暘州通信

日本の山車

●869 買ったはずの土地が……、

2006年10月31日 | 高山市の不正
●869 買ったはずの土地が……、
高山市職員によるの行政不正
高山市を通過する国道41号線。
国道は高山市内のほぼ中央で道路は岡本町(おかもとちょう)をとお手いるのだが、道路西側には岐阜県の総合庁舎がある。
この西南小河川の側道に沿う一角に退職後土地を買って家を建てたT夫婦がいる。
従来は2メートルにも満たない狭い道路だったが市道であり、次第に家が立ち並ぶようになってきた。建築基準法は道路幅員を4メートルとしており、これに満たないところに建つ家並みに接道する道路は、都市計画法第42条2項に規定される、いわゆる2項道路であって、次回改築するときはたとえ自分の土地であっても所定の位置まで下がって建築しなければならない。セットバックといっている。
T夫妻は土地を買う得そのことを聞いて知っていたので、将来は道路となる土地も買いうけ、家を建てるとき将来のことも考えて所定の位置までさがって建築したのだった。
ところが最近になって家の前で塀がたてる工事がはじまった。
家の前に塀を建てられたら出入りできなくなってしまう。驚いて抗議したが、工事関係者はまったく聞き入れずどんどん作業を進めている。
そこで裁判に訴えることとなった。
弁護士はK党が岐阜市の弁護士を斡旋してくれたのだが、次第にわかってきたのは、はじめに土地を買いうけ、家の前の道路となる予定地を高山市に献納したのを、当時の高山市職員が高山市に引き渡さず、媒介して市内のS不動産に売却していたというのだ。
裁判は負け、自分が買ったはずの土地は他人に取られてしまった。
S不動産はT夫妻に法外な値で買い取れ! とせまった。
T夫妻は心労で倒れご主人は死去。奥さんは敗訴の判決を見て人事不省となり、意識も戻らないまま帰らぬ人となった。
K党、市議会議員は弁護士を世話しただけ、一度として法廷に傍聴にきたこともなかったという。


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