ふりそそぐ朝日の中で

束の間の花の命、その一瞬のきらめきを留めたくて

追憶 ~ヘルモサ~

2009年06月04日 | Old Rose
今日はチャイナローズのヘルモサの5月の写真を集めてみました。
5~6cmの小ぶりなコロンとしたカップ咲きから徐々に花びらの縁を反りかえし、ふんわりと開いていく可憐な薔薇。
わずかに青みのあるピンク色もとっても綺麗。
シュートが出やすく分岐がいいので枝数も多く、つまようじ程の細い枝にも花をつける多花性で、繰り返し咲きに大変優れています。
そしてこの薔薇は暑さにも寒さにも強く、いつも休みなく咲き続けている印象があります。

ただ、この薔薇の欠点はウドンコ病にとても弱いこと。
去年は薬剤がよく効いて、ウドンコ病を克服した!とうれしく思っていたのに、今年は何度散布してもすぐに柔らかい葉と蕾が白く覆われてしまい、悔しい思いをしました。
年数がたって樹が充実してきたら病気にもかかりにくくなるのでは、と期待してたのに~。
やはりこの病気はその年の気候によって大きく左右されるものなのかな・・・。

                  

                  


                                       

                                       

                  
              

                     


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2度目のがっかり

2009年06月03日 | クレマチス

ロマンティカ・ベティ・コーニングと共に白いラティスに絡ませていたビチセラ系クレマチスのメヌエットも少し遅れて開花しました。
このクレマチスは、一昨年の秋にパープレア・プレナ・エレガンスとして購入し、去年の春に開花した時に品種違いだったことが判明したものです。(その時の記事がこちら

去年は春に数輪の花を咲かせてそれっきりだったけど、今回は割とたくさん咲いてくれました。
でも花の色が去年より濃くなって、なんだかイメージが違うような・・・?
去年咲いた花の写真を見て、ナーサリーの方がたぶんメヌエットだろうと言われたんだけど、メヌエットはもう少し薄めのピンクで、中心がはっきり白く抜けてる感じです。
あちこちのサイトで写真を見てるうちにこれはもしかしたらメヌエットではなくルブラかも!?なんて思えてきたんだけど、実際の花を見たことがないので判別することができません~。

                 
                           花の大きさは5~6cm

                 
                ロマンティカと「はじめまして~」ってあいさつしてるみたい (´∀`)

                 
                    淡色のベティ・コーニングの引き締め役になってる?

                 
                 
                          這沢さんとも仲良くツーショット♪



ところで、品種違いとわかってすぐにナーサリーから送られてきたパープレア・プレナ・エレガンスの方は、去年一度も開花することなく終わってしまいました。
この春、棚つきのラティスに白万重の反対側から誘引して蕾がたくさんできたので、今年こそはついにあの八重の花を見ることができるぞ~!と楽しみにしていたのですが・・・



咲いた花はなんと・・・( ゜д゜)
    




・・・コレ!

                                                                                                                       
                 

これ、またまた間違ってるじゃん~~~


しかも、どう見てもすぐそこで咲いてるメヌエット(もしくはルブラ)と同じ花じゃん~~~


どうりで葉っぱも蕾もそっくりだと思ったよ・・・


ラベル違いはよく聞くけど、2度の間違いには思わず開いた口がふさがりませんでした ( ̄ロ ̄lll)


最初に注文した一昨年の秋から1年半も待ったのに逢えないなんて、よっぽどパープレア・プレナ・エレガンスとの縁がなかったということかしら?
メヌエットも決して嫌いな花じゃないけど、さすがに2鉢はいらないよ~。
せめて別の品種と間違えてくれたらよかったのになぁ。
さりとて今さらナーサリーにクレームつける気にもならず・・・。
誰かもらってくれる人を探さなきゃ・・・。

まぁ、この花に罪はなし、せっかくたくさん咲いてくれたんだからみんなに見てもらいましょ。

                                 

                 
              
           終わりかけの白万重に覆いかぶさるように元気いっぱい咲いてます

           
  


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もっと・・・ラブリーモア!

2009年06月02日 | ミニバラ
今日も5月の写真から、複輪ピンクが可憐なミニバラのラブリーモアを。
この子はとにかくウドンコ病に強い!だからいつも葉っぱが生き生き、つやつや
赤みのある横張りの枝の先に房になって花をつけると自然にバランスよくふんわりと広がる樹形も優しげな雰囲気です♪

だけどこの春のラブリーモアの写真を見返してみたらあまりに少なくてがっかりでした。
たくさん咲いてくれたのに、全体像なんて一枚も撮ってなかったし・・・。
5月は毎日のようにカメラを持ってベランダに出ていたというのに、よく見慣れている上に花もちのいいこの薔薇はついつい後回しになりがちで、結局一番いい時期を逃してしまいました。

たったこれだけの写真ではうまく伝えられないけど、ホントはもっと魅力的なラブリーモアなのです


                  

                 

                 


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追憶 ~アンブリッジ・ローズ~

2009年05月31日 | English Rose

今日で5月も終わり。
薔薇も8割がたは咲き終わって花後の剪定とお礼肥をすませました。
残っているのはチャールズ・レニー・マッキントッシュとスイート・チャリオット、グリーンアイス、スカーレットオベーションなどのミニバラくらい。
ずいぶん寂しくなってしまったベランダですが、新芽を伸ばしている薔薇も多く、2番花への期待も膨らんできます。

5月に撮りまくった薔薇の写真を整理してみると、まだアップできてないものがいくつか残っていました。
しばらくはその蔵出し画像で5月の記憶を辿ってみることにしましょう。
今日はアンブリッジ・ローズ、5月11日の写真から。

