暘州通信

日本の山車

◆05738 浅川天神社祭

2012年04月28日 | 日本の山車
◆05738 浅川天神社祭
□社名 浅川天神社
□所在地 徳島県海部郡海陽町(旧海部町)
□祭神
□祭は一〇月下旬。
□山車
山車の形態(呼称)は、関舟、だんじり。
・漁業関係
関舟。
・奥浦
だんじり。
・北町
だんじり。
・中町
だんじり。
(順不同)
□汎論
浅川天神社の境内に【安政南海地震受難碑】が立っている。安政元年十一月四日に地震があり、汐が押し寄せたので人々は驚き、山上へ荷を運び、逃げ登った。翌日にはさらに大地震があり、一〇メートルちかい大津波が押し寄せ天満宮、大年、御崎の三社と三ヶ寺は残ったものの、その他の家屋はほとんど流失した。
 当地の地震の記録は、永正、慶長と二度おき、宝永四年(一七〇七)には、富士山の噴火があり、一六日にわたって噴煙を上げ、あらたに宝永火口ができた。永正、慶長から宝永期まではおよそ百年、宝永から安政期までは一五〇年であり、一〇〇年から一五〇年周期で地震が起きてくる。この知識があり安政期の地震のときは家屋の流失はあったものの、大きな不幸の中、人命を損なうことはなかったのは幸いで、ここには過去の経験が生かされている。人智をもって地震をのがれるすべはなく、且つ不定期ながらある周期をもって確実に起きる。大正一二年九月一日の【関東大震災】からはほぼ一〇〇年が経過した。政治・経済がとどまることなく一極集中する東京はきわめて危険な時代になってきた。
□外部リンク
「日本の山車」を執筆している一人閑(ひとりしずか)と申します。早速ですが、貴方のブログ記事を「外部リンク」として紹介させていただきましたのでお知らせします。もしご迷惑でしたらお申し出ください。削除いたします。
◇日本の山車 ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ypjcd447/
◇日本の山車 ホームページ
http://hiyou.easy-magic.com/

◇弐番@北町
2006/7/22(土) 午後 10:31
... また、同年11月には日本各地で地震が発生。 尼崎城下でも11月4日、5日と地震が発生し、民家200軒以上が大破したという記録が残ってます。 因みに、11月末には安政に改元されています。 だんじり&見送り幕ともに、いったい誰が購入したのでしょうか? かなり ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/edoya_kobe/13380135.html

