「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「白く染めて」

2010年12月31日 | 季節の移ろい・出来事

             

確か昨年の大晦日も、朝からウッスラの雪化粧で寒い一日だったような。
今年も、年の瀬になって押し寄せた異常寒波によって、日本列島震え上がっている。

さて今年も今日で終わり。というか後1時間を割ってしまった。
この期に及んで今年一年を振り返るのも手遅れのような感じもするが、やはり自分の気持ちの中で、一つの区切りをつけたい思いはある。

昨年の暮れに出された岩国検定立ち上げの話し。
心強いリーダーのもと、兎に角何が出来るか、どこまで出来るか、グループ結成。キックオフが1月下旬。以来、あれこれあれこれ練り上げて、ついに11月28日、堂々の岩国検定試験実施の運びとなった。
全員の知恵を出し合い、細やかな心遣いなど、独自色を出した検定実施。それなりの大きな評価を頂いた。
この一年のというか、我が生涯の中でも特筆すべき活動であった。そんな一年であったことを誇りに思っている。

NHK大河ドラマが、我が生涯の師と仰ぐ坂本龍馬の偉業の足跡を辿る「龍馬伝」であった。毎週毎週欠かさず見た。
若りし頃、司馬遼太郎「竜馬がいく」を夜中まで読みふけって遅刻を重ねて叱られた記憶も新しい坂本龍馬。
ドラマも佳境に入り「大政奉還」が近づくにつれて、矢も楯もたまらず、10月には親しい友の声がかりもあって、京都に出向いた。寺田屋はじめ池田屋・酢屋、最後に凶刃に倒れた近江屋跡など、龍馬の足跡をたどった。もちろん、中岡慎太郎とともに眠るお墓にも手を合わせた。
このことは自分にとって大きな大きな心の支えになる旅となった。
間違いなく生涯の記憶に残る京都散策となるであろう。

恥を忍んでNHKのど自慢予選会に応募した。
これは単に歌が好きとかの話しではなく、なんとか親父の気持ちをセガレに聞かせたい・・・という秘めたる願いがあった。図らずもはがき審査で予選への出場が決まった。曲目は最初っからこれしかない、と決めていた吉幾三「父子じゃないか」 結果はアピール不足で予選落ち。本戦でテレビに映ることは出来なかったが、親父の気持ちをどんな形でもいい表に出したかった。セガレへの思い入れが届いたかどうかは別として、広い会場に響き渡った孫の声援は確かに耳に残っている。それが2月のことだった。

母の三回忌も無事執り行った。
三人の孫も、入院騒ぎなども乗り越えて元気に育っている。
贅沢を言えばきりがない。十分恵まれた一年であったと思う。
この一年を土台に、更に来年も充実した一年を過ごしたい。

最後になりましたが、この一年間、つたない拙ブログに大きな声援やコメントを頂きまして誠に有難うございました。
なかなか思いの丈が指先に伝わらず、舌足らずや思慮不足の雑文にもかかわらず、お付き合い頂いた優しさに心から感謝申しあげましてこの一年の締めくくりとさせて頂きます。
願わくば来年もまたよろしくお付き合い頂ければ幸甚に存じます。  yattaro-拝
 

 

 

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「絶好調」

2010年12月30日 | つれづれ噺

冬休みに入って間もなく、3泊4日のスキー合宿に行っていた孫兄弟が帰ってきた。
無事に、満面の笑顔で帰ったことを喜んでいる。

4年生の兄ちゃんは昨年に次ぐ2回目。2年生のカー君は初めての体験。
食が細く、時間も掛かる。かなりのマイペース派のカー君。
合宿生活が出来るのか、ジジとしては手を張るような思いで、見送った。
父親は、{大丈夫でしょう・・・」と軽く笑顔を見せる。

帰ってきた二人の張り切りようを見て「この親にしてこの子ありか・・・」と心配した自分を少し反省。

         

特にカー君は、意外に行動が早く、食欲も旺盛で全ての行動に十分ついて行けたようだった。
そして兄ちゃんのシルバーに対してブロンズではあるが、認定証とメダルを授与されて、それはそれは大喜び。絶好調のご帰還であった。

