昨日今日と風邪で会社を病欠。とにかく寝て治すしかない。昨日は同僚からテキストが来たりしたのでときどき会社のアカウントでログインしてメールの返信などしていたが、今日は大丈夫そうだったので一日寝て過ごす。本棚からいくつか本を出して読書をするつもりが、ほとんど眠っていた。それでも奥さんから送ってもらったディテールの木造特集号だけはパラパラと読んだ。内田祥哉さんのコラム三題噺は目地の回。日本の伝統的な構法に見られる、部材同士の隙間を詰めないジョイントに関する話。隙間を消す継手いすか継ぎ、排水を考えた江戸城石垣の空目地。。。水と風への対処法の違いが、日本とヨーロッパの目地の扱いに違いを生んでいることが、明治時代のレンガ造洋風建築から電車や飛行機といった現代の移動空間の内装までにわたって語られている。
最新の画像[もっと見る]