◆01175 宍喰祇園祭

2012年04月28日 | 日本の山車
◆01175 宍喰祇園祭
□社名 八坂神社
□所在地 徳島県海部郡海陽町(旧宍喰町)
□祭神
□祭は七月中旬。
□山車
山車の形態(呼称)は、山鉾 大山、小山、関船、だんじり。
・商人仲
・金幣仲
・鍛冶仲
休止。
・山仲
休止。
・浜分
関船
・郷分
関船は全体を赤く塗りとし、舟腹、車輪の箭も赤く塗られ、提燈枠も赤い。船腹には紺色の波幕(下幕)がかかり、関舟の前には勇壮な大漁旗がつらなる。
大山と小山
(順不同)
□汎論
 宍喰町の八坂神社の祇園祭は大きく三地区に分けて齋行される。町方の宍喰浦西分からは三臺のだんじり、かつて金幣を担いだ【金幣組】、鍛冶屋仲間の【鷲住組】、商人たちの【商人組】があったといわれるが、現在はこのだんじり組(山車組)の名称を【仲】といい、(仲間・なかまの仲だという)三つの組に集約されている。漁業を主とする浜分からは関船、農耕中心の郷分が大山と小山を出す。大山と小山は二臺の鉾で、二層の吹抜構造で、祭礼にあわせて組み立てられ、祀が終われば解体される。中央には神の依代となる一本柱が立ち、先端には【ササ・青竹】がつく。は、大山には柱の中央に【桂男】とよばれ、桶を天秤で担ぐ本座人形がのる。この人形が【依坐・よりまし】となる。この人形が身につける小袖衣装は注意を要する。山車と小袖の関わりは、姫路市の【三山神事】に懸けられ、長野県の【穂高神社の御舟祭】の御舟の【男腹・おばら】、【女腹・めばら】にも懸けられ、懸けられた小袖を身につけると病にならないと信じられてきた習俗がある。宍喰祇園祭の大山・小山の小袖は、桂男の着物は海部町の櫛川(くしかわ)から奉納され、使用後の古い着物は、海部町の野江(のえ)のひとびとが貰いさげて小裂(こぎれ)にし、玄関の上に貼りつけて災厄除けとする。小山は木製の桙(長刀)がつく。いずれも山車の古形を継承していて貴重である。現在は大山を前、小山を後ろに連結して曳行される。【関舟・せきふね】は、瀬戸内の主として四国側の沿岸部に見られる舟型山車で、地方によって【席舟】などとも書かれる。のちに沿岸部の藩などで用いられるようになった、御用船であり、大阪和泉の太子町には、この古い【せきふね型だんじり】が曳かれ、有名な【岸和田だんじり】も、祖形はこの【せきふね】だったと考えられる。
 このように三地区それぞれが曳く山車が異なる。
 御神幸の御神輿渡御のことを、【濱出し・はまだし】とよばれる。
□外部リンク
「日本の山車」を執筆している一人閑(ひとりしずか)と申します。早速ですが、貴方のブログ記事を「外部リンク」として紹介させていただきましたのでお知らせします。もしご迷惑でしたらお申し出ください。削除いたします。
◇日本の山車 ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ypjcd447/
◇日本の山車 ホームページ
http://hiyou.easy-magic.com/

◇稲取夏祭り(地祭り)
2011/8/2(火) 午後 9:09
... 向井地区大山車。 向井地区小山車。 田町の山車は役場の軒下でお休み中でした。 田町の馬鹿囃子トラック屋台。 漁協の作業場の中に、山車が4台集まっていました。 東町大山車。 東町小山車。 西町大山車。 西町小山車。 稲取の山車は、基本的に下田の太鼓 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/crazyfloater/29092921.html

◇わっしょい百万夏祭り♪
2009/8/2(日) 午前 10:39
... よいたさ・・・」 こちらは小山で中学生が組み立ててます。 大山、小山 2基が完成しました。 小山の出発です。 大山は309個の提灯が飾られてます。 人混みは大変でしたが念願叶って良かったです。 黒崎の山車の上から何か投げてくれました。 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/sora195069/28847944.html

◇みついり 獲った!!
2006/7/23(日) 午後 10:25
... こちらの山笠は山車の上のお立ち台にたって采振りします。 山車には大山と小山があって、 大山の采振りは区長とか神社の総代とか地域のお歴々がやる。 小山の采振りは小学生の中で活きのいい子がやる。 小山の方は男女を問いません。 よっぴは去年一度乗せ ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/da_abee/37987979.html

◇401~500
2006/3/22(水) 午前 7:50
... われは毛布を、はぎとられ 布団の大山、毛布の小山 (彦左) 446 脛も知る、畳の部屋の、温もりは 炬燵恋しき  秋ぞ勝れる (未草) 447 ストーブの ... 492 春をまつ しびれた指に コーヒーカップ (山車風) 493 コーヒーカップ 滑り落ちて 硬さを知る ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/j_jilow_2nd/30397005.html

◆02964 高森天満宮祭

2012年04月27日 | 日本の山車
◆02964 高森天満宮祭
□社名 高森天満宮
□所在地 岩国市(旧周東町)周東町緑町
□祭神
スガワラミチザネ 菅原道眞
オオヤマツミノカミ 大山祗神
□祭は十一月下旬。
□山車
山車の形態(呼称)は、裸坊。
□汎論
 高森天満宮の創祀は不明ながら、創祀の歴史は古く、【周防三天神の一社】に数えられ、広大な境内にゆったりと祀られる。祭神に、周防では祭祀例のすくないオオヤマツミノカミ(大山祗神)が祀られるが、古代には伊豫(愛媛県今治市大三島町宮浦)大三島の大山祗神神社に関わりがあったと考えられる。スガワラミチザネ(菅原道眞)を祀るようになったのはおそらくあとであろう。
□社名 
□所在地 
□祭神
□祭は
□山車
山車の形態(呼称)は、
(順不同)
□汎論
□外部リンク
「日本の山車」を執筆している一人閑(ひとりしずか)と申します。早速ですが、貴方のブログ記事を「外部リンク」として紹介させていただきましたのでお知らせします。もしご迷惑でしたらお申し出ください。削除いたします。
◇日本の山車 ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ypjcd447/
◇日本の山車 ホームページ
http://hiyou.easy-magic.com/

