いち・に・山歩!

山・街・旧跡・名所歩きだけでなく、近所の散歩やサイクリング等、「お出掛け記」と管理人の「好き勝手言いたい放題記」です。

丹沢:大野山 ~2004.5.29~

2012年06月07日 18時06分04秒 | 2006年以前散策記(野山編)

 画像データに拠ると2004年5月29日の事らしい。
この日は西丹沢の大野山に向かった。
 写真の猫は下りの途中で出会った猫。
此処が日向ぼっこに良いのだろうけれど、「門番」にも見える。
 「通りたければ、お魚かマタタビを置いていきな!」
とでも言われそうだ。

 JR御殿場線の谷峨(やが)駅からの歩きになるが、電車、バス共に本数が少なく、時間によって電車かバスを選ぶ事になる。
 吊橋で川を渡り、急な傾斜の道を登って行く。
集落の茶畑の間から振り返ると、向かいの山の向こうに富士山が見える。
季節は新緑を過ぎて、山が青々としてくる時期。
山が元気で活動的に感じるこの季節。
何だか元気が湧いてくるのが好きだなぁ・・・。

 林床の小さな植物が花々を咲かせる季節は過ぎたけれど、未だ未だ春の花々が多く咲いている。
蝶も元気に花々花々を行き来している。

 ホタルブクロも満開。
夏の花と言うイメージが有るのだけれど、この時期に咲いていたんだね。
昔と違って蛍が非常に珍しい昆虫になっているので、名前の通りに「蛍を入れて様子を見る」事は、早々出来ないな。
蛍も10年位見ていないなぁ。
ゆきさんとは見た事が無いし、見たいと思うのだけれどね。

 山頂で大野山フェスティバルをやっていた日だと思うのだけれど、その時の画像が無い。
大野山は県が運営する乳牛育成牧場牛になっていて、柵に囲まれた登山道の左右が牧場の敷地と言う箇所では、牛を見る事も出来る。
年に2回、春と秋にお祭りが有り、アルプスホルンの演奏や搾乳体験、牛乳や焼肉の配布等の催しが開催されるのだが、その時の写真データも消えてしまったようだ。
牛乳は小さな紙パックで、金太郎牛乳と言う名だった。
牛乳もお肉も美味しかったのだけれど、山頂手前で柵の直ぐ向こうに座っていた牛達を思い出すと、何だか申し訳無い心境にもなってくる。
柵の直ぐ向こうにいるので、目も合うし、じっくりと観察する事も出来る。
 牛達は何を考えているのかな?
 何処迄自分達と人間の関係について知っているのかな?
食べるのであれば、有難く、しっかりと必要な分を必要なだけ残さずに食べないとね。
でも、あの目を思い出すと、申し訳無い気持ちもしてしまうね。

 人間って罪深い生き物だなぁ・・・と。

 写真は下りの途中に有る喫茶店。
この時には素手に開店しているけれど、開店準備中の時にも通った事が有る。
暫く通っていないけれど、現在はどんな感じなのかな?
気になるし、寄り道したいけれど、帰りが遅くなるし、未だ駅迄距離が有るからなぁ・・・。
と、思って、未だ入った事が無い。
次こそは、と毎回思うのだけれどね。

 この先に川村関所跡が有る。
トンネルを潜った先に有るのだけれど、案内の看板が有るだけ。
山北駅の北側にある河村城跡も行ってみたいと思いながら未だ行った事が無い場所。
日本百名滝の1つである酒水の滝は、ゆきさんとは行った事が無いし、久々に山北に行ってみようかな。

 昭和を思い起こす駅周辺の商店街も雰囲気が良い。
電車と桜の競演が見られる桜の名所として有名な場所だけれど、昔は東海道線の車庫として栄えた山北駅。
大野山を含めて、山北周辺を散策するのも良いな。 
  



最新の画像もっと見る

コメントを投稿