきた。棚に荷物を上げればよいのに、なぜか自分の足元に置く。窮屈そうである。よほど貴重な品物が入っているのか?

自分の席が窮屈なのは勝手だと思うが、窮屈なのを理由に足を大股に開こうとする。やめてくれ、太腿がくっついて気持ちが悪い。車中、男に接触されるのは許せない。その点については、実に神経質である。ましてやハゲのオッサンである。寝たふりをして、何度も足を払いのけてやった。払いのけるたびに、オッサンは足を窄めるが、またしばらくすると、大股開きする。ええかげんにせえ。そんなに窮屈やったら、その大きな荷物をなんとかせんか! と心の中で叫んだ。

ガラガラの東海道線明らかな越境行為なら、丁重かつ声を荒げて抗議するが、このような微妙な所作だと、クレームをつけにくい。いっそのこと、酒のつまみだけではなく、酒(睡眠薬)も買い込んで無造作に寝てしまった方が良かったか? しかし、分量を間違えると、2週間前のようにそのまま終点まで行ってしまうリスクもあり、難しいところである。小田原までの約1時間、本当は、もう一眠りしたかったのだが、大股びらきのハゲオッサンのせいでとうとう寝付けなかった。

東海道線ボックス席小田原でひかりを降りて、当駅始発の東海道線で上る。15両編成、かつ、静岡方向からの列車に接続する列車ではないため、実に空いている。ボックスを1つ占領して、足を伸ばして茅ヶ崎まで乗車する。混み合う新幹線より、こちらの方が自分には似合っているような気がする。

茅ヶ崎で相模線に乗り換える。こちらは、ロングシートだが、空いていることを良いことに、車両端の3人掛席を占拠して、体の向きを90度変えて、シートに足を投げ出し、勝手にクロス化して座る。行儀の悪い乗客である。

小一時間で終点橋本に到着、ここで横浜線に乗り換えてようやく八王子に辿り着いた。間もなく24時である。大阪から6時間ちょっとの旅ではあったが、行楽帰りということもあって、疲労感が残る。スーパーぷらっとこだまグリーン車エコノミープランなら、ほぼ同じ運賃、時間でずっと快適に過ごせたであろう。満席だったこと、早めに予約しなかったことが、悔やまれてならない。

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とんだしっぺ返し

2006-02-12 20:56:00 | 新幹線
復路:2月12日(日)
   →天王寺:阪和線
天王寺→大阪 :大阪環状線
大阪 →新大阪:東海道線快速
新大阪→新横浜:のぞみ32号
新横浜→八王子:横浜線普通
運賃:¥13,460(新幹線自由席)

本来なら、今宵も、関空21時10分発のSKY906便(=JAL1320便とコードシェア)スカイバーゲン¥5,000コースで帰京する予定であった。

帰京の前には、JR西日本の列車運行情報は必ずチェックするのが習慣になっている。なぜなら、ホームラインの阪和線は、東京の中央線と同様に、大事な時に限って止まるからである

案の定、本日も、JR関西空港線日根野~りんくうタウン間で架線にビニールがからまり、運転見合わせとのニュースが報じられていた。多分1時間程度で復旧するとは予想はしたが、いざとなったら、南海で行こうと考えていた。

ついでに、JALのホームページを見て、本日の関空便の出発状況を確認した。JAL1320便は、機体準備遅れのため出発予定時刻が22時となっている。それなら、慌てて関空へ行っても仕方がないな。と気軽に考えていた矢先に、電話が鳴った。

電話の主は、スカイマークの関西空港オペレータである。なんと、SKY906便は、欠航となる見込みとのこと。なんでも、女満別での整備が遅れ、関空への到着が遅れているため、機材の準備ができないらしい。JALなら、一つ後の1322便への振り替えが可能なのだろうが、SKYでは関空発の最終便だからそうもいかない。ちなみに今年2月のスカイマークのルール改正で他社便への振り替えは行わないことになっている。

