☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

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ハート・ロッカー

2010年03月06日 | ★★★★

ハート・ロッカー
【THE HURT LOCKER】 2010/03/06公開 アメリカ(PG12) 131分
監督:キャスリン・ビグロー
出演:ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ、レイフ・ファインズ、ガイ・ピアース、デヴィッド・モース、エヴァンジェリン・リリー、クリスチャン・カマルゴ

永遠を思わせる戦場。
刹那を生きる男たち──。

Story:2004年夏、イラク・バグダッド郊外。アメリカ軍爆発物処理班・ブラボー中隊のリーダーに、ウィリアム・ジェームズ二等軍曹(ジェレミー・レナー)が就任する。まるで死への恐怖などないかのように遂行されるジェームズの爆発物処理の様子に、仲間のサンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)らは不安を抱くようになり。(シネマトゥデイより)

 

イラクに駐留するアメリカ軍の中でも最大の危険がある爆発物処理班の兵士を描いた作品。監督は『ハートブルー』や『K-19』のキャスリン・ビグロー。

最初チラシを観たときハード・ロッカーだと勘違いして音楽ものだと思ってた私です、、、。
heartではなくhurt、痛みを意味するもので、“HURT LOCKER”は軍隊用語では爆死した死者を入れるロッカー、棺桶という意味なんだそう。なんとも重々しい響きです。

ドキュメンタリー風な流れで、これが映画とは思えないほどのリアルな映像でした。爆発音や銃撃の音が重々しく響きます。爆風で飛ばされるスローな映像もすごいっ。これが女性の監督さんだなんて・・・凄いわ。

爆発物処理の仕事は他の映画でも出てくるけれど、メインで描かれることはないので新しい視点でもありますね。こうして映像で見てしまうと改めて戦争の恐ろしさを感じます。1個処理してふぅ~と思ってたら何やら繋がってるものが・・・ひぇ~いくつ繋がってんだよ、と一難去ってまた一難。

本当に永遠を思わされる戦場。この極限状態の緊張感が一種の麻薬中毒のようになってしまうのもゾッとしてしまいます。一度味わってしまったら抜け出せなくなってしまうというのも恐ろしい・・・。

メインに有名どころ使っていないのが良いですね。絶対この人なら大丈夫そう・・・とか思っちゃうし。先が見えない展開で、冒頭から緊張感ある映像で始まり131分、最後までとぎれることなく観てました。このような仕事がなくなるのを願うばかりですが…いつになるんだろう…。

*映画鑑賞★日記・・・より転載 


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