「東洋のマタ・ハリ」こと男装の麗人・川島芳子は、替え玉により死刑台から生還していた！

「東洋のマタ・ハリ」こと男装の麗人・川島芳子は、替え玉により死刑台から生還していた！

　「東洋のマタ・ハリ」こと川島芳子は、中国人でありながら、日本の川島家の養女になった。その後川島芳子は、男装の麗人として大陸で暗躍し、関東軍に協力し、満州国建国にかかわったスパイとして、戦後、1948年に北京で銃殺刑にされた。その後、川島芳子の遺骨は日本人僧侶・古川大航によって信州の義父・川島浪速のもとへ運ばれた。1949年には、義父の川島浪速も死去し、芳子と二人の遺骨は、松本市の正鱗寺にある川島家の墓に埋葬された。以上が正史上の話であるが、死刑後から替え玉説がとなえられてきた。通常、漢奸（国家への反逆者）の処刑が公開されるにも関わらず、芳子の場合非公開であり、早朝に実施された。また銃弾が顔面を破壊しており、身元確認ができなかったうえ、ＧＨＱの調査でも替え玉か本物か確定できなかった。
　1948年4月の北京紙・北平日報でも報じられた替え玉説によると、末期がんの女性が替え玉になり、代償として遺族は金の延べ棒10本が家族に渡される約束であったが、四本しかもらえなかったという。この疑惑は国共内戦でうやむやになったという。
　今年、吉林省日刊紙・新文化報が15日までに報じた替え玉証言によると、残留日本人孤児を母親に持つ長春市の女性画家、張※（※＝金ヘンに玉）さん（41）は、義理の祖父（日本人孤児の実母を育ててくれた）が亡くなるとき「。「お前が小さいころ世話をしてくれた『方おばさん』の正体は、あの川島芳子だ」とカミングアウト、「方おばさん」の形見の品を残してくれたという。

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