              

この子らがスキー合宿に行ってくれたお陰で、我が家の年の瀬は非常に平和で、あれこれあれこれ順調に作業がはかどった。
笑顔で報告に来た兄弟が、急に静かになったと思ったら、「眠くて眠くてたまらん」という。合宿の部屋の柱時計が「コッチンコッチンうるさくてなかなか寝られんかった」と口をとんがらす。

二人がトーンダウンすると俄然張り切るのが悠雅君。
やれやれこの喧噪が戻ってきた。遠くから無事に帰ったのは嬉しいが、この4日間の静けさは貴重な時間だったことを改めて思い返している。

               

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ご当地検定雑感」

2010年12月29日 | 岩国検定

      

リーダーがいて、何にもないところから構想を練り、グループを結成。
試行錯誤を繰り返す中であらゆる準備を整え、1年がかりで育て上げた岩国検定。11月28日(日)、94人の受験者によって第1回目を終えたことは何度か取り上げてきた。
その関連で先日、周南市が実施した第2回「周南市歴史博士検定」の認定証授与式に行ってみた。

市長・教育長はじめ市政の重鎮が居並ぶ認定証授与式。
当然ながら、認定証は市長・教育長などから直接授与される。
飽くまでも主催は実行委員会となっているが、実質的には周南市の年間行事として組み入れられており、マンパワーも専従的存在がある。

「関門海峡歴史文化検定・・・下関市」 「萩、ものしり博士検定・・・萩市」 「やまぐち歴史・文化・自然検定・・・山口市」 「岩国検定・・・岩国市」
このようにネーミングも異なるように、ご当地検定のやり方、取り組み方にも色々あるし、受ける側・受けさせる側の温度差も色々ある。
まだまだいずれも発展途上。今後に色んな課題を抱えているというのが現状のようだ。

ご当地検定の大先輩である、京都検定「京都・観光文化検定試験」の7回目が12日に行われた。
京都と東京の計3会場に5199人の受験者が集まったという。主催は京都商工会議所。
初心者が3級でマークシート式、合格者が2級を、2級合格者が1級の受験資格を得る。
「最難関の1級の問題はすべて記述式で、上加茂神社や顔見世についての論述問題もあった・・・」
さらに京都では、京都検定合格者らによってNPO法人を立ち上げ、今では280人の会員が、観光ボランティアを中心に活動の輪を広げているという。

こうしてみると、単なるご当地検定も、実施方法・継続方法・合格者の活用方法などなど、色んな参考案件が転がっているようである。
緒に就いたばかりの岩国検定ではあるが、当面来年の第2回目実施という目標を見据えて、じっくり腰を落とし、エネルギーを蓄え、さらなる飛躍を誓う年の瀬である。

  ( 写真 : 周南検定、認定証樹枝器会場に掲示された、各地の検定ポスター )

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「存在価値を・・・」

2010年12月28日 | 季節の移ろい・出来事

           

年末恒例の窓ガラス拭き。 
お天気はいいが、チメタ~イ風の吹く昨日、二階のベランダに脚立を立てて、キュッキュッキュ、音を立てて磨き上げる。

ドライバー1本で、網戸という網戸を外し、高圧洗浄機で新品同様に。そして難なくはめ込む。
存在の薄れかけたお父さんの力を誇示する絶好の機会である。 やるときゃやるのだ・・・と。

そして今ひとつ。お父さんの存在を助けてくれるいいお友だちがいてくれる。
「オーイ、正月用の野菜はあるか~?取りに来るか」と電話が掛かる。
「行く行く」返事が早いかクルマを走らせる。

   

山の上にあるイノシシ囲いを施した肥沃の土地に、大きく実った白菜・大根・蕪・水菜。
泥の付いたまさに取れ立てを運び出し、たわしでこすり真っ白にするのが吾輩の役どころ。
有り難い。しっかりクルマに積んで、同級生何人かに配って我が家へ。

これは、窓ガラス拭き以上に喜んでくれる。
例年は、99才を迎えた叔母が、自分の力では抜けないほどの大物白菜や大根をプレゼントしてくれる。ところが今年は、足のケガで農作業は自粛。くれる相手がいなかった。
そんな折りの、友からの呼びかけ。渡りに船!

