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山・街・旧跡・名所歩きだけでなく、近所の散歩やサイクリング等、「お出掛け記」と管理人の「好き勝手言いたい放題記」です。

ほうとう三昧放蕩三昧? ~山梨甲府観光記 2004.1.31~

2012年02月05日 19時44分57秒 | 2006年散策記(街・観光地編)

 珍しく今日は特急に乗って遠出。
と言っても目的地は山でないし、サッカー観戦でもない。

 「8:00丁度のあずさ2号で~♪」
ではなく、八王子発「8:33のあずさ3号で~」甲府へ向かった!

 甲府の山梨県立美術館にはミレーの「種をまく人」が所蔵されている。
そして直ぐ隣に有る山梨県立文学館には、芥川龍之介の生原稿等が所蔵されており、此れ等を見るのが目的。

 甲府駅は中学の時に1度来た事が有り、武田信玄が作らせた信玄堤(しんげんづつみ)や菩提寺(だったかな?)のお寺やらを見学して以来。
駅前の信玄像を見た後、バスで美術館へ。
 「おおっやってる!」
 『山梨県立美術館のミレーとバルビゾン派』
此れが企画展なのかな?

 で、少しして「あれっ?」と思った。
会場が「美術館でなくて文学館になっている」
そして右側の方に『休館のお知らせ』が・・・。
改装工事をしていて、美術館は閉館しているとの事。
「えっ?おいおい・・・」
でも、文学館に作品を移して展示しているそうで、「ホッとした」

「ん?」

 『ミレーの「種をまく人」「夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い」「ダフニスとクロエ」「冬」の4点は、休館中に修復するため、文学館に展示されていません。その他のミレー作品は展示されております。』

・・・・・ええ~っと、どう言う事だ?
暫く事態が飲み込めなかった。

 工事中の美術館の様子。
・・・入口の看板は、今後何日からとかではなく、現在工事中で間違い無いのか・・・。
と、此処で漸く「事態を飲み込めた」と言うか、「現実を受け止めて諦めた」と言う感じに。

 あ~ぁ・・・・。
とは言え、目的の1つである芥川の生原稿が有る文学館は大丈夫。
 「「種をまく人」等4点の作品以外は文学館に展示されているそうだし、完全に休館で作品全てを未公開でないだけマシ」
と、気を取り直そうと・・・・しつつも、難しいね。
写真は文学館の外観。

 その向こうには綺麗な富士山が。
何時も見る神奈川からの富士山とは少し形が違うのだけれど、宝永火口が見てない点に以外は直ぐには分からないな。
「違いの分かる大人・・・」には、未だ遠い様で!

 昼食は道路の反対側に有るほうとうの専門店である「小作」で甲州名物ほうとうを。
写真は定番の「ほうとう」。

 此れは甘味と言う感じの小豆入りのほうとう。
昼食はこの2種を注文。

 当時はインターネットが現在ほど普及しておらず、この時の旅の情報は図書館に有ったブルーガイドやじゃらん等の旅雑誌や書籍で入手。
休館日や開館時間、バス停や駅からの所要時間等をしっかりと調べていったが、改装工事何て急な情報は勿論記載されていない。
 「調べてきたのになぁ・・・」
と、昼食中も改装工事の話題ばかり。
満腹になって少しはショックも癒えて・・・・う~ん・・・。

 文学館に展示されていた美術館の作品は少しだったので、時間に余裕が出来た。
と言う訳で、徒歩で甲府駅に向かう事に。
 途中様々な石・宝石を展示販売しているお店(博物館?)に寄って見学。
自分で磨く原石を数個購入して今後の楽しみとした。
まぁ、此れも美術館が休館だったからこその出遭い。
まぁ、良くは無いけれど、「少しは良し」とするか!

 駅ビルでお土産を購入した後、夕食は再び小作へ。

 何だったっけな?
昼とは違う物を頼んだのだけれど、忘れちゃったな。

 此れはざる饂飩(つけ麺タイプ)のほうとう。
この2品を注文してほうとう三昧の食事に。

 夕食後、この旅の目的の1つである石和温泉(いさわおんせん)駅近くに有るケーキ屋さん「MISAWA」へ。
テレビ東京の番組であるテレビチャンピオンで優勝した経歴を持つ方のお店で、折角だからと今回の計画に入れておいたお店。
なかなか美味しかったし、綺麗で大きくて盛況なお店でした。
彼是楽しんで「放蕩三昧」な度だったかな?
大きな「オチ」が有ったのは私らしいけれどね。



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