夏たび2日目となる日曜日は早朝3時に起床
苦手な早起きでツライかと思いきや、前日の土曜日も早朝フライトに乗るために3時半起きだったせいか、意外とあっさり起きることができました
当日の天気予報は曇り時々雨、気温はせいぜい20℃止まりという絶好のコンディション
雨対策と、念のため日焼け対策の両方を整えて、朝4時頃に朝食です
この朝食もすごく美味しかったんですが、、、
前日からの食欲不振は朝になっても治っていませんでした
やっぱり飛行機酔いなんだろうか・・。
けっきょく写真のホウレンソウや卵、お味噌汁、白ごはんも半分ほどを残してしまいました。ごめんなさい..。
それでも体は元気だったので、身支度を整えてトイレも済ませてから4時半ごろにお宿を出発
すでに明るくなった早朝の浜頓別町の町をあるいて会場にむかいます。。
会場までは歩いて5分ほどだったので超楽チンでした
すでにランナーで賑やかな大会会場アリーナ。
↑スタート会場は中間エイドでもあるので給食や水がすでにいくつかでていました。
どこかのチームユニを来た超かわいいわんこもいてました おとなしくてめちゃ可愛い!
会場のアリーナでは、37km地点と74km地点に設置してくれているスペシャルドリンクも預かってくださいます。
スペシャルドリンクなんてアスリートっぽくて素敵
エイド食は充実しているとは聞いていたのでスペシャルは要らないかなーとは思ったものの、せっかくなので家で余っていた賞味期限の近づいたエネルギージェルをスペシャルドリンクとして各ポイントに預けてみることにしました。
さらに、この会場のアリーナはスタート地点であり、ゴール地点であり、さらには中間地点(50km地点)でもあるので、50km地点でのドロップバックとしても荷物を預けられます。
レース後半は雨もふりそうだったので、念のために50km地点の荷物として替えの靴下と雨でもOKなゴアテックス素材のシューズ、それから雨よけビニールを預けておきました。
使うかどうかは分からないけど、一応預けておくと安心だもんね
そんなこんなで準備を整え、
いよいよ出走のスタンバイ。
「記録を重視されるランナーの方はスタートの前方に並んでください」
との放送が流れていましたが、100kmランナー出走者はわずか372人(エントリー数は407人)と少人数ということもあって最前列から最後方まではせいぜい30mくらい
必然的にけっこう最前列から近い場所に位置どってしまい、
同室だった札幌の女の子と一緒におしゃべりしながらスタートを待ちました。
そして朝5時、レースがスタート
今回の目標は、景色を楽しみながら楽しく12時間以内の完走
100kmのペース感覚・ペース配分が全くわからないまま、なんとなく前のランナーに続いて、息が大きく上がらない気持ちよい程度で駆け出します
この100kmのコースは、スタート・ゴール・中間地点となる浜頓別アリーナを起点として8の字を描く形で進みます。
まずはぐるっと前半50kmを半時計周りし、中間点である50km地点がちょうどスタート&ゴール会場。
そして、朝10時スタートの50kmの部のランナーがこの会場から合流してきて後半の50kmの道のりを共にするのです。
スタートしてまもなく、クッチャロ湖畔を通過しました。
地図でしか見たことなくて、「へんてこな名前だなぁ~」って思っていたクッチャロ湖
まさか実際に目にする機会が訪れるとは・・。
すごく遠くまで来てるんだなって実感が湧いてすこし感動
そして湖畔を離れ、右へ左へと何度か進路を変えて‥‥
車道脇の歩道を走ったりしていると‥‥
そのうちザ・北海道という感じのだだっ広い牧場に挟まれた見通しのよいまっすぐ道にでました
このあたりでだったかな、、。遠くの方で
ぱん
という銃声みたいなものが聞こえました。
田舎でよくある獣よけ(カラス除け??)かな
なんて一瞬思って特に気に留めることもなく、その後ももう1度だけ同じ音を耳にしていたんですが
後から聞いた話では、どうやらランナーが通過する前にマラソンのコース上に熊がでて猟友会が出動していたみたいです。
びっくりしたぁ!そんなことってあるんですね。
北海道名物(?)とはいえ、くまさんに出会わずにすんで良かったです。
そして、スタートからキロ5分20~30秒で軽快にかっとばしていた私はノリノリ状態のまま意外とあっさり10km地点を通過
もう10分の1。このまんまいけちゃうんじゃないの?てな感覚
まぁ、もちろんそんなに甘くはないんですが・・。
70kmの武庫川ユリカモメでさえ、5分40~50秒/kmというペースだったのに、あまりにも涼しくて気持ちよくて道も平坦で走りやすいので、おバカなことにユリカモメをはるかに上回るハイペースでイケイケどんどんと走ってしまっていました
この後、コースはこの大会の100kmコースの名所 エサヌカ直線道路に入りました。
このエサヌカ道、"時空が止まる" なんていわれていて精神的にキツイという噂
ひたすら延々と全く景色が変わらない1本道が、約8km続くのです。
ゆうても、たかだか8kmでしょ?