Sky:”一つ前の20時発のSKY208便にお客様のお席をご用意いたしましたが、如何なさいますか?”
現在時刻は、19時を過ぎている。そんなん、今頃言われても無理や。関空まで最低でも1時間はかかるのに。もっと早よ言えよ。と言いたかったが、その前に、皮肉たっぷりに。
私:”20時発のSKY208便は20時何分に出発するのですか?”
Sky:”20時です。”
心の声(ホンマか? いつも20分位遅れるんとちゃうんか?)
私:”それじゃ、今からでは無理ですね。”
Sky:”申し訳ございません。では、全額返金いたします。”
心の声(¥5,000を返金されても意味は無い。¥5,000もらっても4列シートの夜行バスしか乗れないのだから。それより、予約できなかった3月の日曜日の便に変えてくれ!)
私:”別の日の便に変更は可能ですか?”
Sky:”ちょっとお待ち下さい....はい、可能です。後日、予約センターにお申し出ください。”
心の声(ラッキー、後で、ダメです。なんて言うなよ。席はあるのだから。)
私:”分かりました。”

スカイバーゲン!スカイバーゲン!と喜んでいたら、とんだしっぺ返しをくらってしまった。

さて、時刻は19時をまわっている。当日予約だと割高になるが、ANA、JALのホームページで一応空席を確認する。ものの見事に全て×となっている。次に、発車オーライネットでトレンディ号の予約状況を見る。こちらも×。この冬は、定時運行が危なそうなので、夜行バスには余り乗る気になれない。従って、これ以上の夜行バス探索は止めておく。

ただし、後になって気が付いたが、堺~立川の南海バスならなんとかなった可能性もあり、ちょっと後悔している。

次に、サイバーステーションでサンライズ瀬戸・出雲と20時30分以降の新幹線の空き具合を見る。サンライズ瀬戸は×、サンライズ出雲は△、一方、新幹線は軒並み○であった。

サンライズ出雲を狙って、最寄り駅に急ぎ、指定券を求めるも、タッチの差で既に×となっていたようである。残念。あぁ高い高い新幹線に乗るしかないか。大阪市内~横浜市内の乗車券のみを求め、後は新大阪駅で様子を見て判断することにした。

家に戻って旅支度をし、19時45分頃出発。新大阪駅には20時45分に到着。53分発のぞみ192号または56分発ののぞみ32号に望みを托して、自由席特急券を求める。多分、自由席でも座れる。と読んだ。

ホームに上がると、すでに、53分発のぞみ192号自由席には長蛇の列ができていた。そこで、56分発のぞみ32号の列に並ぶ。ほどなく、ホームに2本ののぞみが順次入線する。先発ののぞみ192号は、激混みで、デッキに立っている人も居る

一方、次発のぞみ32号は、不人気?の500系ということもあって、比較的空いていた。3列シートに2人掛状態でゆったりとできる。PCを広げて、今回のトラブルを克明に記録する。

意外にも名古屋で沢山の乗客が降りたため、3列シートにはだれも居なくなった。少し眠ろうと思い、鞄から空気枕をとり出してシートを寝台にする。¥5,000のスカイバーゲンで帰れるはずが、高い高い新幹線になってしまった以上は、楽をして元をとらないと気がすまない。この際、お行儀の悪さには目をつぶってもらう。

まさかこんなことになるとは思っていなかったので、空気枕は一つしかない。新幹線には乗り慣れていないので、ベッドメイキングが難しかったが、なんとか、30分程度は熟睡できたようだ。

さすがに新幹線、定刻23時11分に新横浜に到着。ここで横浜線に乗り換えて八王子へと向かう。八王子到着は丁度24時。なぁんだ、SKY906便(=JAL1320便)で帰った場合と全く同じ時刻に到着したではないか。

改めて、新幹線の便利さ、素早さ、確実さに感動した。これで値段が安ければ、言うことはないのだが。

翌日、スカイマークの予約センターに電話して、事情を話すと、あっさりと日付変更OK、3月19日(日)はスカイバーゲン設定日ではないが、実質スカイバーゲンで帰れることになった。

なお、JALのホームページの出発情報によると、件のJAL1320便は、結局約1時間遅れで運航されたようだ。女満別からの到着便を待たずに、予備の機体で運航すれば良いのに。と、思ってしまうが、JALですらそんな余裕など無いのが現実なのだろう。

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