「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「春は祭りと共に」

2012年04月01日 | 季節の移ろい・出来事


                        春の陽気に賑わう、隣村の天神祭り

春が来た。少し肌寒さは残るが春がやってきた。
スズメもヒヨもツグミも姿を見せた。それにツバメも第1陣がやってきた。

今日から4月。始まりの1日といえば先ずは何を思うや。エイプリルフール?それもある。
でも我が家の場合4月1日といえば、明治41年のこの日、おふくろの誕生日である。
こんな暖かないい季節に生まれながら、いつも汗にまみれた真夏のような人生を送り、再び春に戻ったような穏やかな顔で、永遠の眠りに付いたのは秋も終わりに近かった。

目と鼻の隣村で、春休み恒例の天神祭りが繰り広げられた。陽気に誘われ、写真収集の必要にも迫られ覗いて見た。
至る所知った顔がある。シャッターチャンスを逃しそうになるほど話の弾む彼もいる。

以前住んでいたところにも天神祭があった。2月半ば、ストーブを取り囲んで山車作りの下話を始める。テーマを決め、材料手配の段取り。凍える寒さの中で、40日間に及ぶ夜の山車作り手作業が続く。子供会の世話役と言うことで若いうちから駆り出された。そんな遠い昔が蘇る天神祭。
今住んでいるここには、祭りもなけれな何にもない。自治会は会費を集めて街灯電灯料を払うくらいのこと。もっとも子供がいなくなった高齢化団地。何にもないのがちょうどいいのかも。やっぱり淋しいやねー。

ところで、「四月一日」と書く苗字があるのをご存知かな。
さてなんと読むのでしょう???その昔、旧暦があたりまえであったころのお話。
旧暦の4月1日は衣替えの日であった。それまでは冬用の綿入れを着ていたのを脱ぎ捨て、あわせにに着替えた。つまり綿入れを脱ぐ、綿を抜く。そんなことから4月1日は「わたぬきさん」と呼ばれるようになったとさ。

春が来ると、頭の中まで少し軽くなるのだろうか。今日から4月。気持ちを新たに!!

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「青空に咲く白モクレン」 | トップ | 「春の嵐」 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
軽くクイズで~ (kei )
2012-04-02 14:47:20
護国豊穣を願い、生命の息吹を感じさせる春の「まつり」でしょうか。
「まつり」は古来神事ですものね。
担い手がどこでも課題になってきているようで残念ですね。
地域おこしの楽しいイベントでもあるのでしょうに。

五月七日はツユりさん、八月一日はホズミさん、あるいはハズノミヤさんですって。ウソではありません。
では、
Q.十月一日を「ワタイレ」さんとは言うのでしょうか~。(笑)

クイズで・・・kei さん (yattaro-)
2012-04-02 21:11:42
一昔前までは、子どもの笑顔が楽しみで、1ヶ月以上前から山車を作っていました。
今はその笑顔も歓声も少なく、大人が中心になって山車を引き回すんですよ。
それでもやはり地域の大きなつながりの年中行事です。

十月一日・・・?そっか~「わたいれ」さん「わたいり」さん。なんかありそうですね(笑)
名字って、いい加減と言うか奥が深いというか、面白いものですね~
わたぬきさん (takeko)
2012-04-03 01:33:40
ヘー知らなんだ。ありがとう。天神さん懐かしいねー
takekoさん (yattaro-)
2012-04-03 21:13:00
ヘッヘッヘ、知らなんだじゃろ。
こんな話も面白いね。

コメントを投稿

季節の移ろい・出来事」カテゴリの最新記事