◇神社ファンへの道」 イキナリ中級編(その1)
2007/3/24(土) 午後 5:03
... B郡の(三嶋大社)のご祭神は『大山祇神』オオヤマツミノカミ で、   (富士山本宮浅間大社)のご祭神は『木之花咲耶姫』コノハナサクヤヒメです。 ... 甲郡 ①:東照宮   ②:天満宮   ③:八幡宮   ④:鎌倉宮  乙郡 A:応神天皇  B ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/keinoheart/29993249.html

◆05625 周防祖生の柱松行事

2012年04月27日 | 日本の山車
◆05625 周防祖生の柱松行事
□民俗行事 
□所在地 山口県岩国市(旧周東町)周東町。
□行事は八月中旬。
□山車
山車の形態(呼称)は、柱松。
・祖生中村
・祖生山田
・祖生落合
(順不同)
□汎論
 周防祖生の柱松行事は、祖生中村、祖生山田、祖生落合の三地区で日を変えて行われる民俗行事である。このことから【祖生の三本松】ともよばれ、国の重要無形民俗文化財の指定を受ける。
 私見であるが、【柱を立てて火を点す】思想は、柱と火がごく自然に結びついた。山車の祖形のひとつと考える。
 各地に若干の差異をつけながら遺存的に分布する。ちょうどお盆のころにおこなわれることが多く、【お盆の迎え火】にあたるのではないか、などとも言われるが、かならずしもお盆ではなく、佛事ではなく、神事としておおなわれるところが多い。
 山車には、提燈に火を点し、夜曳行されるものが多く見られる。
この山車は柱、松明(たいまつ)、一本柱山車へと次第に発展しながら、【柱と火】が結びついた原始思想を継承している。

◆34487 廣江殿峯

2012年04月26日 | 日本の山車
◆34487 廣江殿峯

 廣江殿峯は、長門國下関西細江町(現山口県下関市)の人。名を吉右衛門、字を文龍といった。屋号を伊豫屋といい、家業は醤油醸造で長府藩御用達の家柄であった。旧住まいは旧細江町は国道九号線に沿った豊前田町と岬之町のあいだあたりだったといわれる。詩文、書画、篆刻が得意だったと伝わる。多くの諸家と交わったが、中国唐、李白の漢詩【蘇臺覽古】の、

  舊苑荒臺楊柳新  舊苑 荒臺 楊柳 新たに 
  菱歌唱不勝春  菱歌の唱 春にたえず
  只今惟有西江月  ただいま ただ有り 西江の月
  曾照呉王宮裏人  曾て照らす 呉王 宮裏の人

 にちなんで名づけられた【西江樓(西江楼)】があり、頼山陽、田能村竹田、美濃大垣の梁川星巌(やながわせいがん)、紅蘭夫妻、伊丹明倫堂(現兵庫県伊丹市)の学頭だった橋本香坡、飛騨高山(岐阜県高山市)の山車(屋臺)の建造、彫刻で著名な谷口與鹿は殿峯の案内で、瀬戸内の神功皇后ゆかりの【干珠・満珠】の二島を見て香坡が感動してつくった漢詩がある。出羽庄内(山形県)の清河八郎らが訪ねている。西江樓は頼山陽につづく文人らが訪れる西遊の拠点であった。