師走の風が身にしみる冷たさの中、指先はかじかむ。が、気持ちはほのぼのあたたかく。
友のお陰でまた一つ面目を施す。
ウーン、吾輩もまんざら捨てたものではない・・・と咳払いひとつ。
人のゴボウで法事をする・・・ということわざを地で行くような・・・。

 

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「師走の風の・・・」

2010年12月27日 | ニュース・世相

          

  ♪ ♪  もういくつ寝るとお正月・・・ ・・・ ♪

今夜を入れて後5つ寝たら新年を迎える。 師走の風もいよいよ慌ただしく吹いている。
冷たさも一段と増してきた。 
年の瀬を目前に、厳しい世間の風にさらされている人も少なくない。

ついこの前まで広島東洋カープのユニホームを着ていた16人が、新天地を求めて来春早々新たなスタートラインに立つことになった。
そのうち外国人が5人。アメリカに戻って球界復帰が3人、2人は未定。
そして11人の日本人元プロ野球選手。進路の内訳を見ると・・・。

野球解説者転出が1人。コーチ・スコアラー・スカウトとして、広島球団に残るのが3人。
他球団や四国リーグなどで野球を続けられるのが3人。
後の4人は会社員として未知の世界へ。 それぞれがそれぞれに新たな挑戦が始まる。

彼らとしては、夢であり目標であったはずのプロ野球選手の座は掴んだ。
夢は叶えられたのである。但し、それが生涯の職業と成り得るかと言われれば、答えはノーであろう。ということは、遅かれ早かれ、進路変更の時は必ず来ることを承知しているはずである。
拍手喝采を浴びた過去はもう過去である。兎に角新天地での新たな活躍を期待したい。

夢に挑んだ若かりし頃の、野球に賭けた情熱と同じように、社会人として、一家の柱として、再生して欲しいなと心から思う。
この厳しい寒風にさらされながら、春には見事な花を咲かせようと、必死に伸びているイトスイセンの、か細いながらも凛々しい立ち姿に、彼らの新たな春を重ねてみる。

    ( 写真 : 11月半ばに芽を出して、今はすっかり逞しさを増した イトスイセン )

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「宝くじ前哨戦のつもりで」

2010年12月26日 | つれづれ噺

     
       1区の中頃までは横一線。淡い期待をかけたのだが・・・。 (全国高校駅伝)   

朝から何となくワクワクする一日となった。
先ずは、県代表のタスキを背負って、都大路を駆け抜ける全国高校駅伝。
我が山口県は?昨年優勝の広島県は?地元京都は?東北勢の活躍は?
興味は尽きない。

1区は10キロメートルの長丁場。しばらくは大きな集団で、足を踏まれなければいいが・・・転ばなければいいが・・・とテレビの前でヒヤヒヤしながら、この時点ではどの高校にも期待をかけて見ている。
2区・3区・4区・・・応援本命の我が山口県は完全に画面から消えた。 
これ以上語るのは、蛇足であり、愚痴になるので止めよう。

今ひとつのワクワク感。
JRA 「Japan Racing Association」 日本中央競馬会が標榜する、今年の競馬総決算「有馬記念」の馬券を買ってみた。 さて何ヶ月ぶりのチャレンジだろう。

     
       いい線行くかなと思いきや・・・世の中そんなに甘くない。(有馬記念レース)

クリスマスも終わった。 微笑ましいクリスマスカードも届いた。
そう言えばクリスマスケーキも届いて、美味しく頂いたのだった。 
そうしてみると何にも不足はないな~。それなのに何故、しばらく手も出していない競馬なのか。
そこは「有馬記念」というG-1レース。人並みに話のタネが欲しかったのかな。

いやいやそんな甘いことではない。早い話が、自分で自分に、一日遅れのクリスマスプレゼントをしたかっただけのこと。
枠連という固い馬券で、7枠を軸にながし。  見事大ハズレ!!

