アマゾン・プライムにて。
公開時にも見てるし、その後も何度も見てる。これを見ると物悲しいやるせない気持ちになる。
たくさんの人々が亡くなった実際に起こった出来事であるからハッピーエンドにはならないのはわかっている。ジャックとローズの物語はフィクションであるのに、である。
この映画は終盤までハラハラドキドキする。
沈没が迫ってきているのに、主人公が船室にとじこめられたり、甲板に出るゲートが閉鎖されて三等船室の乗客が閉じ込められたり、救命ボートのスペースを求めて争う人々、乗組員が乗客に発砲。
氷山を見つけるための双眼鏡が無かったり、衝突した時に船長は休んでいたり、お粗末な人為ミス。
パニックを防ぐためとは言うが、沈没しようとしている事を一部の乗客にしか知らせない。
脱出を諦めて最後に二等船室で子供を寝かし付けている女性は、『ターミネーター2』でジョンのおばさん役の女優だった。
ローズは浮かんだ板に乗って目覚めた時、死んでるジャックをなぜ海に突き落としたのか?
おばあさんになったローズはなぜ、ダイヤモンドのネックレスを海に捨てたのか?
ローズは、アメリカ上陸時にドーソンと名乗ったが、あれで改名されてしまうのか?
ローズのフィアンセや母親は本当に嫌な奴だった。演技力が優れているという事なのだろう。