◆05622 防府天満宮祭

2012年04月26日 | 日本の山車
◆05622 防府天満宮祭
□社名 防府天満宮
□所在地 山口県防府市
□祭神
□祭は十一月下旬。
□山車
山車の形態(呼称)、山車はなく、牛が御網代(おあじろ)を曳く。
□汎論
 防府天満宮の創祀は延喜二年(九〇四)と伝わり、この年は菅原道眞死去の翌年に当たる。防府は菅原道眞が大宰府に赴任する旅の途中で宿泊した地、と伝わる由緒がある。道眞の死後もっともはやく建造された神社で「日本で最初に創建された天神さま」を名乗り、京都市の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮とともに、【日本三大天神】と称される。
 社号は、松崎天満宮、宮市天満宮などの変遷があり、戦後になって旧称の防府天満宮に戻った。学問の神さまとして信仰を集め、市内のみならず山口県内外から多くの参詣者が集まる。
 齋事は二月に牛替神事(うしかえしんじ)がある、牛替神事は、天神さまのお乗りになる牛車の牛を取り替える神儀である。八月上旬には、道眞の生誕を祝す【御誕辰祭】が行われ、夜の萬燈祭は、参道に蝋燭が点されて幻想的な雰囲気となる。
 十一月の御神幸祭(ごじんこうさい)は裸坊祭(はだかんぼうまつり)の別名があり、出御には牛が御網代(おあじろ)とよばれる御神輦を曳いて表参道の大階段を下り、還御は表参道の階段を上るがきわめて危険な神事で怪我人が出ることも少なくない。
□外部リンク
「日本の山車」を執筆している一人閑(ひとりしずか)と申します。早速ですが、貴方のブログ記事を「外部リンク」として紹介させていただきましたのでお知らせします。もしご迷惑でしたらお申し出ください。削除いたします。
◇日本の山車 ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ypjcd447/
◇日本の山車 ホームページ
http://hiyou.easy-magic.com/
 
◇高畑天満宮 「うそかえ祭」
2011/1/14(金) 午後 11:51
... お隣には学業祈願で有名な高畑天満宮があり、毎年多くの受験生が訪れますが、この4日間は「うそかえ祭」が行われます。 祭りとはいっても、勇壮な御輿や山車が出るような華やかな祭りとはひと味 ... 真冬の寒さの中で執り行われる神事だけの祭り。 祭り本来の信仰 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/universal2002002/62606529.html

◇加納天神まつり  (岐阜県岐阜市加納天神町  加納天満宮)
2010/10/26(火) 午前 1:28
... 八木写真工房の八木さんが、毎年地元の山車「鞍馬山車」の記事をご自分のブログ「八木写真工房のカメラ ... 翌日の日曜日には、加納天満宮に伝わる「不幸」を「幸福」に替える「うそ替神事」なるものも行われます。今年は見ることができませんでしたが ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/syayu_shinme/35164559.html

◇天神祭
2007/7/26(木) 午後 2:41
年に一度、神様のお出ましになる天神祭。 鉾流神事(鉾を流し、お迎えの渡御列を組んだ)から陸渡御 ... 25日の午後4時、陸渡御列は催太鼓を先頭に天満宮を出発(3000人)。 午後6時 ... 神鉾 ④地車(だんじり) ⑤猩々山車 ⑥牛曳童子 ⑦錦旗
 http://blogs.yahoo.co.jp/zinnseitanosiiitiniti/14752469.html

◇国府津はお祭りです
2007/4/21(土) 午後 11:34
... ただし、菅原神社ですので神事は25日です。菅原神社、天神社、 天満宮、など菅原道真公の神社は必ず神事は25日と決まっています。それ以外の日の祭礼神事は平安時代より硬く禁じ ... このため地域の山車や子供みこしは休みの土曜、日曜日にしています。 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/andogunji/18042911.html 