年末ジャンボ宝くじの前哨戦のつもりもあった馬券購入。見事に外れて、宝くじまで不吉な予感。
ウマで金儲けしたヤツいないよ・・・という歌の文句を思い出しながら、年末の一日、ワクワク感は見事に意気消沈。寒さが身にしみる夜を迎えた。
こんなときは、せめて風邪でも引かないように気を付けよう。 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「梅干し100個」

2010年12月24日 | 家族・孫話

  

小学4年生と2年生。 クリスマスともなればそれぞれに思いの丈の注文を出す。
ここにも兄弟でありながら、二人の性格というか、考え方や価値観の違いが見えて実に面白い。

兄ちゃんはさすがにサンタの正体をご存じ。だから頼む相手もちゃんと心得て「00が欲しい」と具体的な注文を出す。今年は一輪車。本当は他にお目当てはあった。だがいくらスポンサーとは言え、一人に3万円もは出せない。そこで急遽変更したのが一輪車に落ち着いた。
組み立てもそこそこに乗り始める。まだほんの少しへっぴり腰ではあるがやる気満々。

そこへいくと弟のカー君。ひょっとしたらサンタさんがいるのかな・・・?半信半疑だけにややこしい。
「オレ梅干し100個欲しい」と最初の注文。これは飽くまでも、欲しいと言う品物を本当にサンタが届けるのかどうか探りを入れてみただけ。「本当にサンタさんが持ってきたら食べるんじゃね」と念を押されてちょっと弱気に。というか、やはりサンタはいるのかも知れないと思い直したようだ。

次の注文は、DSというかつてのファミコンみたいな小型ゲーム機に登場するマリオが持っているストラップ。実在するのかどうか、兎に角売っていない。「カー君、あれは無いってサンタさんが言ったよ」と母親。「母さん、サンタさんの電話番号を教えて、オレが形や色をちゃんと説明する」と。挙げ句は「サンさんの電話番号3は分かるんよ、でもタは数字では何かね~じいちゃん」ときた。

こうなりゃ仕方がない。今年で夢を終わらそうと決心。コンコンと言って聞かせる。薄々感じていただけに意外にすんなり納得。
次なる注文は「虫図鑑が欲しい」すかさず兄ちゃんが「虫図鑑はオレが持っとる、じゃけー他のものに・・・」あれこれ考えてようやく落ち着いたのが「恐竜図鑑」。

梅干し100個から恐竜図鑑に落ち着くまでのプレゼント談義。
楽しい楽しい話し満載でイブの夜を迎えた。  来年からはプレゼントが3人分になるな~。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「昼が一番短い日」

2010年12月22日 | 季節の移ろい・出来事

      

今年も残り10日を切った。いよいよカウントダウンの始まりか。 今日は冬至。昼間が一番短いというか、夜が一番長い日である。 夕食にホクホクのカボチャがでた。 どういうわけか、冬至カボチャを食べると風邪を引かないと聞いたことがある。 湯船にユズを浮かべて、香りをほんのり楽しみ、少し長めの湯で芯から温まる・・・という言い古された言葉だが、いつまでたっても新鮮に聞こえる日本人の良き習慣である。

昨日の雨の一日に比べると、とっても爽やかな冬の朝日が眩しい。窓の向こうでまた一つ、ちょっと目新しい光景を見つけた。 フラれはしたものの、昨夜の皆既月食を狙ってカメラには望遠レンズがセットされたまま。これ幸い、起きがけにパシャ!

広島・山口の県境に位置する、如何にも武将が頭に載せる兜に似た小さな無人島が右手前。 その向こうは完全に広島県。下蒲刈島や黒髪島を臨む。手前の甲島(かぶとじま)と向こう側の島の間に、見事な雲が居座っている。

向こう側の島が、まるで浮き上がったように見える。こんな現象を何というのだろう。「浮島現象」とは少しおもむきが異なる。

手前の邪魔者がなければもっといいのだろう。が、横着構えて、寒さを突いて海岸に出ることをせず、ぬくぬくと二階の窓から撮るのだからこの始末。やっぱり足で稼がなければいい写真もいいネタも掴めないということか。・・・ンなこたー分かっているのにねー。

