日なたでよいしょ、木陰で一服

花が大好き、野の花も好き。
農家の主婦が、日々のあれこれを綴ります。

花粉作り

2011-05-20 21:49:57 | 農作業
キウイフルーツは雌雄異株なので、授粉をしなければ実が大きくなりません。

受粉のためには花粉を作らなければなりません。

まず、雄の木の花(雄花)を摘みます。

花が咲いてしまうと花粉が飛んで少なくなるので、出来るだけ咲いてすぐの花や、明日咲く蕾を摘みます。


この花や蕾から、葯を取り出さないといけません。
それにはこの機械を使います。


取り出した葯です。


葯を紙に薄く広げて乾かします。


よく乾くと、今度は葯と花粉を分離します。
それにはこの機械を使います。

以前は、この花粉精製機がなく、手回し機で作っていました。

ここでできた花粉を、もう一度100メッシュの篩にかけて出来上がりです。

模造紙いちまいの花粉がこれ。

たったこれだけ。

でも今日は、10枚分を精製したので、コップ8分目くらいの花粉ができました。

ニュージーランド製の花粉も買ってありますが、まだまだ足りないので、雄花摘みと花粉作りが続きます。












コメント
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