◆02960 大多満根神社祭

2012年04月25日 | 日本の山車
◆02960 大多満根神社祭
□社名 大多満根神社(おおた まねじんじゃ)
□所在地 周防大島町(旧大島町)瀬戸 
□祭神
オオタマルワケノミコト 大多麻流別命
□祭は五月中旬。
□山車
山車の形態(呼称)は、車切と、揉山。
(順不同)
□汎論
 大島は、古代には島全体を御神体として祀る御神体島だったと考えられ、広島県の名勝【安芸の宮島】と成立がよく似ていて、おなじような祭祀の島だったと推定される。大島は、かつては独立した島であったが、一キロメートルを越えるおおきな橋が架けられて、たいそう便利になった。島に祀られる【大多満根神社】は、瀬戸の明神さまとして敬われる古社。最近は大多満根神社をひとつづきでよぶことが多いが、大多と満根をわけてよぶのが正しい。
 祭神のオオタマルワケノミコト(大多麻流別命)は、イザナギノミコト(伊弉諾命)と、イザナミノミコト(伊弉冉命)の間に生まれた【大島】だとされ、宮城県気仙沼市字亀山の大島も、オオタマルワケノミコトを祭神とする【大島神社】がある。
 私見であるが、秦氏の祭祀にかかるウカノミタマノミコト(倉稲魂命)は山城(山背)の伏見稲荷大社のさいじんとして広く知られ、多くの神社があるが、オオタマルワケノミコトは、その祖神にあたるのではないかと思考する。
 つまり、【国産み神話】以前に、韓半島から渡来した新羅系氏族が出雲氏と同化し豊の國(豊前、豊後・大分県)から日本海と太平洋の二手に分かれて、東、北上して行った形跡を示すものだろうと考える。周防・大多満根神社の飯野山はおそらく古代祭祀の神南備山、神社は里宮であろう。
 【瀬戸公園】は、神社の境内にあるたいへん景観のすぐれた公園で、桜の名所として知られ大島大橋も一望できる。
□問い合わせ
周防大島町役場 商工観光課 
電話 0820-79-1003

◆20985 久賀のなむでん踊

2012年04月25日 | 日本の山車
◆20985 久賀のなむでん踊
□所在地 周防大島町(旧久賀村)
□行事は六月下旬ー七月上旬。
□山車
山車はない。
形態(呼称)は、虫送り
□汎論
 【久賀のなむでん踊】は、田植えの終わったあと、稲が成長を始め二番草、三番草といわれる田の草とりが行われるころ、【虫遣らい】としておこなわれる踊り。稲が害虫に侵されないように、「虫遣らい・虫送り」がおこなわれる地方は多かったが、近年はめっきり姿を消した。群馬県西部には中之条を始め、長野県東部には、いまも続けられるところがある。
 久賀のなむでん踊には、筑紫西部(福岡県西部)、肥前(佐賀県、長崎県)から、肥後北部(熊本県)などで行われる【浮流・ふりゅう】に連続する行事で、踊は、神の依代とされる子供たちによって行われる。やや厚みのある寄木桶胴の太鼓を胸辺りで打つ。
 佛教色の濃い【風流民俗行事】ということになろうか。
□外部リンク
「日本の山車」を執筆している一人閑(ひとりしずか)と申します。早速ですが、貴方のブログ記事を「外部リンク」として紹介させていただきましたのでお知らせします。もしご迷惑でしたらお申し出ください。削除いたします。
◇日本の山車 ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ypjcd447/
◇日本の山車 ホームページ
http://hiyou.easy-magic.com/

◇虫送り
2010/6/28(月) 午前 9:24
... 山車の前では人が扮した荒馬と太刀振りが、踊り跳ねまわる伝統行事 である。 ここ相内集落(市浦村)はシジミ貝産地の十三湖のそばに位置し虫送りのルーツとされて おり450年の歴史がある。 相内集落の虫送りのフィナーレは村の入口の田圃に荒馬を押入れ ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/sakura39391946/52354395.html

◇伝統行事
2010/5/23(日) 午前 6:44
... 上画像のスケジュールと間違えないでくださいね(^_^;) この虫送りの虫は、市のキャラクターにもなっており ... et.tiki.ne.jp/~goshojc/ 中学生の時にカンカン照りの最中に山車を引っ張り、後日日焼けでヒーヒー苦しんだ記憶がよみがえり ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/parkinn5/33157058.html

