舞台「あゆみ」感想１

舞台『あゆみ』観ました。

子どもの頃から
一気に振り返るような
懐かしい、不思議な気持ちに
なりました。

心残りになってること
あるなあと思い出しました。

もう戻れないと
思っていたけれど、
そうでもないかと、
まだ終わりじゃないのかなと
思いました。


自分の道は、
結局ひとりで歩くものだと
思っていたけれど、
何だかみんなで繋がって
いるような気がして、
嬉しくなりました。

でもとても
涙が止まりませんでした。

それは悲しい涙じゃなくて、
熱いものが湧き出して
胸をあたためてくれる
ような感じでした。

もーれつに
唐揚げが食べたくなりました。
（よく会話に出てきたから？）

それは
懐かしい味 母の味。
心と体に じゅわ～っと
染み渡ります。

歩き疲れて倒れた時も
食べたら元気みなぎって
また立って歩けるような

そんな感じです。

そんな舞台の後味でした。
私にとって。


………………
大した数観てない私ですが、
見たことないタイプの
お芝居ではありました。

８人の女優さんが
すべての役を次々と
入れ替わりながら
演じていく

８人でやる
一人芝居のような。

でも、
そんなに違和感は
ありませんでした。

誰がどの役、というより
目の前にいる人の
言葉や動きや気持ちなどに
ただただ目を向けていました。

役になっている人の
まわりを取り囲む人も
一体となって動いているような
心地良さがありました。


前に観た
コンテポラリーダンスにも
似てるけれど、それより
お話の要素が強いのかなと
思いました。


（続く）