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自転車に乗って、美味しいものを食べに行ってます。秋から春はスキー、夏は登山も。前十字靭帯断裂するも手術して復帰。

映画日記-「アベンジャーズ」(110/683)

2013-10-27 19:46:48 | 映画
映画「アベンジャーズ」(原題"Marvel's The Avengers", 2012年)を見ました。見ただけで、観ていません。

アスガルドを追われたロキは、宇宙人種族チタウリと組み、地球を滅ぼそうとする。
一方、国際平和維持組織S.H.I.L.D長官のニック(サミュエル・ジャクソン)は、研究施設を訪れている途中、極秘の研究対象である異星からの物体キューブが暴走を始めるのを目の当たりにする。
突然開いたワームホールから現れたロキはキューブを奪い逃走する。ニックは、アイアンマンのスターク(ロバート・ダウニー・Jr)やキャプテン・アメリカのロジャース(クリス・エヴァンス)らを召集し、事態の収拾に乗り出す。

アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ハルクなどのマーベル・コミックのヒーローが一堂に会して地球の危機に立ち向かう、という何だかクサいストーリーです。
途中から、この手の映画にありがちの、仲間割れ、混乱に乗じた敵の攻撃、なぜか仲直りして協調して敵に対峙、みたいなお決まりのパターンになってきたので、あまりにも下らなくて、ながらで見ていました。
さらに、登場人物が自己紹介もなくいきなり登場してきて、観客に対して「コイツは誰だか当然知ってるだろう」的な、マーベル・コミックのテストのようになっています。
ワタシも随分マーベル・コミック映画は観ましたけれど、そんな真剣に観ているわけじゃないし、誰が誰だかなんて分かりません。
異星人の侵略も、地球を侵略するにしては小さな怪物機械と少数の兵士で、周囲の人々を銃撃して満足している。これって、昔のテレビの戦隊物みたいに、世界征服をたくらむ悪の組織が幼稚園のバスを誘拐するのと大して変わらないレベルじゃないでしょうか。

こんな映画が興業的に成功しているなんて信じられません。
アメリカ映画の企画の枯渇ぶりは目に余るものがありますが、そろそろ何とかした方がいいんじゃないでしょうか。地球の崩壊どころか、映画文化の崩壊を見るようで哀しいです。
映画文化を救うヒーローなんていないのかしら。


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