【THE BLIND SIDE】 2010/02/27公開 アメリカ 128分
監督:ジョン・リー・ハンコック
出演:サンドラ・ブロック、ティム・マッグロウ、クィントン・アーロン、キャシー・ベイツ、リリー・コリンズ、ジェイ・ヘッド、レイ・マッキノンバート・コットン
あなたの人生史上、最高の実話
Story:家族と共に車で帰路に着くリー・アン(サンドラ・ブロック)は、雨に濡れながら夜道を歩くマイケル・オーア(クィントン・アーロン)に目を留める。自宅に連れ帰ったマイケルの境遇を知り、一家に迎え入れることにしたリー・アン。アメリカン・フットボールを始めたマイケルの適性をリー・アンが見いだしたことから、マイケルの才能は一気に開花する。(シネマトゥディより)
過酷な少年時代を過ごしながらも、ある家族との出会いによって才能が開花しアメリカン・フットボールのプロ選手になったマイケル・オアー選手の実話を映画化した作品。原作はマイケル・ルイスの「ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟」。先日の82回アカデミー賞では、サンドラ・ブロックが主演女優賞を受賞。
こちらでは約1カ月遅れでの公開となりました。1000円だからなのか、アカデミー賞効果なのかほぼ満席でございましたよ。お隣のおじさん結構笑ってたなァ。
とにかくサンドラ・ブロックがカッコ良かった!!
主演女優賞を受賞したのも納得です。彼女演じるリー・アンの人間としての素晴らしさとその家族の愛にとっても感動しましたわ。自分がこうと決めたらガンガン行っちゃって事後承諾(笑。強引さもあるけど嫌みがないです。こういうオトコマエな女性は憧れますなァ。
マイケル・オーアという選手は全然知らなかったのですが、こういう奇跡のような人生てあるもんなんですね。同じように才能があっても開花せずに生きていく人もいる中、マイケルは幸せな人ですね。運が良いというよりきっと運命的なものがあったのかもしれませんね。マイケル役のクイントン・アーロンの少しずつ心を開いていく自然な演技も良かったです。
生活に困ってる人を助けてあげるのはわかるんですが、素性がわからない黒人少年を家に招き入れてしまう家族にはビックリ。しかも家族の誰も反対もしないところもビックリ。普通なら白人家庭に黒人少年がいたら変なコトを言う人もいるでしょうし、嫌な思いもするハズ・・・。なのに、家族の一員としてみんなが接してくれる、こんな出来すぎなお話が実話というから驚きますね。
実話といっても多少は脚色してる部分もあると思うのですが、悪い人が出てこないけれど不自然ではなかったのも良かったです。素直に感動できました。
あの手この手を使うマイケル争奪戦は笑えました。入部特典てのが面白いっ。お子ちゃまなS・Jもちゃかり特典に便乗してるのも楽し。ある意味S・Jもマイケルのコーチみたいなもんだし(笑。
エンドロールで実際の家族が流れるのですがみんな笑顔が素敵だったのが印象的でした。ここでちょっとウルッときたー。ホントに素敵な家族だなぁ~こういう人たちがマイケルのような人たちに手を差し伸べてほしいなぁ。
※2010/03/20、MOVIX宇都宮にて
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