それにしても望遠レンズの威力は、今更ながら優れものだと思い知らされる。 この倍に増幅させられるレンズをどうしても手に入れたくなった。あと2ヶ月もしたらアオサギ君が姿を見せるのだから。 

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「雨の皆既月食」

2010年12月21日 | つれづれ噺

                

    ♪♪  雨が降るから 逢えないの  来ないあなたは野暮な人 

                     濡れてみたいは二人なら  夢は夜開く  ♪              

雨にも色んな雨がある。 何故か演歌の世界では、女が流す涙と結びついて、雨は悲しさを連れてくる。この時期の雨は、天下の名橋錦帯橋も淋しく肩をすぼめさせて見える。渡る人陰もまばら。

あれでもひょっとしたら・・・と淡い期待を持って、カメラの使い方を復習し、古い重たい三脚を準備し、望遠レンズはあった方がいいか、使わない方がいいか・・・あれこれ迷いながら夕方を待った・

なんせ日本で見られる3年ぶりの皆既月食というではないか。これが飛びつかずにいられよう。師走の雨朝から降り止まず、とうとう夕方を迎えた。 カメラを空に向けるまでもなく、いつが昼間だったのか、いつ夕暮れになったのか、それさえ区別が付かないまま、夜に入った。

7時NHKニュース。北海道で見られた、ほのかに赤い皆既月食の映像をチラッと見て、今回の皆既月食観察はお終い。 本来なら十六夜のまん丸お月様が、襟を合わせ帰り道を急ぐ人々の足元を鋭く照らすはずなのに。 雨に祟られてた夕方、こんなこともある。全く抵抗出来ないお天道様相手だもの。 諦めて来年6月を待つことにしよう。

師走の雨も今のうちにしっかり降るがいい。正月用品を買いあさる人出で賑わう節季詰まって降らないでよね。それでなくても、財布の紐が固く、景気の上向きが期待出来ないご時世。せめて正月前のいっときでも景気のいい声を聞きたいものだ。

                 

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「カレンダーが・・・」

2010年12月20日 | つれづれ噺

             

某生命保険会社が、サービスの一環で毎年写真カレンダーをこしらえてくれる。 もちろん提出する写真は孫君たちのものばかりである。 来年用はこの腕白トリオのカレンダーが、我が家のあちこちに張られることになる。 もちろんこうして、ブログとしても登場する。 他に自慢する物のないじちゃんの、唯一自慢のタネの笑顔である。

左から、長男4年生9才、スキーで上位入賞を目指し特訓中。早くも4回、人工雪ゲレンデへ。 三男1.8才、覚えたての片言で少しおしゃべり。自分から言葉は出ないのに、何故か一日2回以上電話してくる。右側、次男2年生8才、紙と鉛筆を持たせば、あらゆるものを絵にして見せてくれる。 それぞれに面白い。

カレンダーといえば、毎年各部屋に掛けても余って、最後はあまり関係ないトイレにまで掛けるほど、十分に手に入っていた。ところが今年は今のところたったの2枚しか来ない。このままだとカレンダーが希少価値を示すことになる。この年まで経験したことのない「カレンダー不足」の年末になりそうだ。

デフレと言われるほどの品物豊富の安売り競争で、宣伝用のカレンダー制作費まで販売価格に転嫁出来ない状態なのだろうか。 大型店がこぞってポイント制導入、それを見習って小規模店もポイント発行。それらのサービスが、カレンダーという年末恒例のサービスを押さえ込んでしまったのだろうか。

カレンダーに使用する、紙を作る会社に勤めて来たこの身には、紙の消費の落ち込みも大きな懸念ではある。国政選挙や、統一地方選挙の前後は一様に製紙会社が潤う。一年の中では後半にはカレンダー需要で稼働率が上がる実績もあったように思う。そういった循環が景気の下支えであったように思うが、世の中が大きく様変わりした分、景気の浮揚・雇用の安定も期待薄なのかな~。

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横幅を広げる

一行の文字数を増やしたい