映画日記-イーグル・アイ(52/319)

2010年52本目、映画日記319本目

映画「イーグル・アイ」（原題"Eagle Eye",2008年）を観ました。

中東でテロリスト集団の幹部らしき人物が目撃される。解像度の問題から、幹部本人である確率は低かったが、状況から幹部と判定し、最後は大統領命令によって爆撃許可が下り、作戦は実行される。

ジェリー（シャイア・ラブーフ）は優秀な兄といつも比較されることに嫌気がさし、放浪の末にコピー店の店員をしていた。
軍隊で優秀な軍人である兄の突然の訃報に接し、実家で葬式を終えて戻ると、自宅に次々と武器が届き、テロリストの疑いで逮捕されるが、謎の女性からの携帯電話の指示によって、脱走させられる。
同様に息子を人質に取られ、同じ女性の声の指示で動くレイチェル（ミシェル・モナハン）と共に、不思議な脱走劇が始まる。

スピルバーグ製作総指揮の映画。アクション映画としてはテンポの速いストーリー展開とアクションシーンがみもの。ただし、ストーリーそのものは、どこかで観たことがある、と思わせる感じです。
携帯電話で謎の指示を受けた直後に予告通りのことが起きるなどは「マトリックス」そのものだし、訳もわからずに事件に巻き込まれ、迷惑そうにしているシャイア・ラブーフは、別の主演映画「トランスフォーマー」そっくりでもあります。

国防長官を演じるマイケル・チクリスは、「ファンタスティック・フォー」のザ・シング役。がっしりとした体格と丸坊主頭が、どことなくアーミテージ国務長官を彷彿とさせます。