                                 
              
                   

                                    

               
                               
              
アプリコットの豊満な花をたわわに咲かせてくれたアンブリッジ・ローズはこの春の優秀選手でした。
どうか2番花でもたくさんの美しい姿を見せてくれますように・・・


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Sweet Harmony ♪

2009年05月30日 | クレマチス
蕾の時からキュートだった這沢さん、咲いたら先っぽがくるんと反り返ってまたまた可愛さアップです

                  

                  

                  
桃藤色の花弁の先はグリーンがかった白。この絶妙な色合いがたまりません~

           
まだ花数は少ないけれど、ラティスを見上げるとグリーンの蕾とベル形のピンクの花が甘く優しいハーモニーを奏でているみたい・・・


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スイート・チャリオットの色変化

2009年05月29日 | ミニバラ
スイート・チャリオットは濃いチェリーピンクのミニバラ。
でも今回のチャリオットは白に近いごく淡いピンクから濃いピンクまで、ずいぶん色の幅が広いこと。
枝によって全く色の濃さがちがって、まるで別の薔薇みたい。
こんなふうになったのは咲いている途中で鉢の置き場所を変えたから。
最初は窓際の他の薔薇の足元に置いていたんだけど、あまりに日当たりが悪いため壁際のBOXの上の特別席に置き換えたからなのです。
日陰で咲いたのは淡いピンク、置き換えて数日後に咲いた花は濃いピンクになったというわけです。
こんなにあっという間に花の色を変えちゃうなんて、お日様の力、恐るべし!!
花の色だけでなく、陽の当らないところに長くいたせいで枝はひょろ長く、葉の色は薄くなり、花つきも悪くなってしまいました。
あ~、かわいそうなことしちゃったな。
これからこの日当たりのいいBOXの上はスイート・チャリオットの指定席に決まりです!

                 

                 

                 

                                     

                                    
                   咲き進むと、紫のようなシックな色に変わります。

            


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シェイクスピアの嘆き

2009年05月28日 | English Rose
ディープクリムゾンのクォーターロゼット咲きが美しいウィリアム・シェイクスピア2000。
本来は育てやすい強権種らしいのだけど、この春の我が家のシェイクスピアはかなりの不調。
キャンカー続出で残る主幹は一本だけという危機的状況の中、力を振り絞るように花を咲かせてくれました。
ホントは蕾を取って休養させた方がいいよな~…と思いながらも、この濃厚なクリムゾン見たさについつい咲かせてしまう愚かなわたし。(そういえば今年の初めまで咲かせ続けてたっけ・・・
シェイクスピアはこんなハードな状況に追い込まれている我が身を嘆いているに違いありません。

                 

                 

                 

                 
今度こそきちんと摘蕾するから、当分の間ゆっくり休んで元気なシュートを出してね・・・



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幸せの黄色い薔薇

2009年05月27日 | English Rose

イングリッシュローズのシャルロット、今年は遅めの開花でした。
うちのシャルロットはとにかく良く伸びる子で、ちょうど目線の高さに花を咲かせたくて冬に短めに剪定したのに、春から伸びた枝は80cm以上にもなって、結局わたしの背丈を追い越してしまいました。
直立状に伸びるので場所はとらないんだけど、かなりのエネルギーを枝を伸ばすために使ってる気がするのです。
片親であるグラハム・トーマスの伸長力を色濃く受け継いでいるような・・・。
でもやっぱり一番の原因は日照不足なんだろうなぁ。
他の薔薇に比べてシュートの発生はすばらしくいいんだけど。
もっとたくさん咲いてほしいとか、四季咲き性が弱すぎるとか思うのは、この環境では欲張りなんだろうか・・・。
でもやっぱりそう願わずにいられないのは、我が家で唯一のこの黄色い薔薇が咲いた時、周りの空気も明るい幸せ色に染めてくれるからだと思うのです

                 

                

                

                


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とびきりの雪小町

2009年05月26日 | クレマチス

白薔薇のアイスバーグが咲き終わって寂しくなっていた空間を再び明るく染めてくれたのはクレマチスの雪小町。
うっすら黄緑がかった白地に淡い藤色の縁取りが清々しく、この花が咲いている辺りの空気は凛として澄み渡っているような気がするほどです。
去年は枝を巻き付けているオベリスクが足りなくなって近くの薔薇に絡みついてしまったので、今年は間隔をつめてきっちり誘引してみたら、なんとかオベリスクからはみ出すことなく絡まってくれました♪
雪小町は枝がすぐに堅くなって折れやすいので、日々のこまめな誘引が欠かせません。
枝が伸びる時期は手がかかるけど、それにこたえるように美しく咲いてくれるとホントに可愛くて、会えて良かった~としみじみ思うのでした。

                

                

                

                


              


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キャンドルを灯して…

2009年05月25日 | 雑貨

蝋燭の明かりが好きで、少しずつ買い集めていったランタンやキャンドルホルダー。
普段はベランダやリビングの雑貨として飾ってあるけど、ゆったりした気分の夜にはそれらを一堂に集めて灯りをともし、ゆらゆらと揺らぐ炎に写しだされる花達を眺めるのも、この季節のとっておきの楽しみなのです。
いつも見慣れているベランダの光景も、ほの暗い灯りの中では幻想的な雰囲気で別世界にいるみたい。
キャンドルに囲まれた椅子に座ってまったりと飲むワインは「円高還元お買い得」で買った980のものとは思えない、極上の味わいです

                 

                 

                 
               キャンドルの炎にはいくら見ても見あきない不思議な魅力があります

         


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