【21】
2008/05/31公開(05/31鑑賞)
製作国:アメリカ
監督:ロバート・ルケティック
出演:ジム・スタージェス、ケイト・ボスワース、ローレンス・フィッシュバーン、ケヴィン・スペイシー、アーロン・ヨー、ライザ・ラピラ、ジェイコブ・ピッツ、ジョシュ・ギャッド
“その戦略は、天才だけに許される。
圧倒的な数学力でMITの学生が人生を切り開く──実話の映画化。”
STORY:
マサチューセッツ工科大学の学生ベン(ジム・スタージェス)はある日、並外れた数学的資質を教授(ケヴィン・スペイシー)に見込まれ、ブラックジャックの必勝法を編み出した天才学生チームに誘われる。チームに参加した彼は仲間たちと日夜トレーニングを重ね、卓越した頭脳とチームワークを駆使してラスベガス攻略に挑む。(シネマトゥデイより)
ベン・メズリックのベストセラー「ラス・ヴェガスをブッつぶせ!」の映画化。
製作には本人も出演しているケヴィン・スペイシーがいますね。
ジャックブラック・・・いやブラックジャックの鋭いメスさばき・・・いや・・・しつこいな。ブラックジャックで数百万ドルを荒稼ぎだ~なお話。しかし、世の中そんなに甘くないという教訓のお話ですな。
めずらしく混んでましたー。誰かお目当ての人がいるのかと思っちゃった。
そんなに期待してたわけじゃなく何となーくラスベガスが舞台だから華やかで楽しそう的なノリで観てきましたが、いやいやこれが面白かったのですよ。
カジノでの荒稼ぎシーンやずらかるシーンも緊張感あるしワクワクするしで楽しめました。
「ラスベガスをやっつけろ」はハゲのジョニーが拝める作品で、こっちは「ラスベガスをぶっつぶせ」でややこしいです。お間違えなく。
アメリカでは有名な話らしく、実話でもあるんですねぇ。多少は脚色してるとはいえ、こんなことがあったなんて・・・すごいわ。
“カード・カウンティング”て初めて知りました。てか、ギャンブルやったことないしー。その前に記憶力ゼロに等しく、計算力もゼロに限りなく近い私にはうらやましいを通り越して神業です。ただ、どういう仕組みなのかがわかりにくいのでゲームとしての楽しみ方はいまひとつな感じです。
しかし、教授が生徒をそそのかしていいんですかねぇ。
でもただ荒稼ぎしてウホウホなお話だけじゃなく、ちゃんとイターイ展開もあって主人公の内面的なところもしっかり描かれてましたね。
友人は大切にしなきゃねー。いろいろあったけれど、あの太ったほうの彼がすごくイイ人でした。
無難ちゃ無難なラストではありましたが、少しでもラスベガスの雰囲気を味わえたところはホント楽しかったです。楽しいけど怖いラスベガス。
ローレンス・フィッシュバーンの存在感はすごいわ。それほど多く出ていないんですが、威圧感がある~。
ついオデコに目がいってしまうケヴィン・スペイシーの表の姿と裏の姿は面白かったです。変装は(笑) 役名がミッキー・ローザ、ロークじゃないんだ。
ああチョイ役の俳優さん結構好みでした。「ディスタービア」のロニー役だったんですよね。どこかで見たようなとは思ってたのですが・・・ほら、記憶力ないでしょー。そこからして失格です、、、
フィッシャー役の子も結構良かったな・・・あまり出番なくて残念っっ
毎年行ってるプラチナとも言われる某ミュージカルのチケットを取るのも、何度も行ってるとちょっとしたギャンブル感があって楽しいです。申込みするのに、この日は穴場だというのがわかってくるんですよね。ハズレても手数料が引かれるだけで戻ってきますしねー。そういうところで楽しんでますんで、私もベガスへバクチツアーに行こう!とは思いませんね。・・・てあまり思わないかフツウ。