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自転車に乗って、美味しいものを食べに行ってます。秋から春はスキー、夏は登山も。前十字靭帯断裂するも手術して復帰。

映画日記-エボリューション(35/136)

2008-05-25 02:00:00 | 映画
2008年35本目、映画日記136本目
映画「エボリューション」(原題"Evolution", 2001年)を観ました。

この映画は前にも観たのですが、この下らなさ加減をまた観たくなって、今回はブログ用に。

アリゾナに隕石が落下。地元の大学教授、アイラとハリーは調査に出かけて、隕石からサンプルを採取する。それは地球外からやってきた原始生物だった。不遇をかこっていたアイラは、世紀の大発見を自分のものにしようとしばらく内緒にしているうちに、原始生物は驚異的なスピードで進化を遂げていった。
一方、軍も伝染病研究所のアリソンと隕石調査に乗り出す。

はっきり言って下らない映画ですが、このバカバカしさはよかった。
主人公の掛け合い漫才のような小気味よいテンポの会話も楽しい。中で映画をかなりおちょくっている会話もあります。
進化した生物はVFXのオンパレード。実在しない生物だけに、制作者達が大いに遊んだ形跡が伺えます。

この映画が公開されたとき、ポスターには「人類へ、よい終末を」というコピーが書かれていました。これは思うに名訳だと思う。オリジナルは"Have a nice end of the world"で、よく使われるフレーズ"Have a nice weekend"に引っ掛けていますが、この訳は「終末」と「週末」をもっと上手く引っ掛けています。

まあ、映画のポスターやDVDのパッケージに印刷された、三つ目のスマイリーからして、映画の製作者自身がかなり遊んでいるんでしょう。

主演のアイラはデイヴィッド・ドゥカヴニー。Xファイルのフォックス・モルダー特別捜査官で有名ですが、こちらでは結構ふざけた役です。アリシア役にはジュリアン・ムーア、「ジュラシック・パーク」のハーディング博士。喜劇俳優として「ゴーストバスターズ」や「絶叫屋敷へいらっしゃい」「マイ・フェロー・アメリカン」などのダン・エイクロイドがマヌケな州知事。
有名役者達がこんなおバカな映画に出ることもあるのがアメリカの面白いところ。


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