などと、最初ちょっとナメてかかっていた私はここで早くもだんだんとしんどくなってきました
ぜんぜん前に進んでる感じがしなくて、ペース感覚が奪われてしまう道でした。
途中なんどか訪れた給水エイドが唯一の目標でありモチベーションになる退屈な1本道。
エイドスタッフの元気さと熱い応援がすごく有難かったです
↑あとこれ。エイドのゴミ箱。ひとつのエイドにつき、だいたい3個のゴミ箱が設置されているんですが、1つずつに"3分の1" "3分の2" "ラスト" と表示されていて、ランナー目線の素敵な工夫やなぁって思いました。
まだ先にゴミ箱があると思い込んでゴミをもったまま最後のゴミ箱を通り過ぎてしまって、 ガーン!ってなること、けっこうありますもんね。
メンタルのやられるエサヌカ直線道路ではありましたが、まだ序盤ということもあり、あいかわらずキロ5分半を切るペースでたんたんと走り続け、
最後の方には折り返してくる先頭ランナーにもすれ違い始め、少しずつテンションはあがってきました。
すれ違いざまに見知らぬランナー同士、エール交換が出来て気分が盛り上がります♪
そして、エサヌカ道を終えたちょうど20km地点のところで最初の給食エイドに到着~
大好きなパンにフルーツ、梅干などなど、、けっこう品揃えが多くて豪華です
いっきにテンションがあがったものの、、、
どうしたことか、なんだか全然食べる気がしませんでした
食べたくないどころか、ちょっと吐き気さえも感じていて
パンどころか、オレンジやグレープフルーツも入らない感じ
なんだか今日はかなり胃腸の具合が悪いみたい! と気付いたのはこの時でした
どうしちゃったんだ、私
普段、エイドの食べ物を目標に走る私にとってはかなり手痛いハンデ!
モチベーションをあげるものが無くなってしまいました、。
仕方なく、カロリーのとれるオレンジジュースとポカリだけを頂いて再び走り始めます
ただ、胃の調子は悪くても、関西とは全然ちがう涼しい空気と開放感たっぷりの北海道の牧草地
体と気分はまだまだ元気いっぱいで、あいかわらずキロ5分半弱のオーバーペースをきざみながら、
1つ目の折かえし地点を通過しました。
つづく。
苦手な早起きでツライかと思いきや、前日の土曜日も早朝フライトに乗るために3時半起きだったせいか、意外とあっさり起きることができました
当日の天気予報は曇り時々雨、気温はせいぜい20℃止まりという絶好のコンディション
雨対策と、念のため日焼け対策の両方を整えて、朝4時頃に朝食です
この朝食もすごく美味しかったんですが、、、
前日からの食欲不振は朝になっても治っていませんでした
やっぱり飛行機酔いなんだろうか・・。
けっきょく写真のホウレンソウや卵、お味噌汁、白ごはんも半分ほどを残してしまいました。ごめんなさい..。
それでも体は元気だったので、身支度を整えてトイレも済ませてから4時半ごろにお宿を出発
すでに明るくなった早朝の浜頓別町の町をあるいて会場にむかいます。。
会場までは歩いて5分ほどだったので超楽チンでした
すでにランナーで賑やかな大会会場アリーナ。
↑スタート会場は中間エイドでもあるので給食や水がすでにいくつかでていました。
どこかのチームユニを来た超かわいいわんこもいてました おとなしくてめちゃ可愛い!