◆00985 八田八幡宮祭

2012年04月25日 | 日本の山車
◆00985 八田八幡宮祭
□社名 八田八幡宮
□所在地 山口県周防大島町(旧久賀村)
□祭神
□祭は九月中旬。
□山車
山車の形態(呼称)は、引山太鼓。
主として、裏日本を青森県から北海道まで遡上する大陸渡来系の桶太鼓は、抱えて打たれるものが多く見られるが、島根県松江市では、【鼕・どう】とよび、北に行くほど大きなものになる傾向がある。青森県では佞武多囃子に打たれる。八田八幡宮の祭礼は、この桶太鼓を積んで曳く臺車で、往古は各集落から出ていたが、一時途絶えたが、現在は復活し、二臺ほどが商工会青年部の奉仕で行われている。太鼓には八種類のち方があるといい、海、山、雷鳴などを表現する。
□汎論
□外部リンク
「日本の山車」を執筆している一人閑(ひとりしずか)と申します。早速ですが、貴方のブログ記事を「外部リンク」として紹介させていただきましたのでお知らせします。もしご迷惑でしたらお申し出ください。削除いたします。
◇日本の山車 ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ypjcd447/
◇日本の山車 ホームページ
http://hiyou.easy-magic.com/

◇興津八幡宮例大祭
2010/10/23(土) 午後 6:09
... 花台を名乗る山車は室戸方面にもあるようですが、形はいわゆる土佐本流の花台とは全く別物です。 その意味で、興津八幡宮の祭礼は、いわゆる土佐の花台が残る唯一の祭礼と言えるのではないでしょうか。 ... 昨年、7年ぶりに復活しました。 土佐の花台は ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/crazyfloater/26955566.html

◇復活!紙町鍛冶町丁印
2007/9/10(月) 午後 9:35
... 当時は今の様な山車が運行するだけでなく、趣向を凝らした「丁印(ちょうじるし)」を 八幡宮に奉納し、3日間に渡って城下を練り歩いたのだそうです。 1709年の盛岡八幡宮祭では城下23町内から丁印と山車が随行したとの記録があって、丁印 が祭りに加わる ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/kfuji_taxi/50923761.html

◇御田八幡宮秋祭
2007/10/8(月) 午後 11:00
... 「 吉良川の花台 」は高さ10m、上・下・西・東の4基の山車がある。 『 御田祭 』の無い年に、花飾りがつけられるようだ。    (→西暦奇数年5月3日に御田八幡宮に奉納される、子授けの祭りのようだ。) 4基の山車の間を ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/komimiyurudara06/36814696.html

◆01563 宮戸八幡宮祭

2012年04月24日 | 日本の山車
◆01563 宮戸八幡宮祭
□社名 宮戸八幡宮
□所在地 山口県熊毛郡上関町祝島
□祭神
□祭は一〇月中旬。
□山車
山車の形態(呼称)は、練山。
・鳥井山 東
・どんでん山 西
(順不同)
□汎論
 上関町祝島は、祝島と小祝島があり、島の北部が開けている。瀬戸内海上の要衝として古くから開けた土地である。私見になるが、ドイツの建築家ブルーノ・タウトは、大阪府と奈良県境にある生駒山の山上に山上都市を企画するなど、その奇抜な図が残されているが、近鉄の前身の大軌が建設したケーブルカーはその思想を継承して建設されたものであった。
彼の日本紀行文が残るが、岐阜県の合掌造の集落を見たとき感動して、「…ここはスイスか、あるいはスイスの幻想だ」と感嘆している。
 もし、ブルーノ・タウトが祝島を訪れていたなら、「…ここは琉球か、琉球の幻想だ」といったのではないだろうか。
 祝島には、丹念に積み上がられた石の練塀に囲まれた家々があり、その先人の努力のあとには頭がさがる思いがする。白川郷が世界遺産であれば、当地もまた世界遺産級の歴史がきざまれている。
□外部リンク
「日本の山車」を執筆している一人閑(ひとりしずか)と申します。早速ですが、貴方のブログ記事を「外部リンク」として紹介させていただきましたのでお知らせします。もしご迷惑でしたらお申し出ください。削除いたします。
◇日本の山車 ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ypjcd447/
◇日本の山車 ホームページ
http://hiyou.easy-magic.com/

