武蔵國日記(むさしのくににっき)

土佐日記にあやかって、「女もすなる日記といふものを、中年男もしてみむとてするなり」

熊(ロシア)がカモシカ(ウクライナ)を食べるのを見ているだけ

2022-03-12 08:34:53 | 随筆
ロシアがウクライナに侵攻して一週間以上が経つ。

その間、多くの情報がマスコミから流れている。
日本にいて垂れ流されている情報を見ているだけの身として、
一つ一つ情報の真偽のほどは全く不明だが、
とにかく多くの人が傷付けられ、生命を失っていることは確かだろう。
(最近は、動画映像でさえフェイクの危険性があるので、。)

恐らくロシアとベラルーシの一部の人を除いて、
この戦争そのものの惨たらしさに平気でいられる人はいないだろう。

しかしながら国際政治の残酷さは本当に酷いものだ。
第三次世界大戦の勃発を恐れて、誰も仲裁に入ろうとしない。
学校内でのイジメを見て見ぬ振りをしているのと同じだ。

それにしてもロシアとしての戦争遂行の動機とは何か?
自分の家の庭先にあった広場(ウクライナ)に、突然 自分と相入れない他人(NATO)が越してくる感じなのだろうか?

あるいは、別れた妻(ウクライナ)が新しい伴侶(EU)を見付けて、新しい生活をしようとするのに
前の夫(ロシア)がストーカー行為から、エスカレートしている感じなのだろうか?

昔、モスクワオリンピックのマスコットキャラクターは、ミーシャという子熊だったような記憶があるが、
子熊から成長したミーシャは、獰猛で残忍な大熊になって戻ってきたと言うしかない。

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