会場のアリーナでは、37km地点と74km地点に設置してくれているスペシャルドリンクも預かってくださいます。
スペシャルドリンクなんてアスリートっぽくて素敵
エイド食は充実しているとは聞いていたのでスペシャルは要らないかなーとは思ったものの、せっかくなので家で余っていた賞味期限の近づいたエネルギージェルをスペシャルドリンクとして各ポイントに預けてみることにしました。
さらに、この会場のアリーナはスタート地点であり、ゴール地点であり、さらには中間地点(50km地点)でもあるので、50km地点でのドロップバックとしても荷物を預けられます。
レース後半は雨もふりそうだったので、念のために50km地点の荷物として替えの靴下と雨でもOKなゴアテックス素材のシューズ、それから雨よけビニールを預けておきました。
使うかどうかは分からないけど、一応預けておくと安心だもんね
そんなこんなで準備を整え、
いよいよ出走のスタンバイ。
「記録を重視されるランナーの方はスタートの前方に並んでください」
との放送が流れていましたが、100kmランナー出走者はわずか372人(エントリー数は407人)と少人数ということもあって最前列から最後方まではせいぜい30mくらい
必然的にけっこう最前列から近い場所に位置どってしまい、
同室だった札幌の女の子と一緒におしゃべりしながらスタートを待ちました。
そして朝5時、レースがスタート
今回の目標は、景色を楽しみながら楽しく12時間以内の完走
100kmのペース感覚・ペース配分が全くわからないまま、なんとなく前のランナーに続いて、息が大きく上がらない気持ちよい程度で駆け出します
この100kmのコースは、スタート・ゴール・中間地点となる浜頓別アリーナを起点として8の字を描く形で進みます。
まずはぐるっと前半50kmを半時計周りし、中間点である50km地点がちょうどスタート&ゴール会場。
そして、朝10時スタートの50kmの部のランナーがこの会場から合流してきて後半の50kmの道のりを共にするのです。
スタートしてまもなく、クッチャロ湖畔を通過しました。
地図でしか見たことなくて、「へんてこな名前だなぁ~」って思っていたクッチャロ湖
まさか実際に目にする機会が訪れるとは・・。
すごく遠くまで来てるんだなって実感が湧いてすこし感動
そして湖畔を離れ、右へ左へと何度か進路を変えて‥‥
車道脇の歩道を走ったりしていると‥‥
そのうちザ・北海道という感じのだだっ広い牧場に挟まれた見通しのよいまっすぐ道にでました
このあたりでだったかな、、。遠くの方で
ぱん
という銃声みたいなものが聞こえました。
田舎でよくある獣よけ(カラス除け??)かな
なんて一瞬思って特に気に留めることもなく、その後ももう1度だけ同じ音を耳にしていたんですが
後から聞いた話では、どうやらランナーが通過する前にマラソンのコース上に熊がでて猟友会が出動していたみたいです。
びっくりしたぁ!そんなことってあるんですね。
北海道名物(?)とはいえ、くまさんに出会わずにすんで良かったです。
そして、スタートからキロ5分20~30秒で軽快にかっとばしていた私はノリノリ状態のまま意外とあっさり10km地点を通過
もう10分の1。このまんまいけちゃうんじゃないの?てな感覚
まぁ、もちろんそんなに甘くはないんですが・・。
70kmの武庫川ユリカモメでさえ、5分40~50秒/kmというペースだったのに、あまりにも涼しくて気持ちよくて道も平坦で走りやすいので、おバカなことにユリカモメをはるかに上回るハイペースでイケイケどんどんと走ってしまっていました
この後、コースはこの大会の100kmコースの名所 エサヌカ直線道路に入りました。
このエサヌカ道、"時空が止まる" なんていわれていて精神的にキツイという噂
ひたすら延々と全く景色が変わらない1本道が、約8km続くのです。
ゆうても、たかだか8kmでしょ?
などと、最初ちょっとナメてかかっていた私はここで早くもだんだんとしんどくなってきました
ぜんぜん前に進んでる感じがしなくて、ペース感覚が奪われてしまう道でした。
途中なんどか訪れた給水エイドが唯一の目標でありモチベーションになる退屈な1本道。
エイドスタッフの元気さと熱い応援がすごく有難かったです
↑あとこれ。エイドのゴミ箱。ひとつのエイドにつき、だいたい3個のゴミ箱が設置されているんですが、1つずつに"3分の1" "3分の2" "ラスト" と表示されていて、ランナー目線の素敵な工夫やなぁって思いました。
まだ先にゴミ箱があると思い込んでゴミをもったまま最後のゴミ箱を通り過ぎてしまって、 ガーン!ってなること、けっこうありますもんね。
メンタルのやられるエサヌカ直線道路ではありましたが、まだ序盤ということもあり、あいかわらずキロ5分半を切るペースでたんたんと走り続け、
最後の方には折り返してくる先頭ランナーにもすれ違い始め、少しずつテンションはあがってきました。
すれ違いざまに見知らぬランナー同士、エール交換が出来て気分が盛り上がります♪
そして、エサヌカ道を終えたちょうど20km地点のところで最初の給食エイドに到着~
大好きなパンにフルーツ、梅干などなど、、けっこう品揃えが多くて豪華です
いっきにテンションがあがったものの、、、
どうしたことか、なんだか全然食べる気がしませんでした
食べたくないどころか、ちょっと吐き気さえも感じていて
パンどころか、オレンジやグレープフルーツも入らない感じ
なんだか今日はかなり胃腸の具合が悪いみたい! と気付いたのはこの時でした
どうしちゃったんだ、私
普段、エイドの食べ物を目標に走る私にとってはかなり手痛いハンデ!
モチベーションをあげるものが無くなってしまいました、。
仕方なく、カロリーのとれるオレンジジュースとポカリだけを頂いて再び走り始めます
ただ、胃の調子は悪くても、関西とは全然ちがう涼しい空気と開放感たっぷりの北海道の牧草地
体と気分はまだまだ元気いっぱいで、あいかわらずキロ5分半弱のオーバーペースをきざみながら、
1つ目の折かえし地点を通過しました。
つづく。