◇桂離宮
2008/8/27(水) 午後 9:18
... ②賞花亭 中島山上に建つ峠の茶屋といった風情。洛中の八条宮本邸にあっ ... (他に修学院離宮、醍醐寺三宝院) 5 ドイツ人建築家のブルーノ・タウト 『日本美の再発見』(岩波新書)によってその美しさが世界に紹介された。 6 京都検定出題歴 ●平成18年度3級 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/yamaibaaosainaikyo/43072331.html

◆03216 廣瀬八幡宮祭

2012年04月24日 | 日本の山車
◆03216 廣瀬八幡宮祭
□社名 廣瀬八幡宮(広瀬八幡宮)
□所在地 山口県岩国市(旧錦町)
□祭神
□祭は一〇月下旬。
□山車
山車の形態(呼称)は、揉山(もみやま)
・桜木地区
・須万地地区
・下向地区
(順不同)
□汎論
 廣瀬八幡宮の祭礼には揉山(もみやま)とよばれる山車が出る。山口県にのみ見られる形態で、明治中期に始まったと伝わる。神の依代とされる【神子】呼ぶ子供を籾山に乗せて担ぎ、これを空中に投げ上げるという奇祭である。揉山は府谷八幡宮の秋祭にも出る。

◆05627 府谷八幡宮祭

2012年04月24日 | 日本の山車
◆05627 府谷八幡宮祭
□社名 府谷八幡宮
□所在地 山口県岩国市(旧錦町)府谷
□祭神
□祭は一〇月下旬。
□山車
山車の形態(呼称)は、揉山(もみやま)
・河本地区
□汎論
 府谷八幡宮の祭礼には揉山(もみやま)とよぶ山車が出る。地元では【神輿】とよんでいる。明治中期に始まったと伝わる。神の依代とされる【神子】呼ぶ子供を籾山に乗せて担ぎ、これを空中に投げ上げるという奇祭である。
 錦町(現岩国市)には、【亥の子祭】とよばれる民俗祭事が行われる。中国広東に見られる風習といい、旧暦十月の亥の日、亥の刻に、七穀をまぜて搗いた七色の餅を食うと病にかからないといいこれにちなんだ民俗行事になっている。
 ところによって、【搗石】とよぶ石に縄をかけ、子供たちがこれを引き上げて落として、地を搗く行事がおこなわれる。

某所石搗唄
一ツ いのこのまつりには よいよい こらさ
二ツ ふんどししっかりしめなおし よいよい こらさ
三ツ みっかまえからたのしみに よいよい こらさ
四ツ よなかのやはんすぎ よいよい こらさ
五ツ いつかのぼんおどり よいよい こらさ
六ツ むりやりねじこんで よいよい こらさ
七ツ なくまでやりすぎた よいよい こらさ
八ツ やっとでひきぬいた よいよい こらさ
九ツ 今夜は夜明けまで よいよい こらさ
一〇 でととうとうこができた よいよい こらさ

 山ノ神は春になると山を下って【田ノ神】となり、秋の収穫が終わるとまた山にお戻りになると信じられ、山ノ神は女神でたいへんやきもちやきだと言うのが通説である。したがって、秋に山にお戻りになるときは、神送りと称して男性のみが山ノ神に随行し、長野県の某所では大正期まで、山上の祀堂まえには新藁で女神像をつくり、そのまえでは男性は全裸になって山ノ神と酒を酌み交わし、食事をともにし、女神と一緒になって踊り囃すところがあった。山ノ神はお喜びになって、来る年の豊作を約束してくださると信じられていた。
 山ノ神は女神であり、大山祗神、大山咋神とは異神である。
 【山ノ神の柱】とよぶ柱が立てられところがある。この柱は依代であるが、山ノ神の杖だともいい、杖をついたあとには小さな丸い穴が残っていると伝わる地方もある。